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Art of the treble〜sounds’Library (JAPAN)

Steffan RhysSteffan Rhys





CD    CANA O DY GALON (SAIN SCD2515)

1.CANA O DY GALON
2.DUW WYR
3.Y BUGAIL BACH
4.I TI DYMUNWN FYW
5.LLEWYRCH EI SEREN
6.IN THE BLEAK MIDWINTER
7.SUO GAN
8.O SEREN WEN
9.THE LORD IS MY SHEPHERD
10.GARIAD MAM
11.OH HOLY NIGHT
12.SER Y NADOLIG

 言葉なのですが、おフランス語に雰囲気が似ているような発音に感じました。そして、どこか繊細で、少年でありながら、どこか切なく少女っぽいような声質です。きれいなソプラノです。
 故郷の選曲はクラシックしてはいないです。ウェールズのクラシックかもしれないですが、メロディの美しさを聴かせるような親しみやすい旋律です。にしても、透明感のあるソプラノです。
 あまりポピュラーではない選曲が、本当に本当に麗しいのですよ。もっとメジャーになっても良いのに。そして、このSteffan Rhysくんの声も、どこか中性的に麗しい・・・。表現力もバッチリですね。ルネ・シマールの曲を歌わせてみたかったな。6.IN THE BLEAK MIDWINTERを歌っても、情感タップリなのです。「語っている」ような歌い方で。この子は、何者?と思ってしまいました。ピーンと張った高音の声の響きにゾクゾクしました。低い声はハスキーでもあります。7.SUO GANでは一人デュエットしていましたが(たぶん)、ステキでした。
 8.O SEREN WENも素晴らしい・・・。名曲アルバムみたいな番組で、彼の故郷の風景を背景に聴きたいものです。私にとっては無名のままで、これだけの声が届いたのが奇跡のようなものです。宗教的なひたむきさは感じませんでしたが、歌うことに対する丁寧さひたむきさを感じた1枚でした。彼、今は何をしているのでしょう? 気になるところです。 (by Hetsuji) 2016/12/30 FRI UP
     

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(お返事は出来ないと思います)