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Art of the treble~sounds’Library (JAPAN)

ウィーン少年合唱団 DVD LDWiener Sangerknaben DVD LD





DVD

2013
  A VIENNA BOYS' CHOIR CHRISTMAS
SONGS FOR MARY(FMDVD122013)


1.Nigra sum sed formosa (Jean Lheritier)
2.Andachtsjodler (Traditional)
3.Jauchzet, frohlocket BWV 248 (Johann Sebastian Bach)
4.Ave Maria(Franz Biebl)
5.Als Maria ubers Gebirge ging
6.Salve Regina (Henri Dumont)
7.Beata es Virgo Maria (Giovanni Gabrieli)
8.A la xácara xacarilla (Juan Gutiérrez de Padilla)
9.Es ist ein Ros' entsprungen (Traditional)
10.Stille Nacht (Silent Night) (Franz Xaver Gruber)
11.Namo, namo, Maria (Marathi devotional song)
12.Ave Maria (Anton Bruckner)
13.Mariä Wiegenlied (Max Reger)
14.Still, still, still (Austrian Christmas carol)
15.Ave Maria (Camille Saint-Saens)
16.Ave Maria Mahalaxmi (Gerald Wirth)
17.Maria durch ein Dornwald ging (Traditional)
18.Virgo prudentissima (Josquin Desprez)
19.Tod und Liebe (Raoul Gehringer)
20.Oh, Mary, Don't You Weep (Negro spiritual)

 辛口コメントです。なのでこれを読まれた後に実際にDVDをご覧になっても、1%位はこのコメントに共感していただけるかもしれませんが、後の99%は嘘だと思うことでしょう。そうあって欲しいです。
 買った手前必死で見ましたが、苦痛の87分でした。まず3番のバッハの演奏は私には下手に聴こえ、オーケストラの音も貧弱に聴こえ、客席でふんぞり返っている子どもの態度は不愉快でした。歌っている団員くんたちより結構指揮者の映像の割合も高かったことにも・・・。
 が、DVD全体を通しては、瞬間的に合唱のフォルテやフォルテシモが汚く聴こえることが少しあった以外は、音はきれいに響いていました。WSKらしい音でした。
 なのに、では、見て、何故に不完全燃焼なのか。理由は出ている音を信じることが出来なかったからです。たとえば、ソロが聴こえてきても画面で歌っている団員くんの声とは思えなかったシーンがあり、又、全体的にクチパク状態にも見えました。DVD最後の聴衆全員のスタンディングオベーションもヤラセに感じましたし。Bomi Kim氏のピアノで団員くんたちが歌うシーン。ピアノ以外の音も聴こえていましたけれど? でもシーンではピアノだけ。
 ま、これはクリスマスをモチーフにしたよくあるタイプの(芸術で)映像詩なのでしょうから、こんな小さな(?)ことは一般的には、気にすることではないのかもしれません。
 又、今回、いちいち帽子を被って歌わせているのも鬱陶しかった。団員くんがUPになると、当然帽子のWiener Sängerknabenの文字が映し出されてCM出来ることでも狙っているんですか?とか思いました。WSKはそこまでしないとダメになっちゃったの、って? 先達が500年かけて築いてきた伝統はどこへ向かっていくのでしょうか。ま、良いです。それは経営者の考えることでしょうから。
 DVD最後の曲がジャズでしたが、女性シンガーさんの演奏がDVD中、一番上手に聴こえました。残念無念。
 でもね、エンディング(エンド・ロール?)に団員君のソロが流れて清々しかったのです。昔のWSKファンの私(今だってファンです!)は、ふつーに歌っている団員を見たいのです。映像詩なんかいらないから、普通にひな壇を組んで、横にクリスマスツリーでも置いて、ピアノ伴奏だけで歌ってくれたら、どんなに良かったか。と思うのです。残念無念。力を入れるところが違うんじゃないかと感じたDVDでした。 (by Hetsuji) 2014/01/01 wed up

P.S. もっとフレンドリーで実態に近い原稿があれば入れ替えたいと思います。
このDVDは、いつものプレーヤーでは再生できなかったので、リージョン・フリーのプレーヤで再生しました。
LD

1992 
  LD PHILIPS PHLP-5823
1992

モーツァルト宗教曲集
1 ミサ・ソレムニス ハ短調K.139「孤児院ミサ」
(1989ウィーン、ホーフブルクカペレ)

2 うるわしき創造主なる神のみ母K.277
3 主の母、聖マリアK.273 
4 女より生まれしもののうちK.72
5 主の保護のもとにK.198
6 アヴェ・ヴェルム・コルプスK.618
(1990バーデン、聖シュテファン市教区教会)
ウーヴェ・クリスティアン・ハラー指揮 ウィーン少年合唱団、ウィーン国立歌劇場管弦楽団員、
ウィーン国立歌劇場合唱団男声メンバー、(Org)ヘルベルト・タヘツィ

モーツァルトの宗教曲を真摯にとらえ、ウィーン少年合唱団の本来の宮廷聖歌隊としての立派な演奏である。映像の追加とか、いわゆる遊びは一切ない。
ウィーン少年合唱団の録音では、ソリストが表記されていないのが多く、それが不満である。
K.139では、(T)クルト・エクヴィルツ、(B)エルンスト・ヤンコヴィッチュのみ表記されている。しかし、WSKファンなら気づくと思うが、ボーイソプラノはマックス・エマヌエル・ツェンチッチであることがわかるであろう。アルトは不明である。
宗教曲小品では、2がソプラノ、アルトのソロと合唱であり、5は二人のソリストのみの演奏を美しく聞かせる。3、4、6は合唱のみである。
モーツァルトが好きなWSK ファンにはたまらない演奏で、充実したひとときを過ごせる。(by northend 2019.5.3 FRI up)
 
     

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(お返事は出来ないと思います)