![]() |
おべんとうde おやゆび姫 Page2. |
![]() |
さかなたちに にがして もらった おやゆびひめは このはに のって いけを なが しばらくすると ちょうちょが やってきて おやゆびひめに 「いっしょに うたおうよ!」とこえを かけて くれました。 おやゆびひめは さみしかった きもちが いっきに あかるくなって ちょうちょと いっしょに うたを うたってすごしました。 ちょうちょと おやゆびひめの うたごえを ききつけた てんとうむしが やってきまし 「なんて うたの じょうずな おんなのこ なんだろう。 ぼくの およめさんに してやろう。」そういって てんとうむしは おやゆびひめを つれさってしまいました。 もりに たどりついた てんとうむしは しげしげと おやゆびひめを みつめました。 「よくみると このこには はねが ないや。 せなかに てんてんも ないぞ。やっぱり このこはぼくの およめさんには いらないや!」そういって おやゆびひめを もりの なかへ すてて しまったのです。 |
| ←まえのページへ | つぎのページへ→ | |