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Art of the treble〜sounds’Library (JAPAN)

Stuttgarter Hymnus-ChorknabenStuttgarter Hymnus-Chorknaben





 CD  Der Tag bricht an / Stuttgarter Hymns-Chorknaben (LAUDATE CD-Nr. 98.943) Leitung:Gerhard Wilhelm Kirche der Karlshoehe Ludwigsburg, Septembern1986

1.Die guldne Sonne voll Freud und Wonne.....2:00
2.Der Tag bricht an.....2:10          
3.Die helle Sonn leucht jetzt herfur.....1:44
4.Ich dank dir schon.....1:53          
5.Lobet den Herren alle, die ihn ehren.....2:15 
6.In dir ist Freude.....1:46          
7.Dir, dir, Jehova, will ich singen.....2:35
8.Nun danket alle gott.....2:35          
9.Wer nur den lieben Gott lasst walten.....2:03
10.So nimm denn meine Hande.....2:39
11.Wachet ahf, ruft uns die Stimme.....3:38
12.WasGott tut, das ist wohlgetan.....2:16
13.Lobe den Herren.....2:24          
14.Schaff's mit mir, Gott....2:05          
15.Ist Gott mein Schutz und treuer Hirt.....1:41
16.Herr Christe, tu mir geben.....3:00          
17.Hinunter ist der Sonnen Schein.....2:08
18.Der Mond ist aufgegangen.....3:00          
19.Mit meinem Gott geh ich zur Ruh.....2:12

聴いている限りでは詩篇集(じゃないかもしれないけれど)みたいな感じ。1曲、2分前後の曲をソプラノ+アルトだけ、或いは+テノール+バスと編制を変えて歌っている。ソロはなく合唱のみなので、「曲」そのものを聴かせる趣。ともすれば単調にもなりかねない構成だと思うが、ならないのは、Stuttgarter Hymns-Chorknabenの合唱にあると思う。声が澄んでいるというか、純白の羽のように軽いというか。聴くものに付け入る隙を与えないほど、千分の一秒まで声が揃っている、的ではなく、レコード時代と同じで、演奏に甘い部分もあるのだが、逆に隙を見せることで、親しみやすさや包容力までも表現してしまっている。それから、これらの曲をゆったりと安心して聴くことが出来るのは、(合唱団の名前から言っても)この合唱団が何処か宗教に根ざした存在だからだろうと思う。声は軽くても、歌われている世界の深さや重さを静かに感じさせてくれる合唱だから。(by Hetsuji) 2003/03/02 up
 CD BACH:WEIHNACHTS ORATORIUM/バッハ:クリスマス・オラトリオ BWV248(Hanssler/COCO-75123〜25)3枚組み/1982年12月27〜30日、1983年1月2〜5,7日 ルードヴィヒスブルク・カールスヘーエ教会にて録音/Stuttgarter Hymnus Chor-knaben シュトゥットガルト・ヒムヌス少年合唱団/Leitung:Gerhard Wilhekm 指揮:ゲルハルト・ヴィルヘルム

DISC-1
第1部 クリスマス第1日「歓呼せよ、喜び踊れ」
第2部 クリスマス第2日「さて、その地方で羊飼いたちが」

DISC-2
第3部 クリスマス第3日「天の支配者よ、舌足らずな祈りを」
第4部 イエスの御名の祝日「感謝してひざまづけ」

DISC-3
第5部 新年第1日「栄光はあなたに、神よ」
第6部 顕現節「主よ、驕れる敵が意気込むならば」

ソリスト:クリスティーナ・ラキ(ソプラノ)、ギザラ・ポール(アルト)、カール・マルクス(テノール)、ベルトルド・ボッセマイアー(バス)

日本盤。ソリストを除けば全て男声(少年・成人)によるクリスマス・オラトリオ。どの合唱を聴いてもソプラノパートが混じりけのないB-Sであるというのは嬉しいものである。そしてこのB-Sがまた涼やかで美しい。各パートもソリストも管弦もバランスが取れていて、テンポも速すぎず遅すぎずの収まりのいい演奏。端整で、開放しすぎずに直前で抑制した感のある合唱がきんきんと響かず、何度聴いても飽きさせない。この曲に関してはフレーミヒ/クロイツの72年録音版が大のお気に入りなのだが、この演奏もとても好きだ。第6部の最初の合唱からコラール「Dein Glanz aa Finsternis verzhert〜」なんかもうすごい好きだ。
第6部(3枚目)の最後のコラールの前に入るレスタティーヴォ「Was will der Hollen〜」、普通ソロなのだが、ここでは合唱。いきなりB-Sの合唱が聞こえてきて、フェイントで驚くが、最後の最後にきてちょっとしたおまけまでついているようで、特した気分になる。   (by Emu) 2003/12/21 up 
 LP Mozart, Missa solemnis C-dur / Schubert, Messe G-dur (INTERCORD/INT 120.853)
Thomas Schulze(Knabensopran), Matthias Strassner(Knabenalt), Wolfgang Isenhardt(Tenor), Manfred Ackermann(Bass), Die Stuttgarter Hymnus-Chorknaben, Mitglieder des Sinfonie-Orchesters des Suddeutschen Rundfunks, Eva Holderlin(Orgel), Dirigent:Gerhard Wilhelm, C.P.1974

SEITE 1
Wolfgang Amadeus Mozart, Missa solemnis C-dur KV 337
SEITE 2
Franz Schubert, Messe Nr.2 G-dur

既に紹介ずみのもののジャケ違い。現存しているレコーディングを見ても、この合唱団がB-S・B-Aを起用しているものはないので、企画としては珍しいのかも。伴奏にはオケとオルガンが使われている。演奏は緩急ある気配りの行き届いた仕上がりで、ソリストが存分に魅力的。円やかでたおやかな声はB-Sファン冥利に尽きるというもの。細かい音の動きを正確に歌いきる技術もたいしたものだが、純粋に「神様からの授かりもの」と思えるくらい、声そのものがとにかく綺麗。聴き始めると止められない止まらないという感じだが、悲哀系のシューベルトよりも愛らしいモーツァルトの方が似合う。私の注目はシューベルトの「ベネディクトゥス」をどんな風に歌ってくれるかだが、ソリスト陣の饗宴だけにあまりに素直すぎてちょっと物足りなさを感じてしまう。Thomas Schulze の資質が高い事は揺るがぬ事実だけど、案外アクのあるタイプが合うのかも。曲全体にも躍動感が欲しい気もするが、ソリストの存在ゆえに非常にポイントの高いレコード。    (by Nao) 2003/07/06 up 
 LP MOZART:MISSA SOLEMNIS C-DUR KV 337, SCHUBERT:MESSE G-DUR (Eurocord STEREO J 915) /Die Stuttgarter Hymnus-Chorknaben singen zur Weihnacht, Leitung:Gerhard Wilhelm

SEITE 1:(22:18) Wolfgang Amadeus Mozart:
Missa Solomnis C-dur KV 337

1.Kyrie.....2:32        
2.Gloria.....3:32        
3.Credo.....5:15        
4.Sanctus.....1:50        
5.Benedictus.....2:45        
6.Agnus Dei.....6:08
SEITE 2:(23:32) Franz Schubert:
Messe Nr.2 G-dur fur Solostimmen, Chor, Orchester und Orgel

1.Kyrie.....3:53        
2.Gloria.....2:53        
3.Credo.....6:00        
4.Sanctus.....1:20        
5.Benedictus.....4:25        
6.Agnus Dei.....4:42

Thomas Schulze, Knabensopran/Matthias Straessner, Knabenalt/Wolfgang Isenhardt, Tenor/Manfred Ackermann, Bass

モーツァルトとシューベルト・・・繊細で優美なこの二人のミサ曲に取り組もうと指揮者が決心したのは、ボーイ・ソプラノのThomas Schulzeとボーイ・アルトのMatthias Straessnerの存在があってこそ、だったのではないかと私は思う。それだけ、二人の少年のソロパートは秀逸である。各部のソロ・パート、とりわけ少年声は時間的にも長く、ミサ曲の中でかなり重要な位置を占めているのだが、ウルンと適度な湿度を感じさせ、スゥ〜と聖堂内の空気を分けて伸び上がっていく少年の声が、とてもとても素晴らしい。不安な要素は一切無し。声量も申し分なく、まるで、ミサ曲を歌うためにあるかのような少年なのだ。録音年も不明だが、確かに、名前を残しておくだけの価値のあるソプラノを聴かせている。合唱はやさしい木管系にシャープネスをかけた感じで若々しく爽やかで聴きやすい。声も出ている。勢いも感じる。欲を言えば、フレーズの最初、最後に、もっと気を遣って欲しいくらい。合唱も平均点以上なのだが、とにかく、少年のソロを聴くだけでも相当な価値のある1枚だと思う。この少年たちは、どうして無名でいられたんだろう? どうしてもっと大きなプロジェクトに誘われなかったんだろう?  (by Hetsuji) 2003/02/23 up
 LP    "Nun singet und seid froh"(Intercord/INT 160.802)/Die Stuttgarter Hymnus-Chorknaben singen zur Weihnacht, Leitung:Gerhard Wilhelm

SEITE 1
1.Vom Himmel hoch da komm ich her         2.Kommet ihr Hirten        
3.Stille Nacht heilige Nacht        
4.Ich steh an deiner krippen hier        
5.Freut euch ihr lieben Christen        
6.Vom Himmel hoch o Englein        
7.Der Morgenstern        
8.Still still still         9.Uns ist ein Kindlein heut geborn        
10.O du frohliche
SEITE 2
11.Nun singet und seid froh        
12.Unser Heiland ist geborn        
13.O Jesulein suss        
14.Lobt Gott ihr Christen allzugleich        
15.Es ist ein Ros entsprungen        
16.Uber's Gebirg        
17.Freu dich Erd und Sternenzelt        
18.Es flog ein Taublein weisse        
19.Heiligste Nacht 20.Tochter Zion

録音年の記載はないが、20年以上前のもので、クリスマスの定番にバッハの曲が目立つ。アカペラの他、室内楽程度の伴奏やオルガンが加わる曲もあり、1面4番・2面13番はB-Sの素直なしっかりとしたソロで歌われている。シュトゥットガルトはドヨ〜ンと重た過ぎず、柔らかく響く高音も心地が良く、気に入っている。2面16番の"Uber's Gebirg"は各パートの声がバランスよく厚みをもって共鳴しており、何度聴いても飽き足らない。メロディや音の広がりから、ドイツ系のクリスマスを色濃く感じる曲だ。全体を通じて、飾り気の無い整ったコーラスは、静かな面持ちで聞く事ができる。(by Nao) 2002/12/08 up
 LP "Stuttgarter Hymnus-Chorknaben / Chormusik aus vier Jahrhunderten" (Intercord/INT160.801)
Leitung:Gerhard Wilhelm

Seite:1
1.Singet dem Herrn ein neues Lied(Schutz)        2.Gloria patri(Lasso)        
3.Dir, dir, Jehova, will ich singen(Bach)       
4.Wer nur den lieben Gott lasst walten(Bach)       
5.Herr Christe, tu mir geben(Eccard)        
6.Nun danket alle Gott(Praetorius)        
7.Herr,wenn ich nur dich habe(Schutz)        
8.Was Gott tut, das ist wohlgetan(Bach)        
9.Ach Herr, lass dein lieb' Engelein(Bach)

Seite:2
1.Ave Maria(Bruckner)        
2.Tantum ergo(Bruckner)        
3.Fest-und Gedenkspruche in drei Teilen(Brahmus)
4.Richte mich, Gott(Mendelssohn)        
5.Denn er hat seinen Engeln(Mendelssohn)

大きな白いカラーの制服が特徴の合唱団だが、録音年は不明。入手時期からすると、20年以上前のものになるはずだ。クロイツのスタイルに準えて創られているようで、歌声や構成は似ているという印象を受けるが、一言で言うと「上手い!」。ドイツの合唱団が十八番とする曲がギッシリ収録されているが、1面・2面のラスト、"Ach Herr, lass dein lieb' Engelein"・"Denn er hat seinen Engeln"の美しさは格別。どちらもデリケートにしっとりと歌ってもらいたい曲だが、これが意外にアッケラカンと歌われる事がある。この点、シュトゥットガルトの表現は私の好みに適っている。同時に、ドイツ系合唱団の重厚な創りは充分に出来上がっていて、バランスの良さを感じる。指導者も優秀な方なのだろう。ほんの一時期の録音に触れただけだが、私の中では「ドイツの好きな合唱団」になっている。(by Nao) 2001/08/19 up 

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(お返事は出来ないと思います)