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Art of the treble〜sounds’Library (JAPAN)

SAN FRANCISCO BOYS CHORUSSAN FRANCISCO BOYS CHORUS





CD    SAN FRANCISCO BOYS CHORUS ・ We're On Our Way... (プライベート版? SFBC2000) 1999年録音/指揮:Ian Robertson

Missa Brevis in C, K.220 "Die Spatzenmese"
1.Kyrie Eleison.....1:44       
2.Gloria.....5:54       
3.Credo.....3:55       
4.Sanctus.....0:59       
5.Benedictus.....3:18       
6.Agnus Dei.....3:39
7.Laudate Dominum form Vesperae solennes de confessore,K339.....4:09       
8.Fanfare: Gloria in Excelsis Deo.....0:47
9.Panis Angelicus.....3:35       
10.Sound The Trumpet.....1:58       
11.Ave Maria.....3:58       
12.Psalm 23: The Lord's My Shepherd.....3:10 
13.Little Moon.....1:56       
14.May The Words.....2:26       
15.Pie Jesu from "Requiem".....3:08       
16.Psalm 92:Break Forth, O Israel.....1:30

(ソリスト)
Soprano: Erik Carlson(Missa Brevis,15), Ryan Kellett(13,15)
Alt: Jacob Rothenbuhler(Missa Brevis)
Tenor: Jim Croom(Missa Brevis)
Baritone: Frederick Matthews(Missa Brevis)

 この合唱団の声は、ちょっとキラキラ感が薄いハスキーな(エアが多いというのかな?)ヴェールの向こうから聞こえてくるような響きなので、好き嫌いがあるかもしれません。ここではモーツァルトのミサ曲も歌われていますが、私的にはモーツァルトにはもう少し輪郭のはっきりした華のある響きの方がいいなぁなんて思わなくも。。。でも決して下手ではありません(上手とは言えないところがつらいところでもありますが・・)。そして選曲も少年合唱では定番の曲が多くあり聞きやすい1枚です。「Sound The Trumpet」なんかが入っているのも嬉しいところですね。13曲目「Little Moon」はソロで歌われるとてもきれいな旋律の曲です。作曲者がF.Coppolaとあるのですが、映画監督のコッポラ?まさかね〜。でも映画音楽として使われていたとしても不思議ではないような曲ではあります。欲を言えば「Laudate Dominum」や「Panis Angelicus」なんかもソロを使って欲しかったかなぁ。でも合唱で歌われるのもまたきれいなものではありますが。
 そうそうMichael Bannettの名前もメンバーにありました(ジャケット写真にも。最前列向かって左から2番目)。ここではソロをとっていないのでまだ頭角を現していないようです。彼の声は素朴でハスキーな感じですが、ここでソロをとる子も似たような雰囲気です。きっとこの合唱団の響きがそういった素朴な雰囲気を持っているのでしょうね。
 それから音楽とは関係ありませんが、ジャケット写真を見ながらいろいろなルーツの顔があるなぁ。アングロサクソン、ゲルマン、ラテン、アジア、アフリカ、etc.さすがアメリカだなって思いました。      (by Wing) 2004/03/14 up 

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(お返事は出来ないと思います)