本文へスキップ

Art of the treble~sounds’Library (JAPAN)

William FerrisWilliam Ferris





CD
 
2005
  A CHORISTER'S YEAR (Herald HAVPCD 314)

1.Matin Responsory(Palestrina)
2.How beautiful are the feet (Handel)
3.Ave Maria (J.S.Bach/ Gounod)
4.Once in royal David's city (H.J.Gauntlett)
5.A New Year Carol (Britten)
6.When Jesus our Lord (Mendelssohn)
7.Nunc dimittis (Burgon)
8.Stabat mater (Pergolesi)
9.Quando corpus (Pergolesi)
10.Ex ore innocentium (Ireland)
11.Christ the Lord is risen again (Anthony Foster)
12.Psalm 23 (Leighton)
13.Viri galilæi (Plainsong antiphon for Ascensiontide)
14.Litany to the Holy Spirit (Peter Hurford)
15.As truly as God is our Father (William Mathias)
16.Panis angelicus (Franck)
17.Corpus Christi Carol (Britten)
18.Gaudeamus (Plainsong introit for All Saints)

 William Ferrisくんは、もしも地元の大聖堂や教会が聖歌隊を持っているとしたら、これくらい歌える聖歌隊員がいたら理想的かつ安泰、というタイプのソリストくんだと思います。伝統的な曲目を堂々と披露していますものね。
 William Ferrisくんが所属する聖歌隊は、小学生くらいから大人までの、幅広い年代と男女の混声の合唱団なようです。このCDでも、合唱団の演奏は堅固な合唱で、William Ferrisくんのソロを支えています。合唱という音の彩は、男女混声というものは、人間的な悲哀を表現しうるのだと思いました。Pergolesi・・・も、良かったです。ボーイ・ソプラノとカウンターテノールの声質、芸術にしない歌い方から、いきとし生けるものであることの切なさが伝わってきました。
 16.Panis angelicus (Franck)等の、William Ferrisくんのソロ曲が聴きごたえがあったのはもちろんですが、箸休め的にポッと出てくる混声合唱が、良い意味で、気分転換になっていました。
 William Ferrisくんの、エアを微妙に本当に微妙にブレンドした英国正統&伝統上の聖歌隊員的な歌い方と曲目を、心から楽しむことが出来ました。
 コーヒーもアーモンド・クッキーも焼きリンゴもおいしかった・・・これで、窓から見える風景が、イングランド南部の田舎で庭を川が流れているとか、逆にシェトランドの海沿いの家で灰色の空と海が見えていたら、最高なんですが。  (by Hetsuji) 2017/01/17 Tue UP
     

sounds’Library
 sounds_library@yahoo.co.jp

(お返事は出来ないと思います)