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Art of the treble~sounds’Library (JAPAN)

SølvgutteneThe Silver Boys





 CD

2016
  Sølvguttenes favoritter (LWC 1113)

1.ZADOK THE PRIEST
2.ALTA TRINITA BEATA
3.VERLEIH UNS FRIEDEN
4.A, KOM NA MED LOVSANG
5.LAUDATE NOMEN DOMINI
6.AEANAN (VOKALISE)
7.SANCTES FROM REQUIEM,OP.48
8.HVAD EST DU DOG SKJON
9.JESUS BLEIBET MEINE FREUDE, BWV 147/7
10.LAUDATE
11.AVE VERUM CORPUS
12.CANTIQUE DE JEAN RACINE,OP.11
13.HALLELUJAH CHORUS FROM MESSIAH
14.PSALM 42 - WIE DER HIRSCH SCHREIT
15.DEILIG ER JORDEN

 このカバー写真に惹かれて購入したCDです。家々のたたずまいと合唱団員くんたちの自由度の高さが良いですね。タイトルは、この合唱団のお気に入り?でしょうか。 
 ですが、聴いていくと、選曲も合唱の声質も、バリバリ大人びていると感じました。若々しい男声が入ることによって、音のテイストに伸びやかさが加わりますし、少年声も熟成された高音で、少年少年はしていないと思います。かと思えば、6.AEANAN (VOKALISE)での、小鳥のさえずり(だと思うのですが)、男声ソロと見事に協演していて表現力の高さを見せてくださいます。合唱団として水準が高く、又、曲の完成度も高いです。お気に入りは誰もが口ずさむことが出来る曲の羅列ではなくて、合唱団としての実力のお気に入りです、かな。
 CDに付随しているブックレットに収録された写真も愛らしく、丁寧なつくりになっています。
 まさにこのChoirの現在の実力を如実に表したCDだと思います。   (by Hetsuji)2017/3/28 TUE up
CD

2006/2 
  JULEMESSE(2L42SACD)
Recoeded at Uranienborg Church and Oslo Cathedral February 2006

1.Hodie Christus Natus Est - a capella
2.Kling No Klokka
3.Kyrie and Gloria
4.In Nativitate Domini
5.Det hev ei rose sprunge
6.Es Ist Ein Ros' Entsprungen
7.Puer Natus In Betlehem
8.Freu' Dich Erd Und Sternenzelt
9.Credo
10.En Natus Est Emmanuel
11.Et Lite Barn Så Lystelig
12.Julefantasi
13.Glade Jul
14.Sanctus and Benedictus
15.Ave Maris Stella
16.Agnus Dei
17.Panis Angelicus
18.Deilig Er Jorden
19.Orgelimprovisata over Deilig Er Jorden
20.Hodie Christus Natus Est

Solister: Johannes Hoffart Sejersted Bødfker, Johan Trovik, Eirik Gjendemsjø, Eirik Wisted-Thu og Stian Kavli

 変声前の少年たちの合唱の音のテイストが大人びているので、男声部と一緒だと拡がり感や、スケールの大きさを感じます。おおらかです。声量も充分です。
 ソリストくんたちも、自然体で好感が持てます。心の自由度が高いですね~。(by Hetsuji)2016/3/01 TUE up
CD

1997 
  SOLVGUTTENE GUTTEKOR-Hilsen fra Norge(20-SG-05) (C)(P)1997

1.Brautmarsch von Norwegen          2.Horch was kommt von draussen rein Solist:Simen Valldal Johannessen          
3.Komm liber Mai Solist:Jorgen Bollingmo      
4.Alle Voegel sind schon da          
5.Ade zur guten Nacht          6.Heidenroeslein          
7.Wenn in stiller Stunde Solist:Simen Valldal Johannessen           
8.Ave Maria Solist:Jorgen Bollingmo        
9.Nun will der Lenz uns gruessen          
10.Es wollt' ein Jaegerlein jagen          
11.In einem kuehlein Grunde          
12.Im schoensten Wiesengrunde          
13.Das Wanderin ist des Muellers Lust Vandresang  
14.Abschied von Walde          
15.Der Mond ist aufgegangen Solist:Simen Valldal Johannessen           
16.Ein guter Tag zu Ende geht          
17.Guten Abend, gute Nacht Solist:Jorgen Bollingmo
18.Abends Solist:Harald Fredrik Ulltveit Moe

合唱が聞こえてきたとき、ふわ~っと心が軽くなるような、ものすごく大きな開放感を味わうことができた。土台に徹している変声後のパートが本当に素晴らしい。やわらかくてきれいなのはレーゲンス的だが、それよりは音が弾んで、それからほのかに色っぽい。取り上げられている曲はほとんど合唱ファンには聞き慣れている曲ばかりで、少年のソロを多用しているところなど、この合唱団によるソングブック的な内容のCDにも思える。欲を言えば、ソプラノパートに研究の余地有りだと私は思うが、すべてのパートが一斉にさ~っと重なって伸びる音はリスナーを心からリラックスさせてくれる。ちょっと多めの残響もマル。フルパートで歌われる「蛍の光」もHetsuji世代には懐かしい。ソリストの声を拾うマイクの位置も近くて好ましいのでマル。ソリストの中ではお兄ちゃん声で他の子どもたちよりも心持ち大人びた歌を聴かせるHarald Fredrik Ulltveit Moe君の名前が50周年記念のCDにもあるみたいなのが、気にならないでもないが、かすれ気味に伸びる柔らかな声に、思わず、きゃ~っ・・・とミーハーしてしまったのだった。(by Hetsuji) 2002/02/03 up 
CD

1995 
  Solvguttene GUTTEKORET I N. R.K.(BKCD 096) 1.Juli 1995 Dirigent: Torstein Grythe

1. Chr.Tye Laudate nomen Domini.....2:04    
2.Fra Missa Proprim Sancti Olavi Gaudeamus.....3:50
3.G.P.da Palestrina Kyrie Eleison.....1:49     
4.Sanctus.....2:35     
5.Heinrich Schutz Speret Israel.....3:05     
6.Johs Brahmus O Heiland reiss die Himmel auf.....5:32     
7.Allesandro Scarlatti Exultate Deo.....3:00     
8.Cecar Franck Panis Angelicus.....4:49 treble solo  
9.A.Lloyd-Webber Pie Jesu.....3:10 treble solo    
10.-12.W.A.Mozart Divertimento D-dur(kammarorkestret).....12:41 (オーケストラ演奏のみ)     
13.W.A.Mozart Ave verum.....3:13    
Schubert Messe i G-dur
14.Kyrie.....4:05      
15.Gloria.....3:16     
16.Credo.....5:33     
17.Sanctus.....1:34     
18.Benedictus.....4:28     
19.Agnus dei.....5:05     
20.Antonio Vivaldi Domine Fili unigenite(fra<<Gloria>>).....3:16

 合唱団名がわからないほど言葉が理解できないので紹介もおぼつかないが、これはコンサートを収録したCDのようである。曲と曲との合間に咳をしたりの他、周囲の雰囲気が想像できる音が入る。会場が素晴らしいようで、音は、ふわーっと柔らかく採録されている。オーケストラ演奏が付いているコンサートだから、お国では相当に有名な合唱団なのだろう。ソロの曲だけではなく大曲のソプラノパートのソリストも少年だし、男声ソリストも合唱団から出ているらしいので、実力もありそうだ。このプログラムを組み独自で演奏会を開催できる合唱団は世界中にたくさんあるだろうが、開催した上に実況録音までしてしまえる合唱団はそうそうないだろう。生はコンディションに左右される。ましてや多くの出番があるソプラノソリストに合唱団内の少年を起用するとなると難しいものがあると思う。
 曲はどこかゆったりと演奏される。テンポが遅いわけではないだろうに、これは空が高いという北欧からくる開放感故か? 或いは音の止め方?がきくつなくて後を引くからか? 
 会場における反響の関係なのか、ソプラノパートが不安定に揺らぐように聞こえる瞬間もあるような気がするが、全体としては相当に満足できる素晴らしいコンサートだっただろうと思う。アンコールを促す聴衆の拍手も温かい。聴衆がホッとする少年ソロの曲に「天使の糧」を持ってきたところは普通だが、もう1曲にありそうでなかなか取り上げられないウェッバーの方の「ピエ・イエズ」が選曲されているのが拾いものだ。
 このCDの少年ソリストは粘りと艶のある声で、ソロ2曲だけではなく、シューベルトの曲他全てのソプラノソロを受け持っている。そんなに耳が良いわけではないからもしかしたら数人のソリストがいるのかもしれないけれど。シューベルトの曲の方で、合唱から少年のソロに入ったときに、シャッターを切る音がした。(その写真を見たいなあ)
 思いっきりの余談になるが、少年たちのセーラーは、映画「ヴェニスに死す」の美少年くんのセーラー服によく似ている。(by Hetsuji) 2001/05/06 up 
CD

1988/89 
  "SOLVGUTTENE 50AR" (VCD 19047)50 Jahre Silberknaben,Recorded at Uranieborg Church, Oslo 1988/89

1.Kindheitserinnerungen aus Nordnorwegen      2.Norwegisches Volksleid     
3.Wenn die Fjorde blau werden     
4.Brautfahrt in Hardanger      
5.Der Fruhling (Solist:Marius Engstrom) Grieg:Vier Psalme-sein letztes Opus(Solist:Trond Halstein Moe, baryton)      
6.Ⅰ Wie bist du doch schon     
7.Ⅱ Gottes Sohn hat mich frei gemacht     
8.Ⅲ Jesus Christus ist auferstanden     
9.Ⅳ Im Himmerlreich Sommerfeldt:Von norwegischer Landschaft,op.59,Suite Nr.1      10.Hochzeitsmarsch vom Gudbrandsdal      11.Hirtenruf      
12.Brulatt      
13.Tanz von Bergen      
14.Unser kleiner Kari      15.Schnee(Solist:Marius Engstrom)     
16.Pal und seine Huhner     
17.Gegen Abend(Solist:Harald Fredrik Hodne Ulltveit Moe)

ノルウェーのSolvguttene(ラジオ放送局の少年合唱団らしい)の創立50周年記念のCD。ドイツプレスで、ノルウェー語とドイツ語の曲目表記があったので、ドイツ語で紹介してみた。(ノルウェー語より見やすい事、間違いなし!) ドイツの合唱団もろくに聴いていない私が、Solvgutteneにはなぜか魅せられている。コーラスはドイツ系合唱団のような雰囲気で安定感があり、かつソリストにも合唱団なりのこだわりを感じる。もっとも、このCD上はソリストの写真と名前は載っているのに、2番・11番などは記載を忘れているらしい。知っている曲は5番だけだったが、収録曲はノルウェーの作曲家の曲と民謡のようで、これが知らず知らずの内に惹きこまれていく。ソリストが上手いこともあって、5番・15番・17番は印象的。特に17番の曲はしっとりとした旋律に、よく響くソロとピアノの伴奏が美しく、気に入ってリピートで聴いている。欧州の中では歴史の浅い、偶然出会った合唱団だが、ちょっと注目している。(by Nao) 2001/06/17 up 

sounds’Library
 sounds.library@gmail.com

(お返事は出来ないと思います)