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Art of the treble〜sounds’Library (JAPAN)

The Choir of St. Michael's Cathedral Choir School





LP    MUSIC FOR A CHRISTMAS MORN (SMT 70-5)

SIDE ONE

JUNIOR CHOIR
Selections from "A CEREMONY OF CAROLS" Op.28
WOLCUM YOLE!
THERE IS NO ROSE
BALULALOW
AS DEW IN APRILE
DEO GRACIAS

SENIOR CHOIR
EVENING PRAYER
FOR UNTO US A CHILD IS BORN

TENOR AND BASS CHOIR
THE LORD IS A MAN OF WAR

SIDE TWO

JUNIOR CHOIR
MISSA BREVIS IN D
KYRIE
GLORIA(Soloists:Derrik Libawski, Philip Sarabura, Kenneth Kerrigan)
SANCTUS and BENEDICTUS
AGNUS DEI

SENIOR CHOIR
SUSSEX CAROL
SONS OF EVE

TENOR AND BASS CHOIR
ZU BETHLEHEM

3つのクラスに分けて録音したので、それぞれの状態がモロに現れた録音となった。番号から見て全くのプライベート。関係者にしか配れない出来、だろう。しか〜し! 時代が新しくなればなるほど、演奏がつまらなくなるのはなぜなんだ?! このSt.Michael's Choir Schoolしかり!
JUNIOR CHOIR
は、チビCHOIRだから仕方ない、と思って聴いた。JUNIOR CHOIRになったら演奏の出来はどうであれ(ホントに言葉どおりに、どうであれ)、合唱の音バランスだけは落ち着いた。
TENOR AND BASS CHOIR
に至っては、ただ声を出して歌っているだけ。いったい、どうなっているのだ?落ち案配があまりに急降下過ぎる。
この盤を聴くまでは、St.Michael's Choir Schoolを大好きだと思っていたので、腹が立つ。音も汚い。気抜け精神。ついでにいうと、ピアノやオルガンの(たぶん自前だろう)伴奏も合唱と同じくらいにひどい。
SONS OF EVEでのソフトな声のソリストが拾いものだが、締めのTENOR AND BASS CHOIRがアマチュア以前の出来なのでどうしようもない。聴いていると精神が病んでくるような気がしてくる。大好きなCHOIRだっただけに聴くんじゃなかった。(by Hetsuji) 2007/06/03 up 
LP    THIS IS THE DAY / ST.MICHAEL'S CHOIR SCHOOL (SD 6638)
CHOIR AND ORCHESTRA CONDUCTED BY REV.T.B.ARMSTRONG

SIDE 1
1.This is the Day
2.Panis Angelicus
3.L'Arche HymnBS solo
4.The Lord's Prayer
5.Ave Verum
6.The Holy CityBS solo

SIDE 2
1.Noel we Sing
2.Ave Maria BS solo
3.Jesu Joy of Man's Desiring
4.Laudate DominumBS solo
5.Hallelujah Chorus

 性懲りもなく、またもやカバー写真にグラッと来て購入したLP。構図と男の子たちの笑顔とエクボが良いんだもん。真ん中の子は幼かりし頃のクナップみたいだし。
 演奏は、薄味カナダだし、写真のお子たちは苦もなく幸せそうに若いし、あんまり期待をしてはいませんでした。(Hetsujiの偏見)プログラムを見たら「天使の糧」がテノールソロ。カワユイ看板に偽り有りじゃない?と益々落胆。
 し・か〜し! 一声、聴いて、今までのカナダ系CHOIR等への閉塞感がぶっ飛んだ。上手下手じゃないのよ。ハ〜トなのよ。フルパワーでガンガン押すというその気持ちが嬉しい。ソプラノくんたち、テノールと互角な演奏でしかも声質に可愛らしさバッチリ。幼げなソロくんも声量タップリでフルパワー。とにかく各パートがこれでもか!ってくらいにパワー全開で、聴いていて泣きたくなるくらいに清々し過ぎる。しかも声質はサラサラの清涼系。これが本当にカナダのCHOIR?(Hetsujiの偏見2) 変声後の低音パートも、全面に立つソプラノ&アルトくんたちのバックからなんとなく遠く奥ゆかしく、でも同等の清々しさで薄く拡がって聞こえてくる。メインの坊やたちを見守る雰囲気があって、これ、なんだか良し。
 ところどころで華やかに活躍するソプラノソリストくんたち(一応複数形?)は、細かいところに目を瞑ると、声は幼いが、自然体で伸びやかに歌っている。ソリスト君のバックアップ体制も万全。合唱も実に自然体。聴く私も全く緊張感はなくて、かなりリラックスしてしまった。このテイストは今まで聴いてきたカナダでもアメリカでもなく、どちらかというとヨーロッパに近いけれど、イギリスでもドイツでもなく、まさにST.MICHAEL CHOIR SCHOOL のテイストなんだろうな。 
 「 3.L'Arche HymnBS solo」でソプラノとバリトン(?)のソロが聴けるけれど、息子に応える父親の雰囲気。ソプラノの声質の幼さ(ソリストとしての若さ)と、幼さ故の一途さに、聴いていてこみ上げるものがあった。 「4.The Lord's Prayer」も演奏に求心力があって感動的だった。「 6.The Holy CityBS solo」は、もう少し年かさのソリスト君で(でも若そう)、クリスマス曲とか宗教曲とかではなく、映画を見せる如く、起承転結を付けて、ドラマチックに歌いきった。見事としか言いようがない。(by Hetsuji) 2006/06/30(Friday)up 
LP    Joy to the World (JB 6636)
Conductor:Harry Hodson

SIDE ONE
1.Joy to the World
2.Silent Night
3.Mary's Little Boy Child
4.O Little Town of Bethlehem
5.Gesu Bambino
6.Christmas Medley
 Come Friend and Stranger
God Rest You Merry, Gentleman
The First Noel
Angels We Have Heard on High
SIDE TWO
1.Adeste Fideles
2.Sussex Carol
3.Pat-a-Pan
4.Whence, O Shepherd Maiden?
5.Carol of the Bells
6.Do You Hear What I Hear?
7.O Holy Night

クリスマスの楽しさや華やかさを押さえながらも、それだけでは決して無いCHOIR。SILENT NIGHT(Gruber) Soloists:John Shields(soprano), Bernard McKeever(tenor) だろうか? アレンジもおしゃれ。でもでも、私は根底に宗教を感じてしまう。なぜだろう?BSで歌って欲しいお気に入り3.Mary's Little Boy Childをテノールがリズミカルに明るく歌ってしまったけれど、続く4.O Little Town of Bethlehemを真面目なトレブルが歌ってくれたから許してしまう。ここのCHOIRは好き。テノールを重用するけれど、だからって切り捨てることが出来ない魅力がある。聴いていると心が晴れてくる、というか。心を感じるというか。合唱の色彩が明るいというか。テノールとバスがオペラ的なのも許しておこう。トレブルがイマイチのときがあるのも許してしまおう。イギリスのCHOIRだったらこんなにアッケラカンと明るく歌わないだろうな。でも、だからって、敬虔さは失われない。そこが良い。B面、ADESTE FIDELES Soloist:John Adams(soprano) with chorusか?この盤にはソリストたちの記載がない。もう一人トレブルが歌っているんだけれどなあ。このCHOIRって、構成が良くて、声の色彩で聴く者を飽きさせないのだ。そこも、良い。ずば抜けて上手、ってワケじゃないんだけれど。オーケストラの金管が絶妙なタイミングで自己主張するのも合唱を引き立てる。(もとい、お互いを引き立てて居る)フルート等の木管系は懐かしさをかき立てるしね。ここの合唱は精神性でも絶対に裏切らないので、安心してゆったりと聴くことが出来る。テノールが活躍しすぎだけれどね。聞こえてくる音は世俗的だけれどこれも許しておこう。根底に宗教心がドッカリあると思うから。P.S.音が世俗的に聞こえるのは、たぶん、安定感で選んでしまって、ソロに、変声後のオペラチックな男声を重用しすぎるから、だと思うな。せめて、締めの7.O Holy Nightは、難しいかもしれないけれどトレブルで聴きたかったも〜ん。(by Hetsuji) 2007/06/02 up 
LP    Cathedral Choir Carols and other favourites /(Acme Recording/ARS No.14161)
The Choir of St. Michael's Cathedral Choir School, Organist:Harold L. Armstrong, Directed by Msgr. John E. Roman

SIDE ONE
1.SILENT NIGHT(Gruber) Soloists:John Shields(soprano), Bernard McKeever(tenor) 
2.ADESTE FIDELES Soloist:John Adams(soprano) with chorus
3.AVE MARIA(Gounod) Soloist:John Shields(soprano)
4.PANIS ANGELICUS(Franck) Soloist:John Shields(soprano)
5.O SANCTISSIMA Soloist:Michael Parubocki(soprano) 
6.BREBEUF CAROL Soloist:John Shields(tenor) with Chorus
SIDE TWO
1.ALLELUIA(Mozart)(from the motet "Exultate Jubilate") Soloist:James Arnord(soprano)
2.O GOD OF LOVELINESS Soloist:James Arnord(soprano)
3.IL EST NE(Lorrain) Soloist:Robert de Ceunynck(soprano) with chorus  
4.THE CHRIST CHILD LAY(Ronan) Soloist:Bernard McKeever(tenor) with chorus
5.IRISH CAROL OF THE NATIVITY Bernard McKeever(tenor)
6.O COME, O COME, EMMANUEL Soloist:John Shields(tenor) with Chorus

St. Michael's Cathedral はカナダ・トロントの合唱団で、録音年は定かでないがモノ録音。何年もに渡る録音から、リクエストがあってまとめられたものらしい。(この経緯、同じくカナダのソリスト Sammy Roelofs と一緒だ。)盤質は、針飛びから始まって雑音のうちに終わる状態の悪いもの。レコード針は傷みそうだし、ヘッドフォン越しではとても聞けるものじゃない。が、いきなり5曲連続でB-Sソロが続き、数人のソリストが登場する。John Shields はソプラノとテノールで登場しているので、変声前と変声後、両時期の声を聞くことが出来る。ソリストに共通している、ヴィブラートのかかった揺らぐような歌い方やひなびた音質の温もりにグッと惹きこまれる。モーツァルトの「アレルヤ」はラストの"ア〜レ〜ル〜ヤ〜"の"ル〜"の高音が10秒も続く。「聞かせる」事を意識しているように取れるが、イヤミはない。でも、宗教心は薄れちゃうな。タイトルを見て分かる以上に知っている曲も多く、カナダのThe Better Land を作るなら、何曲か入れたいという心持ちにさせられる。  (by Nao) 2003/05/25 up 

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(お返事は出来ないと思います)