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Art of the treble~sounds’Library (JAPAN)

Terry & Lorin WeyWEY FAMILY


   




DVD 

2004

 Les Chant des Rossignols( Concert in the Easter day 2004)
Le Printemps Baroque Festival Cathedral Notre Dame de Nazareth de Vaison-la-Romain
Lorin Wey-soprano, recorder
Terry Wey-tenor, countertenor, organ
Peggy Wey-organ, recorder
Marcus Wey-recorder

こちらも当時のCHOIR友だちさん経由で仕入れました。
もちろんサイン入りです、ハイ。(この辺りが私のこだわりでして・・・) ファンの世界はスゴくて有難いものですね。 私なんか地方のしかも自室にいながら、ヨーロッパでのコンサートが楽しめるのですから。 すっごく有難いです。ホントに。2004年のイースターの日曜日、「フランス・バロックフェスティヴァル」でのコンサートからの録画DVDなそうです。 検索したら、Cathedral Notre Dame de Nazareth (ノートルダム ド ナザレット大聖堂)は、南仏にある大聖堂のようでした。 黒で決めたWEY家の方々、なんだかステキです。 ローリン君もカッコいいです。
 実はこれもファン友だちからローリンくんのウィーン少年合唱団員時代のオーストラリア公演(だったかな?)のビデオを 見せてもらったことがあるのとサウンドオブミュージックの舞台公演でローリン君を実際に見てはいるのですが 更にステキに育った感じです。
 このDVD、最初はテリー君とローリン君のデュエットで始まります。
 今も大活躍のテリー君の音楽性に関しては何も言うことがないのですが (だって本当にソロCD時代よりも輝いている演奏なんです)ローリン君のちょこっと重くてやわらかいソプラノが 曲に似合っています。ここではソロしたり兄弟でデュエットしたり リコーダーを演奏したり Wey家の 幸せな雰囲気がかもし出されて 画面のこちらに伝わってきます。演奏会場である大聖堂の内部もステキ。 ろうそくの炎が揺らぐのもステキ。
さりげなく出てきて演奏しているパパもママもカッコいい。
 商業ベースのクリアな画面ではなくて 、ご親族が記念に撮影したかのようなモヤモヤっぽい画面で 、ときに音声も乱れますが 、その分 、ホームビデオっぽく温かい。 私ってコンサートに出かけない分 、この手の録画が大好き、なんですよね。拍手のときに照れたようにニコニコしている ローリン君もキュートですし。
 大曲を難なく歌い続けるローリン君の映像を見ていると そろそろ 買ったまま聴かずにいる Laudate Pueri- Weihnachliche Arien, Duette & Pastralen
(OEHMS CLASSICS-OC 350) の聴き時かもしれない、と思いました。・・・「アレルヤ」プロの音源で残しておいて欲しかったかも。にしても、子ども時代から歌っていたローリン君。変声後に 「歌う」ことに執着しなかったのは何故?  (by Hetsuji) 2017/02/01 WED UP
CD

2003.12 
  Laudate Pueri- Weihnachliche Arien, Duette & Pastralen (OEHMS CLASSICS-OC 350)
2004年発売。2003年12月16日~18日&2004年月12日・Hofburgkapelleにて録音。
Lorin Wey(boy soprano)
Terry Wey (altus)
Rene Clemencic (artistic Director, Baroque organ positive, harpsichord)

Heinrich Schutz
1. Bone Jesu, verbum Patris       
2. Bringt her dem Herren        
3. Herr, ich hoffe darauf        
Angelo Michele Bartolotti
4. Preludio       
5. Allemanda       
6. Gigue       
7. Passacaglia
Claudio Monteverdi
8. Venite, venite       
9. Salve, o Regina       
10. Laudate Dominum
11. Cantate Domino
Giovanni Maria Radino / Bernhard Schmid d.J.
12. Gagliarda       
Italienischer Anonymus       
13. La Lumbarda
Giacomo Finetti       
14. Cantate Domino omnis terra
Italienische Pastoralmusik
15. Piva - La Montagnura - La Bergamasca
Lodovico da Viadana
16. Jubilate Deo
Giacomo Finetti
17. Verbum caro factum est
Girolamo Cavazzoni
18. Magnificat Sexti Toni (Orgel)
Georg Friedrich Handel
19. Gloria in excelsis Deo       
20. Et in terra       
21. Laudamus te       
22. Domine Deus       
23. Qui tollis peccata       
24. Quoniam tu solus sanctus
 
CD

2003.11 
  Terry Wey Soprano Alto Tenore (301178)
Opera and Oratorio Arias for alto, Tenor and Soprano

1.Presti omai 1:57
2.Cara speme 3:57
3.Sirt,scogli, tempeste 3:22
4.Verdi prati 4:08
5.Io gia t' amai 3:42
6.Vivi,tiranno 5:36
7.But who may abide 4:22
8.A dispretto 4:51
9.Frondi tenere 0.43
10.Ombra mai fe 2:28
11.Vani sono i lamenti and 0.29
12.Svegliatevi nel core from Giulio Cesare in Egitto
13.Va tacito e nascosto from Giulio Cesare in Egitto
14.Al lampo dell' armi from Giulio Cesare in Egitto
15.Let the bright Seraphim from Samson
16.Torments, alas! from Samson
17.Venti, turbini from Rinaldo

Terry君の、声の高さの歌い分けによるオペラ・ナンバーをしっとりと聴かせてくれるアルバムです。
音楽性豊かで、しかも軽々として、聴きやすいアルバムだと思います。ソプラノ、アルト、テノールと歌い分けていますが、私は、アルトとかテノールが良いと思いました。もちろん、ソプラノも声が出ていて美しいのですが、昔のWSK時代の「見上げてごらん 夜の星を」での超絶麗しいクリスタルなボーイ・ソプラノが、私にとってのTerry君の基準値ソプラノなので、大人のソプラノは高い声というだけでは萌えませんでした。むしろ、これは、テノールでしょう。声も若々しく清々しく美しい。変声後の声の麗しさを心行くまで堪能させてくれた1枚でした。 (by Hetsuji) 2017/02/01 WED UP
 CD

2003
  CONCERT TOUR 2003

1.Where the bee sucks
2.Willow Song
3.It was a lover and his lass
4.Hark, hark, the lark
5.Greensleeves
6.Take, o take those lips away
7.Blow, blow, thou winter wind
8.Herr, ich hoffe darauf, dass du so gnaadig bist
9.Triosonata in F
10.Ombra mai fu (Xerxes)
11.Schafe konnen sicherweiden
12.Jesu, dir sei Preis gesungen
13.Laudate Dominum, K.339
14.Over hill, over dale
15.Orpheus with his lute
16.Hear my prayer
17.Hey, ho,the wind and the rain
18.Fancie
19.Where the bee sucks
20.Abendgebet (Hansel und Gretel)

 コンサートの記録ですが、まずは、このCDの情報を下さった当時のファン友だちに感謝します。なかなか、私の能力では入手できなかったCDです。
 ライヴゆえの採録の問題はありましたが、それ以上にライヴゆえの臨場感とか雰囲気とか、このご家族間の信頼、温かさ、愛情を感じさせてくれたCDでした。
 オーケストラも良いし、拍手も良かったです。
 ローリンくん、たとえば、14.Over hill, over dale 上手で良いなあ。どうして、WSKを途中でやめちゃったのかな? でも、だからこそ、ミュージカル・ステージ上のローリンくんの声を、聴くことも出来たし・・・。要は、WSKで、ソリストの1人としてCDに名を刻むか(実際、刻んでいますし)、もっと自由にこのような録音を残すかだったでしょうが、結果的には、プライベート盤ではありますが、彼のたぐいまれな演奏が残ったことがスバラシイと思います。リアルなときは、当たり前だと思っていたこの演奏が、聴きなおすと、本当に素晴らしいのです。ローリンくん、当時、私が感じていたよりも何倍も良いソリストくんだったのですね。WSKからしたら、手離しちゃってもったいなかったなあ。
 選曲もちょびっとイギリス仕様っぽくって、ものすごく好みです。ローリンくんの、伸びる声が気持ち良いなあ。これで、プロの採録だったら・・・なんてファン欲はどこかに置いて・・・家族CDの域を何十倍も超えていますよ。16.Hear my prayer・・・泣けてきそう。生で聴きたかったコンサートです。 (by Hetsuji) 2017/02/01 WED UP
 CD

2003
Hey, Ho, the Wind and the Rain - Songs from Shakespeare's Plays - (Tadpole Music TAD0304)

Lorin Wey - boy soprano
Terry Wey - piano, harpsichord
Johanna Valencia - viola da gamba, recorder
Stewart McCoy - lute, therbo
Markus Wey - recorder
Richard Carter - viola da gamba
recorded June & September 2003

1.Hey, ho, the Wind and the Rain (R.Quilter)
2.Where the Bee Sucks (T.Arne)
3.Blow, Blow thou Winter Wind (T.Arne)
4.Fancie (B.Britten)
5.Fancy (F.Poulenc)
6.Full Fathom Five (M.Tippett)
7.Full Fathom Five (R.Johnson)
8.Under the Greenwood Tree (T.Arne)
9.Hark, Hark, the Lark (R.Johnson)(attr.)
10.It was a Lover and his Lass (T.Morley)
11.It was a Lover and his Lass (R.Quilter)
12.O Mistress Mine (Anon.)
13.Orpheus with his Lute (A.Sullivan)
14.Over Hill, Over Dale (T.Cooke)
15.Willow Song (Anon.)
16.An Silvia (F.Schubert)
17.Take, O Take those Lips Away (J.Wilson)
18.Horch, Horch die Lerch (F.Schubert)
19.O, Bid your Faithful Ariel Fly (T.Linley,jnr)
20.Where the Bee Sucks (R.Johnson)
21.Where the Bee Sucks (M.Tippett)

 Lorinはスイスで生まれ、4歳の時にウィーンへ。兄のTerryがウィーン少に入団したことからお母さんとLorinもウィーンに住むようになったそうです。そして彼自身もウィーン少に入団し、なんらかの事情で9歳の時に退団しています。ウィーン少の下地があるためか、彼の歌声を聞いているとたびたびウィーン少が想起されるんですよねぇ。18曲目などはまさに歴代のウィーン少ソリストを彷彿とさせる歌声です。
 それにしても兄弟揃って歌が巧い。声はTerryの方がまろやかでLorinのほうが若干線が細くとんがってるのは体型の影響かしら?? なんとなくキンキンした声のイメージがあってしばらく聞いていませんでしたが、改めて聞いたらそれほどキンキンでなくしかもめちゃ巧い。そして実はかなり好みの声質でした。
 このアルバムはシェークスピアの歌曲をまとめて聞くことができるという嬉しい作りです。同じ歌詞でも作曲家違いで雰囲気が異なるもんですね~。印象的なフレーズがなければ同じ歌詞だって気付かないかも。こうして並べてもらえると「あれ~?これ同じ歌詞だったんだ!」と聞き比べることができて興味深いです。6・7曲目のディガディガディンはモーリーの方をよく耳にしていましたが、クィルターの方もMichael Bannettのアルバムを聞き込んでいるときに馴染みの曲となりました。モーリーの恋のウキウキ感が感じられる陽気な曲調、クィルターの、しっとりとした恋心に満ちた詩的な曲調、どちらも好きです。ただしクィルターの曲は、自分の好みではLorinよりもMichael Bannettの歌い方と声に軍配かな。Lorinには14曲目みたいに軽やかに歌う曲がぴったり。コロラトゥラもコロコロ軽く巧い。シェークスピア歌曲をこれほどまとめてボーイソプラノで聞けるアルバムってほとんどないので貴重だと思います。  (by Wing) 2015/04/01 WED UP 

 本当に、貴重な選曲群ですね。そしてボーイ・ソプラノは、心持ちまろやかです。気のせいか、遠慮がちにも聴こえます。奥ゆかしいのかな。もっと、グイグイと出て来ても良いと思うのですが、上品ぽく、大人しげに歌っています。17.Take, O Take those Lips Away (J.Wilson) 等、聴いていると技術は相当にあるのですが、どうして、ここまで引っ込み思案な歌い方をするかなあ? とか。大人のプロ歌手とミュージカルでツアーしていた子なのに。何故に、実力を出し惜しみするのじゃ? と、聴いていてちょっとだけストレスがかかりました。もったいないわ~。でも、採録に原因があるのかもしれません。マイクから離れすぎか? (by Hetsuji) 2017/02/01 WED UP
CD

2002.12 

 
Lorin Wey, boy soprano (ALIOCHA FR001) 

1. Der Mond ist aufgegangen (Johann-Abraham Schulz)
2. Melia's aria from "Apollo & Hyacinthus" (Mozart)
3. Heidenroslein
4. Sich uben im Lieben (Bach)
5. Lavender's Blue
6. Rejoice (Handel)
7. Amazing Grace
8. Son rosignolo (Pietro Torri)
9. Duetto Buffo di due Gatti (Rossini) with Terry Wey
10. Edelweiss with Terry Wey
11. Ave Maria (Jehan Alain)
12. Wo die Zitronen bluh'n (Strauss)
13. Winter (Florian Reithner)
14. Alleluja (Mozart)
15. Sandmannchen and Abendgebet (Humperdinck) with Terry Wey
16. Maria Wiegenlied (Max Reger)

 カバー写真は、1. Der Mond ist aufgegangenのイメージからでしょうか。語彙不足表現力不足なので、いつものセリフになって申し訳ないですが、このCDは、WSKのソリストが(昔ふうに言えば)、第1部と第3部でソロした曲を集めた感じ、です。しかも、ローリンくんが、WSKのソリストそのもの、なのです。なんだか、好きな声、好きな演奏です。そして、ローリンくんのパパのリコーダーも軽やかです。テリー君との猫のデュエットのニャンが妙に猫っぽかったです。テリー君は、猫になってもクラシックしていますね。その姿勢が好き。
 それにしても、ステキな兄弟。リアルな時代はローリンくんの声にイメージがわかなかったのですが、今、聴くと、好きな声です。ちょっと80年代のWSKソリストを思い出してしまいました。特にもシュトラウスで。
 なつかしさで、切なくなりました。欲を言うと、プロジェクトがもっと大きかったら、って思います。 (by Hetsuji) 2017/02/01 WED UP
CD

2001.8.21 
  TERRY & LORIN WEY, Private Conceert, Vienna, 2001年8月21日

1.菩提樹(シューベルト)  LORIN 
2.An die Musik(シューベルト)  LORIN 
3.An die Musik(シューベルト)  TERRY
4.セレナード(シューベルト)  LORIN
5. (ピアノ曲)
6.An die Natur(シューベルト)  TERRY
7.サルベ・レジナ(シューベルト)  LORIN
8.野ばら(シューベルト)  TERRY
9.スタバト・マーテル(ペルゴレージ) LORIN
10.猫の二重奏(ロッシーニ) TERRY & LORIN
11.  LORIN    
12.ヘンゼルとグレーテル(フンパーディンク) TERRY & LORIN
13. (ピアノ曲)
14.ヘンゼルとグレーテル(フンパーディンク) TERRY & LORIN
15.シトロンの花咲くところ(シュトラウス) LORIN
16.ヘンゼルとグレーテル(フンパーディンク) TERRY & LORIN
17.エーデルワイス TERRY & LORIN
18.子守歌(ブラームス)  LORIN
19.Nacht unt Traume(シューベルト) TERRY
20.Ave Maria(シューベルト) TERRY
21.アレルヤ(モーツァルト) TERRY
22.エーデルワイス  TERRY & LORIN
CD

1998 
  O Holy Night (Ritt Sound 301 052)

1. O Holy Night
2. White Christmas
3. Ave Maria
4. Pie Jesu
5. Greensleeves
6. Heiligste Nacht
7. Tochter Zion
8. Adeste Fideles
9. Schafe konnen sicher weiden
10. Engel lassen laut erschallen
11. Laudate Dominum
12. Pueri Concinite
13. Stille Nacht  

Born to Sing のときよりも、ソフトコーティングされた声に変貌しています。変声に入ってきた頃なのかな? それにしても、やさしいやさしい声と歌い方です。凛として端正で涼やかで優雅で・・・そして、やはり、表現力の高さが抜きんでています。残念ながらリアルタイムでの来日は無かったけれど、これだけのソリストなので心から聴いてみたかったです。実に完成度の高い演奏が収録されていると思います。 (by Hetsuji) 2017/02/01 WED UP
CD

1998 
  Born to Sing (Ritt Sound 301 036)

1. Ständchen aus Shakespeares (Schubert D 889)
2. Ständchen (Rellstab)(Schubert D 957/4))
3. An die Natur (Schubert D 372)
4. Ave Maria (Schubert D 839)
5. Panis Angelicus (Franck)
6. I. Exsultate, jubilate (Mozart KV 165)
7. Recitativo: Fulget amica dies (Mozart KV 165)
8. II. Tu virginum corona (Mozart KV 165)
9. III. Alleluja (Mozart KV 165)
10. Domine Deus, aus "Gloria" (Vivaldi RV 589)
11. Greensleeves (Vaughan Williams)
12. Edelweiss (Rodgers & Hammerstein)
13. Mamma (Cesare Andrea Bixio)
14. Wiegenlied (Mozart) (Flies/Gotter)
15. Wiegenlied, Op. 49, Nr.4 (Brahms)

 このCDが、テリー君の声との初めての出会いです。彼のためにあるようなタイトルですね。録音状態も良く、彼の声の美しさがこのCDに残されました。できたら、録音の時期が微妙に早かったら(「見上げてごらん、夜の星を」の頃)だったら更に良かったとは思いますが、WSKでソリストをつとめあげた実力を感じる演奏であることは間違いありません。そして、きれいな声。きれいな歌い方。きれいなハート。声だけではなく、丁寧で優雅で、年相応以上の技巧を持った演奏力だけではなく、テリー君の歌うことへの真摯な姿勢が聴こえてくるCDです。この声が永遠だったら良かったのに・・・。今でも入手可能なCDです。聴きましょう。 (by Hetsuji) 2017/02/01 WED UP

sounds’Library
 sounds.library@gmail.com

(お返事は出来ないと思います)