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No.4 持ち物のハナシ

海外旅行は、国内旅行に比べていろいろ用意する必要がある。

犯罪に遭わないため、長丁場のフライトを快適に過ごすため、日本とは仕様が異なるモロモロに対処するため、何かと持っていく荷物が大量になってしまうものである。

今回は、そのへんのモノの確保・調達、そしてそれらを本当に使ったか・使ってどうだったかの話をします。

 

持ち物リスト

今回の旅行で持っていったものは以下のとおりとなった。

表の左側は「用意するにあたって事前に考えたこと」、右側は「実際持って行っての感想」となっています。ちなみに一番最後には「持って行ったことへの4段階評価【◎:予想外にアタリ、○:予想通りの活躍、△:少し期待外れ、×:全然ダメ】」です。

 

必須系(肌身離さず持参)

用意したもの

用意するにあたって事前に何を考えたか

実際持って行ってどうだったか

パスポート(写真)

これがないと話にならない。

アメリカ国内では、思ったほど頻繁に見せることはなかった(飛行場とホテルくらい)。ポケットに入れるより無くす確率を減らすため、首から提げる方がよいカモ。

航空券・ホテルの予約票

これもないと話にならない。

首から吊すシークレットポケットに入れて持参した。

券が汗でグショグショになる以外は、シークレットポケットに入れたのは正解。何かの都度ポケットを「無くしたかも」と心配しながらまさぐらないで済む。

クレジットカード

普段は1種類のカード(VISA)しか持ち歩いていないが、危機管理も考えて複数持参することにした。使わず塩漬けにしている、デカプリオのオリコ・JCBカードが、初めて活躍することに?

幸いデカプリオ君の出番はなく、シークレットポケットの中から出ていくことはなかった。クレジットカードについては、ビザカードが使えない場所(アメックス専用AT&Tの電話機とか)も複数あった。

海外旅行傷害保険証証券

今回は事前に手厚い保証が受けられる保険と契約。

幸いお世話にならず。

若干の現金

現地通貨の米ドルは日本で両替していく

円→ドル両替は成田空港内郵便局で「$1=\118」、ニューアーク空港内両替所では「$1=\123」だった。

ドル→円両替も成田空港内で「$1=\112」。時間に余裕のあるときは市内のアメリカ銀行で両替、てのもテかも。

カバン・入れ物

用意したもの

用意するにあたって事前に何を考えたか

実際旅行に行ってどうだったか

スポーツバッグ
(カギ・名札取付)

主に衣料を入れる。航空機預け用。

家にあったボロにガムテープで接ぎをあてて持参。荷物少なめなこともあり結構持ち歩き易かった。

モバイル対応ナップザック(カギ取付)

現地での行動および飛行機内持込み用。

一応持っていったけど、スーツには合わない。

ビジネスバッグ

秋葉原で1000円で売っていた安物を衝動買い。現地での行動用。

ガイドブック2冊とコピー綴りと辞書と英会話集入れると結構重いが、ナップザックよりスマートである。

財布(ワイヤー取付)

普段日本で使っている財布に引ったくり防止用のケーブルを追加して使用。

Good。新しく買うほどのこともなかった。

セキュリティケース

保健証などを入れておく用。

持っていってよかった。ただし首から提げるタイプなので、汗でぐしゃぐしゃになる。

パスポートケース

これを別に用意したのは、現地状況からパスポートの提示を頻繁に求められると考えたため。

パスポートは空港とホテルでしか掲示を求められなかった。首提げ式の方が良い。

×

洋服

女性の場合はいざ知らず、オトコでもまぁそれなりには考えるものです。

用意したもの

用意するにあたって事前に何を考えたか

実際旅行に行ってどうだったか

下着・靴下

3日分あればいいかな・・・と思いつつ、現地は夏真っ盛り、大汗をかくことも考えて4日分持参。ちなみに紙の「使い捨て」のやつは、(絶対無いけど)万一脱ぐとき絵にならないので棄却。

多めに持っていったことで洗濯したものが乾かないとかいったハプニングに対応できた。

背広

万一「フォーマルな店に行ってみたい」と思ったときのため持参。どうせズボンは2本もって行かざるを得ないし(旅行中、1本を6日間履き潰した結果、汗臭くて困った経験あり)。

背広が求められるフォーマルな場所には結局行かなかったが、持参してもあんまり邪魔にはならなかった。

シャツ

背広用1枚、普段着用2枚、両用1枚(某大臣ではないが「勝負Yシャツ」として買った黒のシャツ。崩して着てもまぁそれなりに格好がつく。)

背広用は背広に、普段着用はチノパンにあわせて着用。暑すぎず、寒すぎずでちょうど良かった。

ズボン

この日のためにチノパンを新調。まさか擦り切れたズボンを穿いていくのもナンだし。

ベルト無しでも穿けるように、ウエストは細目の方が良い。

ショートパンツ

泊まるホテルには「浴衣」なんて無かろうから、パジャマ代わりにジムで使っているものを1枚。

寝るときは裸、部屋を出るときはズボン着用のため全く使わず。

×

シャツもう1枚?

土建業を営む会社で普段着ている、会社名なしのサファリルックの開襟シャツ。すぐ乾くし着心地いいので一時真剣に持参を考えたが、さすがに自重。バレたら一生社内の笑い物だ。

さすがにニューヨークでこれはねぇ。特に日本人観光客の目が気になりそうだった。

アメニティ

カギとか小物系とか、いろいろ調子に乗って買っていたら6000〜7000円くらいすぐ飛んでいってしまった。全く、「男が料理するとなって、使いもしないのに親子丼鍋とかタコ焼き器とかの道具に目が行ってしまう」のに似ている。

用意したもの

用意するにあたって事前に何を考えたか

実際旅行に行ってどうだったか

医薬品(風邪薬・胃薬・酔止)

なんでも現地では、薬は処方せんが無いと買えないらしいので。

結局使ったのはかゆみ止めと酔い止めのみ。でもあると心理的にも安心できる。

洗剤・ハンガー・クリップ

買いました。トラベル用のセットをこの日のために。洗剤とヒモ(すずらんテープ)と洗濯ハサミを別々に買ったほうが安いかも。

今回一番のハズレ。洗った服は生乾きで臭くなり使い物にならず(持っていくなら絶対に除菌消臭洗剤!)、洗濯ハサミ・ヒモは家に大量にストックがあり、わざわざ買うことはなかった。

×

歯磨き・歯ブラシ・ひげ剃り・ブラシ・小型整髪料

一通りのものを持参、と思ったらブラシ等は日本に忘れてきた。

必要なら現地で調達できるし、場合によってはホテルにもおいてあるし。

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アイマスク・耳栓・空気枕

トラベル用品で。帰国したらすぐ仕事なので、それなりに機内でも休めるように。旅行が終わったら職場に置いておき、昼休みの昼寝に使う。

今回搭乗したコンチネンタル航空では、乗客にアイマスク・耳栓・枕の貸し出しがあり、ぐっすり休めた。

×

スリッパ

紙のスリッパはテロテロで履いていて気持ち悪い。安くてもしっかりしたものを購入。

飛行機の機内で役に立つ。しっかり・しっとりした履き心地が心地よい。

文具・電気製品

用意したもの

用意するにあたって事前に何を考えたか

実際旅行に行ってどうだったか

パソコン・電源アダプタ・LANケーブル・モデムチェッカ(あれば写真)

ホテルの電話は家庭の電話とは異なりモデムを挿すと壊れる可能性があるので、チェッカを購入。約4000円ナリ。

モデムチェッカ有効、LANケーブルは無効。

航空機でのPC使用には専用アダプターが必要だと知ってショック。

デジカメ・電源アダプタ・USBケーブル

アダプタは海外電圧対応品。

お金に余裕がなくなければ、是非デジカメのメモリは増設しておきたい。

スチールカメラ・フィルム

デジカメだと撮影枚数が限られるし、旅の思い出となる写真にならないため、安いコンパクトカメラも持参。

デジカメ主体とするなら、「写ルンです」でも良いかも。

ノート・シャープペン・消しゴム・ボールペン

筆談したりするの必須。画板なしでも物書きが出来る、表紙が分厚いものを奮発。

旅行のメモ・筆談等をチョコチョコと書くのに有効。

顔写真

結局持っていかず。

パスポート再発行等、写真が必要になる事態にならなかったし。

CD・プレーヤー・乾電池

機内でのヒマツブシの主役。MP3で5枚ほど焼いて持参。

機内では全く使わず。機内オーディオのイージーリスニングをひたすら聴いていた。

使ったのは、現地で、現地人ぶって地下鉄車内で聴くくらいだった。

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図書

用意したもの

用意するにあたって事前に何を考えたか

実際旅行に行ってどうだったか

ガイドブック

「地球の歩き方」。2002年度版から「一目でそれと分かる」ブルーのデザインを止めたのは拍手。あとは現地の書店のブックカバーを巻いて擬装を図るべし。

面倒臭くなって、日本語ガイドブックに見られないための擬装は結局しなかった。

参考ガイドブック

もっていくのは前回紹介の2冊。

JTBの本は一度も開かず。兵藤ゆきの方は割とよく見た。

図書・雑誌及びそのコピー

バッテリーパークと日本製地下鉄車両のことが書いてある図書・雑誌のコピーをを持参。

簡単に読めるものなら、飛行機離着陸時の格好の暇つぶしになる。文庫本も2〜3冊持っていった。

英和・和英の小型辞書

集英社の2100円の辞書を成田空港で買って持っていった。

1度だけ使った。高くても小さくて語数の多いジェムの辞書(約4,000円)がおすすめ。

英会話ガイド

先に書いたJALのガイドはなくしたため、成田空港で別なのを買って持参。

全く使わず。機内で読もうとしたが、とても「一夜漬け」できなかった。「一夜漬け」でどうにかしよう、という気分にすらならなかった。

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更新日 2003.06.29
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