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Art of the treble〜sounds’Library (JAPAN)

モスクワ合唱学校スヴェシニコフ少年合唱団

The A.Sveshnikov Boy's Chorus of the Moscow Choral School





CD 




1988

CDVD 04396 
CD   1988
COVE 04396
МОЦАРТ:РЕКВИЕМ
(モーツァルト:レクイエム)

(B-S) Андрей Аэовский (アンドレイ・アゾフスキー)
(B-A) Дмитрий Туркумянц  (ディミトリー・トゥルクミャンツ)
(T) Александр Юденков
(アレクサンドロ・ユジェンコフ)
(B) Леонид Федоров  (レオニード・フェドロフ)

ヴィクトール・ポポフ指揮 スヴェシュニコフ少年合唱団、モスクワ合唱学校 

ソリスト名は英文字表記がなく、ロシア語文字表記である。
全体的にゆったりしたテンポで、説得力のある演奏である。
訓練の行き届いた合唱を聴かせてくれる。アルトが充実している。しかし、アンサンブルでは、少々目立ち過ぎるところもある。
ボーイ・ソプラノ、アルトともにすばらしいが、特にソブラノの一本筋の入った発声は特色がある。(by northend) 2018/11/30 FRI up
CD 

MELODIYA

P.1987,1990
C.1991
 SUCD 10-00272  
 CD


CARITAS
 CD 002  
CD 




1997
 RUS 288 154  
 LP

1991

CTEPEO A10 00763 000
 BOYS' CHORUS OF THE MOSCOW CHORAL SCHOOL / W.A.MOZART REQUIEM in D minot,KV 626 (CTEPEO A10 00763 000)
Artistic director VICTOR POPOV

Side 1
1.Requiemaeternam. Kyrie eleison
2.Dies irae
3.Tuba mirum
4.Rex tremendae
5.Recordare
6.Conffutatis
7.Lacrimosa
Side 2
8.Domine Jesu
9.Hostias
10.Sanctus
11.Benedictus
12.Agnus Dei. Lux aeterna

Andrei Azovsky, descant(1,3,5,8,11,12)
Dmitri Turkumyants, alsto(3,5,8,11)
Alexander Yudenkov,tenor(3,5,8,11)
Leonid Fedorov, bass(3,5,8,11)

割合、多くのCHOIRが挑戦している合唱曲なので選曲としては珍しくない分、よほどの技を使わない限り、受ける印象は薄い。が、この盤は、オーケストラも合唱も安定していて及第点。声質も合格点の寒色系。ソリストのAndrei Azovsky君は、心配になるほど細く、そして高い声。このCHOIRのソプラノくんたち、高い声が楽々出ている。4人のソリスト名が記載されているが、合唱団から調達していると思うが、テノールもバスも客演並みに上手い。ソプラノくんは声が細くてとっても親心的に心配してしまうほど繊細なんだけれどDmitri Turkumyants君の声は普通にスッと耳を通り抜けた。それぞれのソロを聴かせた後で、4.Rex tremendaeの全パートの重なりの音の潔いこと。気持ち良いこと。良い気分で聴いた後で、又、5.Recordareでは各ソリスト陣が大活躍するのよね。その構成のバランスも良し。男声部の声の若々しさも良し。全体のスピード感も良し。あまりに生き生きしているのでこれが「レクイエム」であることを忘れそう。現在をまっすぐに生きている声(合唱)だから。欲を言わせてもらうと、ソプラノくんたちの声のキラキラ感が目立ち過ぎたかな。そして細部にもうちょっと神経を使ってもらうと(音が動くときにちょっと声が雑になって濁ることがある)100点満点の120点は行ったかも。←欲が深いなあ、私。(by Hetsuji) 2007/06/03 up
 LP

1991 

CTEPEO A10 00749 001
 
 LP

1987
VIVALDI:GLORIA RV589(Melodia/C10 29363 007)1987年録音/The A.Sveshnikov Boy's Chorus of the Moscow Choral School,Victor Popov artistic director/The USSR Ministry of Culture Symphony Orchestra,Gennadi Rozhdestvenski conductor

Side 1
1.Gloria       
2.Et in terra pax hominibus       
3.Laudamus te       
4.Gratias agimus tibi       
5.Propter magnam gloriam       
6.Domine Deus

Side 2
7.Domine Fili Unigentie       
8.Domine Deus,Agnus Dei       
9.Qui tollis peccata mundi       
10.Qui sedes ad dexteram       
11.Quoniam tu solus Sanctus       
12.Cum Sancto Spiritu

Andorei Azovsky(3,6),Ura Shmelev(3)…descants/Dima Turkumyants(8,10)・・・alto

 合唱団名を直訳すると「モスクワ合唱学校スヴェシニコフ少年合唱団」ということになるが、スヴェシニコフ氏ゆかりの合唱団でポポフ氏が指揮を取っているということは、現在のモスクワアカデミー(少年)合唱団の前身ではないかと思う。オケの方は、ロジェストヴェンスキー御大の指揮によるソ連文化省交響楽団。曲はヴィヴァルディの「グローリア」ミサ曲。嬉しいことに、合唱・ソロ共にオールB-Sで、このB-Sソロが大変ステキ(感動的と言っていい)な一品。
 ロシア系というと、今ひとつ上手くないというか好みでないというか、自分は侮ってしまう傾向にあるのだが、このアルバムはソロを置いておいてもなかなか聴ける。まずお馴染みの前奏だが、ソ連だけにレベル高しの上に、近代楽器使用のせいか非常に洗練されていて流麗。続く合唱は、これは最初は予想していた通りでガチャガチャっとした感じがする。でもこれは実はスラブ語圏の人がラテン/ゲルマン系の言葉を発することによる発音の耳障りさから来るものなのかも、と弁護してみたりもして。まとまりはあって流れにも乗っているので、ガチャガチャ感に慣れるとこれはこれでOK。そして「Laudamus te」で登場する注目のソロ。Ura少年Dima少年もよいが、より目立つのは6曲目でもソロを歌っているAndorei。録音に際し人工的なエコーを効かせているようなのがちょっとくどいが(わざとエコーによって合唱と切り離して目立つようにしてあるのかも)、声自体は、可愛らしいが訓練が行き届いていて、明るく華があって、そしてバロック音楽にまあ何とよく映えること。往年のウィーン少や森にあったあの可愛くも朗々とした雰囲気がこんなところで健在。グロリア・ファン(?)にはお薦め。
 メロディア盤の録音は以前ビクターと提携して国内盤CD化されていたが、去年あたりに契約が切れて今では入手困難だとか。こんな魅力的な演奏が埋もれてしまうのはもったいない。巨匠の指揮なので、いつかどこかから復刻盤が出ることを願っている。    (by Emu) 2003/10/26 up 
 
Nr.590050  
 

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(お返事は出来ないと思います)