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Art of the treble〜sounds’Library (JAPAN)

Ricky BeaumontRicky Beaumont





 EP   東和映画「クリスマス・キャロル」オリジナル・サウンド・トラック盤 1970録音?

SIDE 1:
ビューティフル・ディ THE BEAUTIFUL DAY by Ricky Beaumont
SIDE 2:
サンキュー・ベリー・マッチ THANK YOU VERY MUCH by Arton Rodgers, Albert Finney, etc.

な〜んで、オリバーほど、クリスマス・キャロルの曲が脚光を浴びなかったのかなあ? と今でも思う。(恋愛話題が一切ゼロだから。)主に、むさい男?が歌うナンバーばかりだったからなのか? 私はこの映画をリアルタイムかリアルタイムに近い感じで見た。スクルージさんの棺の上に不謹慎にも乗って、死んでくれてありがとうって(露骨にそういう歌詞ではないが)歌うTHANK YOU VERY MUCH。最後は心から感謝の歌に変化するのも見事だったが、これが覚えやすいメロディで、当時、一緒に映画を見た友だちが帰り際に歌っていた。でも、私がずっと聴きたいと思っていたのは、映画の中で聖歌隊が歌う、その名も A CHRISTMAS CAROL 。クリスマスの神聖さを感じさせるような曲だったと記憶している。又、なんといっても売りはBSで歌われる小さいティムの「THE BEAUTIFUL DAY 」。別な友だちには「あ〜、あの下手な子どもの歌ね」と切り捨てられたが、簡単に切り捨てられるには惜しい、本当にきれいなきれいな旋律。下手なんじゃなくてリッキー・ボーモン少年のたどたどしさが切ないのだ。映画の中では2度歌われる。1度めはクラチット家のクリスマスのお祝いの席で。そして2度目は、ティムのお墓のシーンで。小さくて粗末な十字架。その風景に生前の歌声だけがティムの記憶として被さる。悲しいとかそういう簡単な心情ではなくて、旋律の美しさに心を締め付けられる場面だ。「THE BEAUTIFUL DAY」は初めて聴いたときからずっと好きだった曲。私がトレブルCDをプロデュースするとしたら、ゼ〜ッタイに入れる曲なんだけれどな。なんで誰も歌わないのだ? (by Hetsuji) 2002/09/22 up 
CD

1971 
  How Small We Are, How Little We Know (Chapter One Records 80105293 CMS 1008)

1.How Small We Are, How Little We Know
2.Michael Row The Boat Ashore
3.The Lost Chord
4.Thank You For The Gift
5.Never Never, Never Changes
6.May Each Day
7.500 Miles
8.Dominus Vobiscum
9.Mary's Boy Child
10.The Holy City
11.Give The World Another Chance
12.My Friend

 Ricky Beaumontのこのアルバムに参加した大人は、彼のことを愛らしく思っていたんじゃないかと感じます。選曲は良いのですが、・・・あんまり上手じゃないのですワ。映画の名作「クリスマス・キャロル」で、THE BEAUTIFUL DAYを歌ったときから、上手とは違う良さを持っていた俳優ではありました(と思います)が、THE BEAUTIFUL DAYという曲の良さと彼のたどたどしい真摯さがグッときてしまって、入手してしまったCDです。なので、THE BEAUTIFUL DAY路線の5.Never Never, Never Changes とか 6.May Each Day とか今でもグッときてしまいます。広く薦めたりはしませんが。これだけ可愛らしく音が出にくかったり外れたりするソリストくんもあんまりいないですし、ファンは、TVドラマや映画の中の彼をリピートしたりできるのが良いと思います。大好きな9.Mary's Boy Childを、POPSっぽく歌っているのもGOODです。(私の感想はファンということでお願いします。 10.The Holy City を歌っていることがキセキみたいなものですから) (by Hetsuji)2016/10/27 THU UP

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(お返事は出来ないと思います)