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Art of the treble〜sounds’Library (JAPAN)

Timothy LaniganTimothy Lanigan





CD 

2005
  Evening and Morning : the Sixth Day (CHM050720)

1.This Livelong Night, God Who Madest Heaven and Earth
2.Pie Jesu
3.The Day Thou Gavest
4.Litany to the Holy Spirit
5.O Rest in the Lord
6.Evening Hymn
7.Horn choir
8.Soprano, Alto and Guitar
9.Nunc Dimittis
10.Pie Jesu
11.Suo Gan
12.The Call
13.Psalm 23
14.The Lamb from Songs of Innocence and Experience, Op. 212
15.Make Me a Channel of Your Peace
16.My Lord, What a Morning
17.Come, Let Us All This Day
18.I Will Sing New Songs
19.My Voice Shalt Thou Hear
20.We Sing to Him
21.Sing a Song of Joy
22.And There Was Morning, Op. 488

Timothy Laniganくんは、コンテストで優勝したり、コンサートでソリストをする等、相当に活躍した少年のようです。ですが、日本ではほぼ無名状態。トレブルの世界の拡がりと奥深さを感じます。
the Sixth Dayというタイトルですが、アタリを付けて創世記を見たら、6日目というのは、神の形に似せて人間が造られた日、なのですよね。
神と違って万能ではないけれど、地上で神の形に一番近い生物として、生まれたことを感謝し神にいただいた人生を初々しい気持ちで謳歌しなさい、ってことですかね。
さて、Timothy Laniganくんは、釣書通りの実力派。支えるオーケストラもプロ級です。ですが、私が聴くには女声に傾いているようにも思えます。もしかして一人女声が参加しているのでしょうか? デュエットなど、モロに女声を感じます。女声的な安定感にも、本当にボーイ・ソプラノ? とか斜めに聴いてしまいそうです。女声っぽいテイストとはいえ、雌鶏系でもないので、このソリストくんは需要があったことでしょうね。ん〜、Naoさんの感想を聴いてみたいところです。聴いている今も、少年声か女声かって、わからないなあって。音の始まりは少年声ですが、フレーズの真ん中あたり音を伸ばすところなんか女声と勘違いしてしまうのです。昔、Abbey系の教会LPを聴きながら、ソリストをボーイかガールか判別できなかった盤のときみたいです。
ですが、数曲目ともなると、この声は、ボーイ・ソプラノでしょうね。抜群の安定感と落ち着きとキレイな高音の伸びが若い女声と錯覚してしまいました。・・・少年の声の無垢さとは私が持っているとイメージと違いますが、キレイ過ぎる歌い方。6日目に造られた人間も、Timothy Laniganくんの声のように最初はキレイなハートだったのでしょうか?
Hetsujiの好みとしては、たとえどこか壊れていても、青竹系の真っ直ぐな冷たい声が好みなので、好みのテイストからはちょっとずれますが、この表現力は素晴らしいです。完璧なソリストなので、本当に男の子なのかどうか、映像で歌っているのを見てみたいと思いました。男声アルトが入っているようなのでTimothy Laniganだと思った声がアルトで、女声だと勘違いした声がとうのTimothy Laniganなのかもしれません。 静かな旋律の多い盤でした。・・・ん〜、この期に及んでも、やはり女声に聴こえてしまいますね〜。 (by Hetsuji) 2017/01/05 Thu UP

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(お返事は出来ないと思います)