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Art of the treble〜sounds’Library (JAPAN)

Troye SivanTroye Sivan





CD    Dare to Dream June 2007

1.The Prayer
2.Unsung Hero
3.Over the Rainbow
4.There's a Hero
5.Angels Brought Me Here

 Troye君は南アフリカ生まれ、オーストラリア育ちの子です。現在は役者としも活躍中。
 グッと心を掴まれる歌声で、ハスキーな低音で囁くように始まる1曲目から心を持っていかれ、彼の世界に惹きこまれました。3曲目「Over the Rainbow」はアレンジがすごく凝っていて、通常盛り上がり系で歌われるこの曲をしっとりとしたバラード調にアレンジしてます。Troye君のこの曲を聞くとなんだか松田聖子さんの「Sweet Memorys」が思い浮かぶんですよね。テンポや雰囲気のゆるさが似てるような・・??この曲での最後の艶っぽい余韻を残した歌い方、歌の表情を作るのがほんと巧い子だな〜と感心。 2曲目「Unsung Hero」ってなんていう意味だろう?と調べたら「謳われることなき英雄」とか「縁の下の力持ち」とかいう意味でした。ここでは「私だけのヒーロー」っていう感じかな?”Now I sing this song of love For you〜♪”という部分の”for you” のフレーズ、もうねぇ最高です。こんな風に面と向かって歌われたらゾクゾクっときちゃいますね。
 少年っぽさが詰まったハスキーな低音〜中音、かすれ気味だけど決して無理して出しているわけでもない透き通った高音、色っぽい歌い方、まさにツボでした。常に傍らに置いておきたい歌声、一緒に口ずさみたい曲という感じ。あ〜5曲なんて物足りない〜〜(by Wing) 2015/01/01 THU UP

南アで生まれてオーストラリアへ移住し、そこでオリバーの舞台にも立ったらしいが、まさにオリバーに相応しい顔と姿とそして歌声を持っている。
タイトルは「夢見る勇気」とでも訳すのだろうか? 
可愛らしい声がストレートに伸びるのだが、何処か大人のように渋く、大人の歌手が少年の声を手に入れて歌っているかのよう。既に生きることの切なさや挫折を知った上でなお、夢見る勇気を持ちなさいというメッセージが伝わってくるような気がする。編曲も凝っていて、3.Over the Rainbowは、私が知っている、いつもの3.Over the Rainbowなのだが、そう意識して聴かないといつもの曲には聴こえてこない。お気に入りは4.There's a Hero
これはやはり合唱団員の歌ではなくて、舞台に立って心情を表現する役者の歌だなあ、なんて。淡々と普通に歌っているだけなんだけれど、なんだか表現力があって聞き手に語りかけてくる。
Troyeの歌を聴いて、挫折中の身ではあるが「がんばろう」という気になった。しかもCDには彼のサイン入り。カバー裏には○○さんへ楽しんでね式のこちらもサイン入り。ここまでされたらオークションに放出は出来ないなあと聞く前に思ったけれど、聞いた後では、気に入ってしまって、手放す気にはなれそうにない。(by Hetsuji) 2008/07/20 up 

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(お返事は出来ないと思います)