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Art of the treble~sounds’Library (JAPAN)

死者(戦没者)の谷・聖十字修道院少年聖歌隊

スペイン聖十字少年合唱団

Escolania de la Abadia de Santa Cruz del Valle de Los Caidos

名称構造の厳密な分析(論文での説明用)
要素  原語  意味   学術的訳語
 聖歌隊 Escolanía  修道院・大聖堂付属の少年聖歌隊   少年聖歌隊
修道院  Abadía de Santa Cruz  聖十字修道院(ベネディクト会)  聖十字修道院 
地名  Valle de los Caídos  戦没者の谷(慰霊施設)   戦没者の谷


 CD

2000
 
212 PCb

( I コレクション) 
 VILLANCICOS DE AYER Y DE HOY
Música: Francisco Palazón - Letra: M. Sancho

Temas del 1 al 10: Letra y música: Popular
Armonización: Francisco Palazón
Intérpretes: Coro de Cámara Euterpe
Grabación: Estudios Musitrón, Madrid
Productor: Antonio F. de Arroiabe
Técnico de sonido: Manuel Garrido

Temas del 11 al 20: Música: Francisco Palazón
Letra: Mónica Sancho González
Intérpretes: Escolanía de la Abadía de Santa Cruz Valle de los Caídos (Madrid)
Director: Laurentino Sáenz de Buruaga
Orquestación y dirección: Francisco Palazón
Mezclas de sonido informatizado: Mercedes González
Producción: Antonio F. de Arroiabe
Diseño: Mario Herrera

1. Campana sobre campana
2. Rin, rin
3. Brincan y bailan
4. Ya viene la vieja
5. Ande, la marimorena
6. Dime niño
7. El buen rabadán
8. Esta noche nace el niño
9. Las barbas de san José
10. Pero mira como beben

11. Gitanos y payasos
12. Nana de la Virgen
13. Vamos, madre
14. Sonad campanitas, sonad
15. Alégrese el cielo
16. Los pastores van
17. La Buena Nueva
18. Un niñito hermoso
19. Estrella de Oriente
20. Campanas de catedrales

昨日と今日のクリスマスキャロル
音楽: フランシスコ・パラソン -
作詞: M. サンチョ

トラック
1 ~ 10:
歌詞と音楽: トラディショナル
編曲:フランシスコ・パラソン
出演者:エウテルペ室内合唱団
録音: マドリードのムシトロン・スタジオ
プロデューサー: アントニオ・F・デ・アロイアベ
サウンドエンジニア: マヌエル・ガリード トラック

11 ~ 20:
音楽: フランシスコ パラソン
作詞:モニカ・サンチョ・ゴンサレス
出演者:サンタ・クルス・バジェ・デ・ロス・カイドス修道院合唱団(マドリード)
監督: ラウレンティーノ・サエンス・デ・ブルアガ
オーケストレーションと演出: フランシスコ・パラソン
コンピューターによるサウンドミキシング: メルセデス・ゴンザレス
製作:アントニオ・F・デ・アロイアベ デザイン:マリオヘレーラ

1. 鐘が鳴り響く
2. リンリン
3. みんなで飛び跳ねて踊る
4. おばあさんがやってくる
5. さあ、行こう!
6. 教えて、子どもよ 7. 良き羊飼い
8. 今夜、子どもが生まれる
9. 聖ヨセフの髭
10. でも、みんなの飲み方を見て

11. ジプシーと道化師
12. 聖母の子守唄
13. さあ、お母さん
14. リンリン、小さな鐘よ、リンリン
15. 天よ、喜べ
16. 羊飼いたちは行く
17. 良い知らせ
18. 美しい小さな子ども
19. 東方の星
20. 大聖堂の鐘

『Villancicos de ayer y de hoy』— 作品の本質と構造分析
1. アルバムの二重構造:伝統と創作の対位法
このアルバムは明確に 二部構成で作られています。
前半(1–10)=“Ayer(昨日)”
素材:スペイン民謡(Popular)
編曲:Francisco Palazón
演奏:Coro de Cámara Euterpe(混声室内合唱)
録音:Musitrón(マドリード)
→ 伝統的 villancico を、パラソンが合唱芸術として再構築した部分。
→ 民謡の素朴さを保ちつつ、ポリフォニー的処理や現代的和声を加える“保存と刷新の中間点”。

後半(11–20)=“Hoy(今日)”
作曲:Francisco Palazón(完全新作)
作詞:Mónica Sancho González
演奏:Escolanía de la Abadía de Santa Cruz(少年合唱)
指揮:Laurentino Sáenz de Buruaga
オーケストレーション:パラソン自身
→ 伝統的 villancico の精神を継ぎながら、現代スペイン宗教音楽としての新しいクリスマス曲を提示する部分。
→ 少年合唱の透明な timbre と、パラソンの柔らかいオーケストレーションが結びつく“現代の祈り”。

� 2. 前半(1–10曲)の音楽的特徴
民謡の本質を保つための編曲
メロディはほぼ原型を保持
和声はシンプルだが、パラソン特有の“温かい三和音+軽い転調”が随所にリズムは舞曲的(例:Ande, la marimorena)
室内合唱団による落ち着いた響きで、家庭的なクリスマスの雰囲気を再現象徴的な曲
Campana sobre campana:スペインで最も有名な villancico
Pero mira como beben:ユーモラスで民俗色が強い
Las barbas de San José:素朴な語り口が魅力

3. 後半(11–20曲)の音楽的特徴
パラソンの“現代 villancico”スタイル
旋律は民謡よりも滑らかで、より“合唱曲”として書かれている
和声は前半より豊かで、時に映画音楽的
少年合唱の純粋さを最大限に活かす書法
オーケストレーションは軽やかで、金管・木管が“光”を象徴するように扱われる

曲ごとの性格(簡潔版)
11. Gitanos y payasos:スペイン的リズム感、明るい色彩
12. Nana de la Virgen:典型的なスペインの子守歌(ナナ)様式
14. Sonad campanitas, sonad:鐘のモチーフが繰り返される
19. Estrella de Oriente:東方の星をテーマにした叙情的作品
20. Campanas de catedrales:アルバムの締めにふさわしい壮麗さ

4. アルバムの意図:スペインのクリスマス文化の“連続性”
このアルバムは単なるクリスマス曲集ではなく、
「伝統 → 現代」への橋渡しを一枚で示す教育的・文化的プロジェクトです。
前半:スペインの家庭・街角で歌われてきた民謡
後半:現代の作曲家がその精神を受け継ぎ、新しい villancico を創造
 つまり、“昨日の歌が今日の歌を生む”という構造そのものが、アルバムのタイトルに込められたメッセージ。
  5. このアルバムの価値(音楽学的視点)
スペインの villancico 文化の“保存”と“創造”を同時に行っている
少年合唱(Escolanía)の宗教的純粋性が、後半の作品に深い象徴性を与える
パラソンの作曲家・編曲家としての二面性が一枚で味わえる
20世紀末スペイン宗教音楽の貴重な記録。

 Coro de Cámara Euterpe は、キューバ・ラス・トゥーナスを拠点とする プロの室内合唱団 で、1993 年創設の実力派アンサンブル。
創設:1993 年 9 月 28 日(準備は 1992 年から)
創設者:Cristino Márquez、Félix Ramos
所在地:キューバ東部 Las Tunas
現指揮者:Aleyvis Araúz(長年にわたり団体を牽引)
編成:およそ 16 名の小規模室内合唱団(小規模ながら高い精度と統一感が特徴)
ルネサンス(15 世紀)から現代までレパートリーが幅広い。キューバおよびカリブのリズムを含むラテン音楽、宗教曲・世俗曲・クリスマス音楽(冬の定期公演)、夏のコンサートではルネサンス、トローバ、ラテンアメリカ音楽など多彩。
 小編成ながら「豊かな響きと精密なアンサンブル」で知られる。声のブレンド、統一された美学、柔軟な表現力が高く評価されている。メンバー間の「家族的な結束」を重視し、固定の専用施設がないなど困難もあるが、地域文化への献身で活動を継続している。
『VILLANCICOS DE AYER Y DE HOY』に 参加した理由は、同アルバムの制作チーム(作曲者フランシスコ・パラソン、プロデューサー Antonio F. de Arroiabe)が、キューバの合唱団と長年協働していたため と考えられる。(by Copilot)

 大人の男女混声が「過去」で変声前の子どもの声が「現在」とは何とも。過去は明るいカラー。
 これ、本当に昔のスペイン聖十字なのか? 合唱やソロというよりは、「歌声」なのだ。あえてボーイ・ソロと表現するけれど、明るいがスペイン的に憂いがある。12番のこもり歌は完全に女声に聴こえる。クリスマスの晴れやかさよりも形式よりもスペインの「憂い」98%。これが死者の谷の本質なのか? 他の団体なのか? ローマ・カトリック教会(Catholic Church)のベネディクト会(Ordo Sancti Benedicti, OSB)ですよね?
 ボーイソロと思われるところもありますが、女声ソロを感じることも多いので、現在であるところの少年合唱団受け持ち部分にも女声が介在しているように思います。ソロを聴いている分には、来日したスペイン聖十字の後輩くんたちとも思えないこともないのですが。にしても、ドイツ語英語のクリスマスに馴らされていると異質です。もちろん、いろいろなクリスマスがあるのでしょうが。目からウロコのクリスマスです。聖歌隊の役割を考えると、余りに郷愁を誘うようなタイプの演奏に驚きます。(by Hetsuji 2026 05 05 TUE up)
 CD

4055

( I コレクション) 
 Canciones de Navidad (4055)

1 CAMPANA SOBRE CAMPANA
2 LA MARIMORENA
3 PASTORES VENID
4 BRINCAN Y BAILAN
5 ADESTE FIDELES
6 LA VIRGEN VA CAMINANDO
7 AY DEL CHIQUIRRITÍN
8 RIN RIN
9 NOCHE DE DIOS
10 PERO MIRA COMO BEBEN
11 DIME NIÑO
12 CASCABEL
13 ÁNGELES EN LA CAMPAÑA
14 YA VIENE LA VIEJA
15 OH, LUZ DE DIOS
16 LOS CAMPANILLEROS
17 MADRE, EN LA PUERTA
18 ALEGRÍA, ALEGRÍA
19 SOY UN POBRE PASTORCILLO
20 TAN TAN
21 NUNCA SUENAN LAS CAMPANAS
22 UNA PANDERETA SUENA
23 Zumba Zum
24 DIN, DON

クリスマスキャロル (4055)

1. 重なりゆく鐘の空**
2. マリモレーナの夜祭り**
3. 羊飼いたちよ、星のもとへ**
4. 跳ねて、踊って、喜びの輪**
5. 信者よ、光のもとへ集え**
6.聖母マリア、静かな道行き**
7.ああ、小さきいのちよ**
8. リンリン、星の鈴音**
9. きよしこの夜、神の静けさ**
10. 見よ、魚たちの祝宴**
11. 幼子よ、真理を語っておくれ**
12. ジングルベル、雪の鈴歌**
13. 野に響く天使の歌声**
14. おばあさんが冬を連れてくる**
15. ああ、神の光よ、降りそそげ**
16. カンパニジェロ ― 鐘を告げる者たち**
17. 母よ、戸口に立つ祈り**
18. 歓びよ、歓びよ、心に満ちて**
19. 貧しき羊飼いの祈り**
20. タンタン、夜を叩く鐘**
21. もう鳴らぬ鐘の物語**
22. タンバリンが冬を呼ぶ**
23.ズンバ・ズン、胸に響くリズム**
24. ディン・ドン、天の扉の音**

 この24曲は、スペイン語圏の伝統的な villancicos(クリスマス民謡)を集めたセットで、学校教材・合唱団用の編集番号(4055)である可能性が高いです。
1. Campana sobre campana
アンダルシアの代表的 villancico。
鐘が重なり鳴り響く情景を通して、ベツレヘムの誕生の奇跡を告げる歌。
「鐘の上に鐘」という表現は、喜びが重なり合う象徴。
2. La Marimorena
スペインの酒場文化・祭礼文化と結びつく陽気な歌。
“Marimorena” は女性名だが、同時に「大騒ぎ・どんちゃん騒ぎ」の意味もある。
庶民の祝祭感が強い。
3. Pastores venid
羊飼いたちに「来たれ」と呼びかける典型的な降誕歌。
羊飼いは聖書で「最初に救いを告げられる者」とされ、
神の恵みが弱き者に届く象徴。
4. Brincan y bailan
子どもや羊飼いが跳ね踊る、素朴で明るい民謡。
降誕の喜びを身体の動きで表現する、舞踏的 villancico。
5. Adeste fideles
18世紀のラテン語賛歌。
世界的には “O Come, All Ye Faithful”。
信者が光のもとに集うという典型的な降誕礼拝の構図。
6. La Virgen va caminando
マリアが静かに歩む姿を描く。
スペインの民謡では、マリアの旅路は 母性・献身・静謐の象徴。
7. Ay del chiquirritín
“小さな坊や”を愛らしく呼ぶ家庭的な歌。
“Chiquirritín” は幼児語で、母子の温かさが中心。
8. Rin Rin
擬音を中心にした子ども向けの楽しい歌。
スペインの家庭でよく歌われる、遊戯歌的 villancico。
9. Noche de Dios(=Stille Nacht)
「きよしこの夜」のスペイン語版。
静謐・光・平和を象徴する世界的名曲。
夜の静けさと神の降誕の対比が美しい。
10. Pero mira cómo beben
「魚が水を飲む」という象徴的表現で、
イエス誕生の喜びを自然界の動物が祝うという民俗的世界観。
スペインでは非常に人気。
11. Dime niño
幼子イエスに問いかける形式の歌。
「あなたはどこから来たのか」という問いは、
神秘の核心に触れようとする信仰的態度。
12. Cascabel(=Jingle Bells)
アメリカの「ジングルベル」のスペイン語版。
雪・鈴・馬そりという北米的イメージがそのまま残る。
13. Ángeles en la campaña
“Angels We Have Heard on High” のスペイン語版。
“campaña” は「野原」。
天使の歌声が野に響き渡る、壮麗な降誕の場面。
14. Ya viene la vieja
スペインの年末行事に登場する“老女”を歌う民俗曲。
宗教曲ではなく、年越しの風習歌に近い。
15. Oh, luz de Dios
光を中心にした賛歌。
光はキリストそのものの象徴であり、
闇を照らす救いの到来を歌う。
16. Los campanilleros
アンダルシアの鐘打ち歌。
フラメンコ歌手もよく取り上げる。
哀愁と祈りが混ざる独特の旋律が特徴。
17. Madre, en la puerta
母と子の対話形式の民謡。
戸口に立つ母の姿は、庶民の生活と信仰が交差する象徴。
18. Alegría, alegría
喜びを繰り返し歌う祝祭的な曲。
スペインの villancico の中でも特に明るく、
身体性のあるリズムが特徴。
19. Soy un pobre pastorcillo
貧しい羊飼いがイエスに捧げ物をする歌。
「貧しさの中の純粋さ」がテーマで、
スペイン民謡の典型的な宗教的感性が表れる。
20. Tan Tan
鐘の擬音を中心にした子ども向けの曲。
単純な構造だが、鐘=神の知らせという象徴が背景にある。
21. Nunca suenan las campanas
「鐘が鳴らない理由」を語る寓話的な歌。
鐘は本来「神の声」を象徴するため、
沈黙=不在・喪失の意味を持つ。
22. Una pandereta suena
タンバリンの音とともに祝う民謡。
スペインのクリスマスでは 打楽器(特にタンバリン)が重要。
23. Zumba Zum
ラテン的リズムを持つ民謡。
地域によって歌詞が異なり、
祝祭・踊り・共同体がテーマ。
24. Din Don
鐘の音を模した短い民謡。
鐘の響きが 天と地をつなぐ象徴として扱われる。(by Copilot)

 スペイン聖十字の来日LPに雰囲気が似ている。学校教材として歌われている曲集であるなら、親しみやすいメロディにも頷ける。精神が管理されていない自由な領域の魂で歌っている、とでもいいうのかな。ソロも多用され、フォーマルっぽくない歌い方が気楽に楽しめる。この録音をお手本にスペインの小学生たちが音楽の授業で歌っているのかな、だからこその親しみやすさなのかも、とか思った。
 ソロも合唱も、胸で響かせるようなソフトな歌い方で、来日LPの激しく郷愁を掻き立てるような鋭さからは脱している。来日LPが好きな人ならこのCDも好きになると思います。ですが、17 MADRE, EN LA PUERTAや他の曲も、もしかしたら、ゆったりとした3拍子ですよ。そこがこのCDから、のんびりした印象を受けるのかもしれない。ソロが多く、タイトルは知らずとも、良く聴くメロディが多かったです。(by Hetsuji 2026.05.05 TUE up)
CD

2001 



( I コレクション) 
Panis vivus (Ref. 4041)

1.Cantata liturgica a la gloriosa Ascension del Senor
Sobre un tema de canto gregoriano

Triludio no.1 al Smo. Sacramento
2.I.Ego sum panis (Bernardo Calias, Soprano)
3.II. O quam suavis
4.III. O sacrum comvivium

Triludio no.2 al Smo. Sacramento
5.I. Caro mea (Bernardo Calias, Soprano)
6.II. O sacramentum (Bernardo Calias, Soprano)
7.III.Laudes et gratiae

Triludio no.3 al Smo. Sacramento
8.I.Accipite, et comedite (Bernardo Calias, Soprano)
9.II. Domine, non sum dignus
10.III. Quid retribuam

Quatuor cantiones in honorem St.Cordiis Jesu vel honorem Ss.Sacramenti
11.I.Egredimini
12.II.Dicite filiae
13.III. Domine Deus
14.IV.Gustate et videte

Melodias Eucaristicas
15.Ave, verum
16.Ego amo Te!
17.En ovis tua
18.Accedo responsurus
19.Noli tardare!

 それぞれの声が輝きを持ってぶつかり合うような合唱による宗教曲も良いものだなあと思った。きれいに聴こえない音もあるが、なんというか、自然体で聴かせられてしまうので疲れないのが良い。ソリストくんも合唱と同じく自然体。自然な声が集まった合唱は、合唱ではなくて、信仰とか祈りとかコトバを置き換えたくなってくる。音を突き抜けた先の思いを聴く、感じ。モンセラはモンセラ、死者の谷は死者の谷、それぞれの道(音)を極めて欲しい。(by Hetsuji 2024.07.30 tue. up)
CD

1998 


( I コレクション) 
Villancicos Tradicionales

1.Angeles en la campana
2.Ya viene la vieja
3.Oh, lus de Dios
4.Los campanilleros
5.Madre, en la puerla
6.Alegria, alegrial
7.Soy un pohre pastoreilo
8.Tan, tan
9.Xunca suenan las campanas
10.Una pandereta suena
11.Zumba, zum
12.Din, don

 1966年の来日記念盤を聴いて大好きになった合唱団です。以来、録音を探していたのですが、ようやく出会ったこの盤には、当時の大好きだった雰囲気が残っています。しかもトラディショナルな選曲ということで伸び伸び歌っている様子が伝わってきます。洗練され過ぎずにどこか野放図なキラキラ感が本当に魅力です。当時の雰囲気に近いソロも健在です。
 声を一つに均す方向は目指していないようなので、情熱や哀愁が個々の声からにじみ出ているようにも思います。5.Madre, en la puerlaもどこか懐かしくて。聖歌隊とは思えないような破天荒ぶりもありますが、聴いていて、気持ち良いですし、不思議と癒されます。伸びやかに高らかに歌うソリストたちの存在もこの盤の視野と味わいを拡げてくれています。(by Hetsuji 2024.07.30 tue. up)
 CD 14世紀以前のカタルーニャの音楽(La Musica en Cataluna hasta el S.XIV)-スペイン古楽集成Ⅲ (東芝EMI TOCE-6253) recording: unknown / choir director:Fray Luis Lozano,O.S.B, (総指揮:Jose Luis Ochoa de Olza)

>>中世カタルーニャ歌曲選(10-13世紀)<<
1.今日こそわれ歌わん.....3:56
2.アレルヤ、われらが喜ばしき歌声.....2:35
3.大いなる海の力をも.....1:59
4.まさしく同じ姿のうちに.....2:29
5.ホザンナ、聖なる処女の.....1:45
6.甘き春に.....2:40
7.ギデオンの時代には.....1:08
8.わが心をば.....1:36
9.冬の寒さは去り.....1:28
10.貧しき根より生まれし花は.....1:24
>>モンセラートの”朱い本”(14世紀)<<
11.おお、輝く聖処女.....2:29
12.声そろえ歌わん.....1:11
13.喜びの都の女王.....2:47
14.七つの喜び.....2:06
15.処女なる御母を讃えん.....0:29
16.われら死をめざして走らん.....2:23
17.笏杖もて輝ける御身.....0:27
18.あまねき天の女王よ.....2:16
19.母なるマリアよ.....3:23
20.輝ける星よ.....3:04
 
 これを最初に聴いた時、児童合唱の声には少女が混じっているの?・・・でもスペインはローマ・カトリックの伝統が色濃く残っている土地だし、この録音は年代不明ではあるけどそれなりに古そうなので修道院の聖歌隊に少女が混じることはないよな~と、しばし迷いました。それほどに少年達の声音は明るく柔軟です。ただソリストの声は間違いなく少年の声だと感じました。それになんか1966年来日のスペイン聖十字架少年合唱団のソリスト達の発声と似たようにも聴こえます。でもやはり別団体ですかね?ナゾです。
 このアルバムはずいぶん前に何気なくショップで見つけて購入しましたが、他では聴けないような雰囲気が味わえるので結構気に入っています。「スペイン古楽集成」というシリーズの1枚らしく、明確な意図をもって編集されているようですが、書いてある内容が専門的でむつかしいので私の理解の範囲を超えているため説明できません。ただ中世のカタルーニャの音楽の豊かさがぎゅっとこの1枚に詰まっているようでした。「モンセラートの朱い本」の方はモンセラート修道院で当時演じられていた歌謡と宗教的な性格の舞曲を収めたコレクションだそうです。何やら修道院の中で巡礼者達が輪になって歌って踊っていたらしいですよ。教会というと抹香臭いイメージを抱いていましたが、スペインの中世の教会は結構活気があったんですね~。「スペイン古楽集成」のシリーズⅠでもこの合唱団が参加しているようなので、そのうちHetsujiさんが紹介してくださるかな~と楽しみにしてます。         (by Wing) 2005/02/11(Friday)up 
 CD   聖母マリア頌歌集(12・13世紀)賢王アルフォンソ十世の編纂による(Las Cantigas de Santa Maria del Rey Alfonso X El Sabio)― スペイン古楽集成Ⅰ(東芝EMI TOCE-6251)
Capilla Musical y Escolania de Cruz del Valle de los Caidos,(指揮)L. Lozano / Atrium Musicae,(指揮)G. Paniagua / (総指揮・バリトン)) J. L. Ochoa de Olza / 録音年不明

1.序章/詩つくり歌うは(バリトン)
2.第1番/最も好むことは(器楽)
3.第20番/ヘセーの聖母(テノール・合唱)
4.第29番/心のうちに(器楽)
5.第40番/御身に神の救いあれ(バリトン)
6.第118番/あのお方、神の御母が(テノール・合唱)
7.第79番/ああ、聖母マリア(児童合唱)
8.第384番/そのすばらしい美しさで(バリトン・合唱)
9.第216番/聖母マリアに(器楽)
10.第100番/聖母マリア、夜明けの星よ(児童合唱・独唱)
11.第166番/その犯した罪ゆえに(テノール・バリトン)
12.第159番/聖母マリアは盗人を許し給わない(器楽)
13.第11/Ⅰ番/御名たたえられてあり(児童合唱・独唱)
14.第302番/キリストの御母に(器楽)
15.第58番/手だて尽くして(児童合唱・独唱)
16.第358番/その御姿(器楽)
17.第25番/すっかり借りを返すことも
18.第179番/聖母はよくご存知(器楽)
19.第2/Ⅱ番/博士たちは(テノール)
20.第222番/まことの信仰をもって(器楽)
21.第320番/聖母マリアは掲げ給う(テノール・合唱)
22.第279番/聖母マリア、われを救い給え(バリトン)
23.第380番/一刻もためらわず(バリトン・合唱(アカペラ))
24.第401番/懇願(テノール)

 録音年は不明ですが、響きは間違いなく来日時のものと同じなので、その頃の録音と思われます。過去にスペイン古楽集成Ⅲを紹介したときは、スペイン聖十字架と死者の谷聖十字架が同じ合唱団か半信半疑でしたが、やはり同じ合唱団でした。響きから推測するに、録音も皆、同時期(1960年代後半)でしょう。ブックレットに記載された合唱団の説明と、ネット上の情報を参考に合唱団の概要をまとめておきます。
『マドリードの北西約40km、エル・エスコリアルの北東約10kmのグアダラマ山麓に、スペイン内戦の死者の霊を弔うための死者の谷(戦没者の谷)Valle de los Caidosといわれる慰霊施設がある。谷には、大教会堂と花崗岩の稜線をくりぬいた高さ約150mの大十字架がある。死者の谷聖十字架聖歌隊は、1958年、竣工と同時にこの教会に発足した。聖歌隊児童はスペイン全域からきびしいコンクールを経て選出され、歌唱の能力だけではなく学課、素行とも優秀な児童にかぎって参加を許される。1966年夏に来日している。』
 さて、このアルバムはというと、少年合唱で歌われるのは全体のうち4曲しかなく、私にとってはこの合唱団を追う上での資料的な存在という程度にとどまっています。しかし、古楽に興味のある人にとっては貴重なアルバムなのかもしれません。カンティガというのは、ウィキペディアによると「中世西洋音楽のひとつで、イベリア半島における単旋律の歌曲。頌歌(しょうか)ともいう。」だそうです。スペイン版グレゴリオ聖歌みたいな感じですかねぇ。グレゴリオ聖歌と違うのは、これには世俗色の強い旋律や詩なども含まれており、当時の生活や文化の様子を知る手がかりとなるようです。当時のスペインは東洋と西洋の出会いの場。それが反映されているのか、オリエントな雰囲気を感じるアルバムです。   (by Wing)2013/03/01 fri up
 CD

1992
PADRE ANTONIO SOLER(1729-1783): LOS VILLANCICOS - MYSTERES DE NOEL / Spanish Christmas songs (JADE 12 21.85) (C)1992 / director:JEAN-MICHEL HASLER

1.INFANTILLO,POETA Y CURA(LITTLE BOY,POET AND PRIEST).....10:53
2.VISITA DE CARCELES(VISIT TO THE PRISONS).....5:24
3.ANGEL,SAN JOSE Y NUESTRA SENORA(ANGEL,JOSEPH AND OUR LADY).....10:31
4.ANTON Y GILA(ANTON AND GILA).....5:50 
5.ANTON Y PASCUAL(ANTON AND PASCUAL).....9:10
6.CIEGO Y LAZARILLO(THE BLIND MAN AND LAZRILLO).....6:50
7.UN ANGEL Y EL DEMONIO(AN ANGEL AND THE DEVIL).....7:57

soloists:
Soprano: Rufino Carrillo De La Rosa(1),Javier Hermida Garcia-Fraile(3,7),Jesus Lopez Palomo(2),Fernando Martin De Blas(4),Jaime Plaza Marin(1),Antonio Torrecillas Sanchez(2,3)
Alto: Luis Arturo Araoz Penin(5),Javier Blasco Blanco(2,6),Miguel Angel Lopez Penuelas(3)

 
 このアルバムの作品、宗教曲にしては奇妙な(躍動感のありすぎる)旋律ですし、タイトルにNOELとあるけれどこれまで耳馴染んでいるクリスマス曲とは雰囲気をあまりにも異にしていて、かなり鮮烈な印象を受けました。最初に聴き終えた時、「自分はスペイン演歌を聴いたのか?」と思ったくらいアクが強いです。でも実際のところは由緒ある修道院のカペルマイスターが作曲した宗教的なクリスマス曲のようです。作曲家であるPadre Antonio Solerは、少年時代はモンセラート修道院聖歌隊に属し、後にEscorial(王立)の修道院(つまりサン・ロレンツォのこと?)の聖歌隊指導者及びオルガニストとして一生を終えたというようなことが書かれていましたから。。。
 しかしまったくもってどの曲も独特なリズムと旋律です。そして全ての曲がソロの掛け合いをベースとした構成になっています。ソリストの役柄は決まっていて(例えば7曲目ではソプラノソリストが天使、バリトンソリストが悪魔の役)、いわば受難曲風なのですが、どちらかというとオペレッタみたいなという方がぴったりくるかもしれません。伴奏は弦楽器が主体ですが、時にはタンバリンやカスタネットのような音も聴こえてきて、「祭りだ、祭りだ~」みたいな湧き踊るような空気を感じます。スペインの人の体内には情熱的なリズムが息づいているのかなぁなんて勝手に想像しながら聴いてました。
 歌の方の実力はといいますと、アルトソロの地声がよく目立ち、歌い方には拙いところがかなりあります。けれど私は基本的にラテン系の合唱団も地声アルトも好きなので気にはなりませんでした。端正な合唱を楽しみたいという方には曲風からして今ひとつかもしれませんが、ソロ好きな方にはおすすめの1枚です。         (by Wing) 2005/02/04(Friday)up 
 LP

1972
CANTO GREGORIANO(HISAPVOX/HHS 10-411)P.C.1972/Escolania Y "SCHOLA" de la Abadia de Santa Cruz del Valle de Los Caidos/Director;Laurentiono Saenz de Buruaga, O.S.B.

CARA 1
MISA DE ANGELIS
Kyrie.....2.53
Gloria.....3.21
Credo.....4.46
Sanctus.....2.02
Agnus.....1.26

KYRIAL HISPANO
Kyrie.....2.12
Sanctus2.....1.39
Agnus 2.....1.15

CARA 2
MISA DE LA VIRGEN
Kyrie.....2.22
Gloria.....3.51
Sanctus.....1.45
Agnus.....1.31

ANTIFONIAS MARIALES
<<Tono sencillo>>
Salve Regina.....1.58
Alma Redemptoris Mater.....1.09
Ave Regina coelorum.....0.51
Regina coeli.....0.41
<<Tono solemne>>
Salve Regina.....2.51
O quam glorifica.....2.53

スペイン十字架合唱団(死の谷の聖十字架合唱団)によるグレゴリオ聖歌集。以前、店頭でたまたま購入したグレゴリオ聖歌のベスト版CDにミサ・アンジェリ(天使のミサ)が入っていて、以来ずっと欲しいと思っていた原盤(たぶん)である。少年合唱によるグレゴリオ聖歌自体が珍しいことに加え、そのうちのミサ・アンジェリときてはもう大喜びもの。グレゴリオ聖歌にはいろいろなものがあるが、その中でももっとも人気があるものの一つがこのミサ・アンジェリだそうである。グレゴリオというと単純で無の境地のような単旋律がひたすら続く印象があるが、このミサ・アンジェリは旋律の美しさが秀逸。耳になじみやすいのもあるからだろうか、日本のカトリック教会では、以前は教会での世界共通語=ラテン語によるミサも義務付けられており、その際はミサ・アンジェリもよく採用されていたらしい。だから、私の親の世代だと、音楽の知識と無関係にミサ・アンジェリが身に染み付いたように空で歌えてしまうのである。私の世代になるとラテン語ミサどころか途中から使用される日本語の祈祷の文句も文語から口語になってしまっているが、子供の頃はまだたまにラテン語ミサにあずかる機会があり、その時は子供ながら旋律の美しさに聞き入っていたものである。このアルバムでのスペイン十字架の演奏はというと、旋律の美しさにふさわしく、再生した時に聞こえる第一声から重心のきいた硬質のボーイソプラノが、厳かに響いていく。EPにあるかわいい少年合唱団の声ではない。訓練の行き届いた格調高い響き。だがボーイソプラノであるがゆえに、声が低く抑えられているにも関わらず清澄である。ほかにサルヴェ・レジナなど、なじみはあるが少年合唱のアルバムでは(私は)あまり聞かない曲が収められていて、貴重なランナップとなっている。    (by Emu) 2006/03/09(Thursday)up 
 LP

1966
 
スペイン聖十字架少年合唱隊 ESCOLANIA DE SANTA CRUZ DEL VALLE DE LOS CAIDOS (キングレコード SH5257)
指揮:ルイス・ロサーノ神父(LUIZ LOSANO), ピアノ・オルガン:アダベルト・マルティネス神父(ADALBERTO MARTINEZ),東京少年合唱隊,キング・オーケストラ,(C)1966
ソロ:
ホセ・カルロス・サンス・ガリャールド(JOSE CARLOS SANZ GALLARDO) 第1面-1,3,4,7 第2面-2,4,5 /
マルセリーノ・ガリェーゴ・ロペス(MARCERINO GALLEGOLOPEZ) 第1面-1 第2面-1

<第1面>
1.マルセリーノの歌 CANCION DE MARCELINO from The Film "MARCELINO PAN Y VINO" (P.SOROZABAL-L.VAJDA, arr.KOMACHI)
2.アヴェ・マリア AVE MARIA (T.L. de VICTORIA)
3.アヴェ・ヴェルム・コルプス AVE VERUM CORPUS (W.A.MOZART)
4.私のいとし子 ENE POTXOLO (M.RUIZ, arr.L.LOSANO)
5.ロバは死んでしまった YA SE MURIO EL BURRO (M.RUIZ)
6.イネシーナ INESINA (M.RUIZ)
7.私の小屋のそばで AL LADO DE MI CABANA (M.RUIZ)

<第2面>
1.秋 OTONAL (M.RUIZ)
2.グラナダ GRANADA (POPULAR ANDALUZA)
3.マドレ、ドアーのところに MADRE EN LA PUERTA (POPULAR ANDALUZA)
4.待ちぼうけ MACHIBOKE (H.KITAHARA, K.YAMADA)
5.波浮の港 HABU NO MINATO (U.NOGUCHI, S.NAKAYAMA)
6.オリーヴの山で IN MONTE OLIVETI (J.I.PRIETO)
7.アディオス ADIOS (J.I.PREIETO)

 

 全体にスペイン民謡主体の構成で、しかも他の合唱団のアルバムでは聞けないような曲ばかり。ソロが多く、ソリストがこれまた素晴しい。何度聞いてもまた聞きたくなる、そんな魅力いっぱいのアルバムです。注文をつけるとすれば、教会付きの聖歌隊に対しすごく失礼な言い分ですが、1面の2,3曲目のような宗教曲は無くてもよかったかな。このアルバムを聞く限り、この合唱団の魅力は合唱ではなくソロと選曲にあると感じます。ソリストの独特な声とドラマチックな歌い方は、宗教曲ではなく、スペイン民謡のような物悲しかったり、舞踏的な曲によく合っています。「イネシーナ」も素敵ですが、「グラナダ」はもうほんと最高!キングレコードのベスト盤CDに「イネシーナ」が入っていて、「グラナダ」が入ってないのは手落ちって感じです。「マドレ、ドアーのところに」は、パリ木のちょっとおどろおどろしいアルトで聞き慣れていただけに、ここでは涼やかなボーイアルトで歌われ、違う曲かと思いました。「待ちぼうけ」は、数ある日本の曲のうちでよくぞコレを選曲してくれた!というくらい印象的な演奏。つたない日本語をあやつった歌い方が、コロコロする曲の雰囲気と絶妙のマッチング。ルの巻き舌加減や、ホセくんの高貴な中音とクリンと切り替わる高音がやみつきになります。ソリスト名は2名の記載がありますが、他のソリストも歌っているようです。何せ、ほとんどの曲でソロが入りますからね。一方、合唱はソロの表現力とは異なり、コドモっぽい印象の響きで、南国フルーツのような明るい柔らかさが少年少女風。これが通常の宗教曲とはあまり合っていないように感じるんですよねぇ。
 さて、このアルバム、一度っきりの来日時に録音した日本独自のアルバムというレアモノです。おかげで手に入りづらく、実は私も持っていません。友人に貸してもらってジャケを撮影したり、コピーしたりしました。お宝を快く貸してくれた友人に感謝です。セブン・シーズ・レコードのシリーズ(キングレコード)は、ケルンザー少年合唱団もあるし、埋もれさせるのはほんと勿体ない。コンピレーションではなく、それぞれ単独にCD化してくれないかな~と切に願ってやみません。  (by Wing)2013/03/01 fri up

Simon Woolfのページで、20年の歳月を経て、手に入れた盤だと説明しましたが、この盤も、1度逃してから、入手までに20年以上を要した盤です。届いたレコードは、カバーが腹が立つほど傷付いていました(元々の所有施設の扱い)が、盤は奇跡的にほぼ無傷でした。
そこで出てきたボーイ・ソプラノは、今では望めないであろう金粉キラキラのきれいな球体の音。合唱も個々の声を均していない、ソリストが集まって歌っているかのようなキンラキンラの自然系。いくらでもPOPS系の華々しさで歌えそうなところを聖十字架の額縁に飾って、華やかですが慎み深さや素朴さを残しています。そういうテイストは、特にもグラナダで感じました。Solo の JOSE CARLOS SANZ GALLARDO くんが素晴らし過ぎるのでした。というか、ソリストの全てが素晴らしいのでした。時代なのかも、です。繰り返して1日中聴いていたい気分なのですが、盤、減っちゃうから…。きょうは2回で我慢しました。カセットの時代が懐かしいです。  (by Hetsuji)2022/01/15 sat up
 EP

1965
 VILLANCICOS EN EL VALLE DE LOS CAIDOS(Polydor/285 FEP)1965/ESCOLANIA DE LA SANTA CRUZ DEL VALLE DE LOS CAIDOS/Dir.: LUIS LOZANO

Cara A
1.Noche de Paz
2.Adeste Fideles

Cara B
1.Rin, Rin
2.Villancico infantil

Solista contralto:アルトAlberto Armendariz
Slista tiple:ソプラノ Carlos Cuevas

ジャケットカバーを見て、この合唱団ってこんなところにあるんだと思うと同時に、十字架でかっ!と思った次第。タイトルは「死者の谷のクリスマス」でよいのかな。最初の曲は「聖しこの夜」。発声が独特というか、洗練された透明系の発声ではない厚みのある土着系なので、最初がちゃがちゃか感を感じるが、聞いていくうちに、この独特さが非常に魅力的に感じられるようになる。ソロ2人も、声量、情緒ともに豊かな「聴かせる」演奏でとてもよい。(by Emu) 2008/02/24 up

ソリストのAlberto Armendarizは、1966年にスペイン聖十字架少年合唱隊の一員として来日したようです。第二アルト担当でした。いいなあ。聴きたかったなー。(by Hetsuji 2024.10.14 up)
 EP  DOS OBRAS DEL P. PRIETO(COLUMBIA/81314) ESCOLANIA DE SANTA CRUZ DEL VALLE DE LOS CAIDOS/director LUIS LOZANO

Side A
TRES RESPONSORIOS(JOSE IGNACIO PRIETO)
1.IN MONTE OLIVETI
2.OMNES AMICI MEI
3.SICUT OVIS

TRES COROS(JOSE IGNACIO PRIETO)
Side B
1.ADIOS
2.CAPRICHO
3.CETRO EFIMERO

鮮やかな空の青が印象的な45回転EP。タイトルの意味するところはJOSE IGNACIO PRIETOさんの作品集、ぐらいのものでいいのかな。声がグレゴリアンのLPの端整さに近づいているので、録音年は1960年代後半か?曲は厳かな宗教曲。終始合唱で歌われ、お経のように聴いているうちに終わる。   (by Emu) 2006/06/09(Friday)up
 EP

1962
 CANTOS RELIGIOSOS (COLUMBIA ECGE-71693)1962/ESCOLANIA DE "SANTA CRUZ DEL VALLE DE LOS CAIDOS"

SIDE 1
ESCLARECIDA MADRE(GUERRO)
O VIRGEN(GUERRO)

SIDE 2
AVE MARIA(VICTORIA)
REGINA COELI(AICHINGER)

似たようなカバーで4枚出ているうちの一枚で、ヴィクトリア、ゲレーロなどスペインを主とした作曲家の宗教曲集。声は変わらずかわいい系だが、これはこれでいいと思えてきた。アイヒンガーはなかなかテンポがいいし、いい味を出していると思う。ひなびた感じのレコードの音が、60年代という古きよき時代を伝えている。         (by Emu) 2007/02/23(Friday)up
EP

1962 
ESCOLANIA DE SANTA CRUZ DEL VALLE DE LOS CAIDOS (COLUMBIA/ECGE-71692)1962

A面
1.AVE VERUM(Mozart)
2.DOMNE NON SUM DIGNUS(Victoria)

B面
1.O SAGRAMENTUM(Iruarrizaga)
2.EGO SUM PANIS(Iruarrizaga)

スペインプレスの45回転EP。指揮者の記載なし。A面2曲目以外はオルガン伴奏つき。ジャケット裏のリストによるとこのシリーズであと3枚あるようだ。この合唱団ができたのは1950年代ぐらいじゃなかったかと思うので、ということはできて間もない頃の録音ということになる。スペイン十字架というと、少年少女ペスト版「天使のハーモニー」にある「マルセリーノの歌」のソロなどもすばらしいと思うが、自分が一番傾倒しているのは72年のCanto Gregorianoでの大人びた端整な歌声。だものだから、そのつもりで聞くと、このアルバムはまるで別もの。声が甲高いかわいい系で、粗が目立ち、まだまだこれからだなという感じがする。だが、超ゆっくりめに歌われるアヴェ・ヴェルム・コルプスなど、緩急がきいた情緒溢れる演奏は音楽的には豊かで、聞き苦しいものではない。確かにCanto Gregorianoと比べると声は似ても似つかないが、それに至る素養があるのが感じられる。   (by Emu) 2006/02/09(Thursday)up
 EP

1961
VILLANCICOS POPILARES ALEMANES(COLUMBIA ECGE 71590)1961/ESCOLANIA DE "SANTA CRUZ DEL VALLE DE LOS CAIDOS"

1a Cara
LLEGO LA NAVIDAD
NUNCA SNAN LAS CAMAS
KLINGELIN

2a CARA
CIENANGELITOS
NOCHE DE DIOS

ジャケットの青々とした空がクリスマスっぽくないけれど、死者の谷~がドイツのクリスマス・キャロルを歌ったレコード。例えばA面1曲目はMorgen Kinder、B面1曲目はStille, Stille, 最後が聖しこの夜など。やはりこの頃は、後のグレゴリオ聖歌レコード時代の端整さとは異なり、かわゆいおこちゃま声。ただしこのアルバムではがちゃがちゃ感はなく、相応の統制は取れていて、これがこの聖歌隊のカラーといわれたらそうか、と納得する、ある意味個性であるといえる。ときおりソロが出てくるが、なかなかにしっかりといい声をしている。        (by Emu) 2007/02/16(Friday)up 

sounds’Library
 sounds.library@gmail.com

(お返事は出来ないと思います)