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Art of the treble〜sounds’Library (JAPAN)

TORONTO CHILDREN'S CHORUSTORONTO CHILDREN'S CHORUS





CD

2006 
How Sweet The Sound (Marquis/81361)
Toronto Children's Chorus, Jean Ashworth Bartle, Founder/Music Director
Recorded:July 25/26 2006

1-3.Dixit Dominus (Galuppi)
4-9.St. Leopold Mass (Michael Haydn)
10.Cantique De Jean Racine (Faure)
11.Noel Des Enfants (Debussy)
12.Ave Maria (Brahms)
13.Pie Jesu (Evans)
14-16.Psalm Trilogy (Glick)
17.Psalm Of Praise (Daley)
18.Evening Song (Kodaly)
19.Freedom Trilogy (Halley)

保有している数少ない児童合唱団のCD。ガルッピの”Dixit Dominus”がオケ伴奏のもと、華やかに冒頭を飾っている。1999年の録音ものと比べるとゆっくりしたスピードで、ちょっと間延びして聞こえる。平常心で聞けないくらい盛り上がるところも、何だかアッサリ通り過ぎていくようで残念。テンポ上げて緩急をハッキリさせるだけでもかなり変わると思うんだけどなあ、私好みに。最後を飾るの”Freedom Trilogy”で、ガルッピと共にこの合唱団が大事にしているレパートリーなのだろう。珍しいミヒャエル・ハイドンの”St. Leopold Mass”を歌っていて、女声のソプラノが活躍している。コダーイの”Evening Song”(エスティダール)のようなアカペラもしっとり歌っているけど、ガルッピが聞きたくなったら引っぱり出してくるCDだと思っている。(by Nao)2014/10/01 WED up
 CD

1999
  Come, Ye Makers of Song (Marquis/81255)
Live in Australia and New Zealand, Tour to Australia and New Zealand, July 12 August 5, 1999
Toronto Children's Chorus, Jean Ashworth Bartle (Founder/Music Director)

1.Come, Ye Makers of Song (Henderson)
2.Freedom Trilogy (Hally)
3-5.Dixit Dominus (Galuppi)
6-8.Psalm Trilogy (Glick)
9-14.Stabat Mater (Pergolesi)
15.Agnus Dei (Mozart)
16.Laudate Pueri (Mendelssohn)
17.Lift Thine Eyes (Mendelssohn)
18.Ave Maria (Holst)
19.Prayer of St. Francis (Hurd)
20-24.Petites Voix (Poulenc)
25.Glory to Thee, My God This Night (Tallis)


約60人の9割が女の子の合唱団で、オーストラリア・ニュージーランドのコンサートツアーの実録のよう。パイプオルガンやオケ等の伴奏で音響も申し分なくレコーディングされている。合唱団としても一定のレベルにあって、しっかり歌いこんで練習してきていると感じる。1・2曲目は自国の作曲家の曲を用い、その後も世界中の曲を上手く織り込んだ選曲になっていて、合唱団の自由で闊達な雰囲気も滲み出ている。児童合唱団のトロントのCDに行き着いたのは、ガルッピの”Dixit Dominus”ゆえ。もっともヴィヴァルディの作品が誤ってガルッピ作と伝えられて来たとも言われており、そういえば「グローリア」と展開が似てる気もする。いずれにしても少年合唱で是非聞きたい曲なのだけど見つけらなくて、たどり着いたのがToronto Children's Chorusの演奏だった。幸せのアドレナリンが湧いてくる曲なんだけど、曲の原点は1980年来日のWSK。濃厚で被さってくるような盛上がりが魅力だったけど、こちらはアッサリと歌ってる印象。ここでの伴奏はパイプオルガン。最初はガルッピばかり聞いていたが、2番の”Freedom Trilogy”には感動。キリエ・エレイソン〜の歌詞から始まり、アフリカンミュージックっぽいメロディや「アメイジング・グレイス」が重なり合って、ワールドワイドな雰囲気満載なの。演目にホルストやプーランクでちょっと変化球が入ってるのも好ましく、カナダの音楽的な素養が好きだった事を思い出したりしている。(by Nao)2014/10/01 WED up 

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