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Art of the treble~sounds’Library (JAPAN)

René Simard ルネ・シマールRené Simard





CD

1976
1975
1974

 
  GOLDEN BEST Limited RENE SIMARD (DYCL 362-3)
オリジナル発売年1974~1976年

CD 1
1.ミドリ色の屋根
2.雨上りのデイト
3.水色の天使
4.青空の向うへ
5.僕の国へおいで
6.小さな生命
7.鳥
8.美しい星
9.LES DIMANCHES APRES-MID
10.普通の子供
11.LE GAMIN DE L'ILE
12.MA MERE EST UN ANGE
13.君のすべてがほしい
14.愛の翼をひろげて
15.虹をあげよう
16.純白の花嫁
17.涙のプレリュード
18.サヨナラ少年時代
19.朝露のきらめき
20.この旗の下で
21.内気なマリー
22.ピアノの聴こえる道
23.クリスマス・トゥリー
24.君にあげる子守唄

CD 2
1.去年の夏
2.みんなあなたに
3.モントリオール讃歌
4.アヴェマリア
5.きよしこの夜
6.ジングル・ベル
7.ホワイト・クリスマス
(以下ライブ)
8.オーヴァチュア
9.僕の国へおいで
10.雨にぬれても
11.鳥
12.ラ・メール
13.ヌ・クペ・パ・レ・ローゼズ
14.ヨーヨー
15.普通の子供
16.廃墟の鳩
17.小さな生命
18.ミドリ色の屋根 

やった!やった! やっと、手に入れました。2度目の、オーダーメイドファクトリー「アンコールプレス」で入手したもので、今、届きたてのホヤホヤです。
しつこく2度目の復刻を信じて待って良かったです。テルツの復刻盤は音がイマイチだと聴いていたので、どうかなと心配したのですが、それなり音源管理は悪くなかったようで、聴き始めたら、一気にルネ・シマールの世界に浸ることができました。やはり、ルネって、私には特別な存在で時代の思い出に刻まれた歌い手だったのだと感じました。昔、来る日も来る日も聴き続けた声です。初めてお小遣いで買ったLPがパリ木74とルネでしたから。
子どもの声ですが、どこか時として物憂く暗いフランス語(日曜日の午後)も記憶通り。小さな生命では、ルネの声に合わせて訳のわからないおフランス語を言えてしまうのですから、当時のファン(Hetsuji)ってきっとこんなふうにルネの歌の世界にのめりこんでいたのでしょう。
ルネの声にはCDという媒体もマル。大好きだったけれど、一気に駆け抜けたファンとしては、75年以降の曲はあまり知らなくて、収録された曲には初めて聴く曲もあり、楽しめました。聴いていなかったものも多い75年頃には、ルネくんの変声も始まっていたのか、基本のトーンが少し低めで、ちょっとだけ風邪ひきさんが歌っているかの如くで、そこも又、魅力です。(むろん高音もバッチリです。)この声を知ったら、又、ターゲットLPが増えました。75年のルネくんも良かったのかも。ボーイソプラノって高い声が落ち着いてきたときも魅力ですものね。これは、日本で発売されたCDでもあり、国内での曲が多く網羅されているのもポイントが高いと思います。構成(曲順)も良くて飽きさせないようになっています。ただしファーストコンサートのLPとCDを持っている身としては、丸ごと、この音源が入っているのは惜しかったかな、と。できれば75年の日本語LPを聴きたかったですが、ゴールデン・ベストとなればコンサートを外せなかったのも理解できます。そして、カナダで発売されたルネの復刻CDと比較しても遜色ないというか、日本人にはルネのCDとしてこの盤が最高だと思います。(by Hetsuji)2013/06/01 sat up
 CD
P.1996

1971-1996
RENE SIMARD 25 ANS DE CARRIERE 1971-1996 (PGC-CD-9324) 

CD1
1.L'OISEAU
2.AVE MARIA
3.ANGE DE MON BERCEAU
4.NE COUPEZ PAS LES ROSES
5.UNENFANT COMME LES AUTRES
6.COEUR DE MAMAN
7.PASCALE
8.MA PETITE JAPONAISE
9.LAISSEZ-NOUS AU MOINS LE SOLEIL
10.MIDORI IRO NO YANE
11.MAMAN LAISSE-MOI SORTIR CE SOIR
12.FERNANDO
13.TOUS LES ENFANTS DU MONDE
14.TOUJOURS PLUS LOIN
15.SOUS LE SUNLIGHT DES TROPIOUES

CD2
1.YOU'RE MY EVERYTHING
2.ET TU DANSES AVEC LUI
3.SEUL AVEC TOI
4.CHANTE LA LA LA
5.COMMENT CA VA
6.TOURNE LA PAGE
7.CATHERINE
8.TOUT SI TU M'AIMES
9.E=MC2
10.ON NE VIT JAMAIS POURRIEN

 同じ曲を何度か録音し直しているのかもしれません。気のせいか雰囲気が違って聴こえます。構成が違うのが原因かもしれないですが、聞き流しているので真正ファンの方に判別はお任せしたいです。国内で最初に出たLPからの収録もありますが、最初のLPでの迫るような切ない感じよりは、演奏を心に余裕を持って聴くことができました。・・・でも、5.UNENFANT COMME LES AUTRESを聴くとやはり切ない・・・。CDタイトルからしてルネっぽい代表曲が選曲されているのでしょうね。
 ルネっぽい超高音から、少し声が落ち着き始めた頃のアイドル歌謡みたいな曲も、今、聴くと、懐かしいからか、やさしく聴きやすい声で良いなあと思います。
 しっかり青春アイドルし始めると、サラッとした歌い方に変わりました。この盤で初めて大人の声のルネを聴いたのですが、変声後の歌い方の心優しさが倍増したみたいです。もしかして1人で変声前後でデュエットしています? 
 日本国内では、カナダでのオリンピック以後、大きな話題になりませんでしたが、カナダでのご活躍が嬉しいです。CD2では、そのあたりの大人の魅力に触れることができます。(by Hetsuji) 2016/12/15 THU UP
 CD
P.1996
 MA PETITE JAPONAISE (PGC MUSIQUE INC) P.1996

1.MA PETITE JAPONAISE
2.SI JE PARTAIS
3.BOZO
4.LAISSEZ-NOUS AU MOINS LE SOLEIL
5.PAPA ON S'ENNUIE DE TOI
6.AMEAGARI NO DEITO
7.AOZOLA NO MOUKOE
8.BOKUNO KUNIE OIDEYO
9.CHIISANA INOCHI
10.MIZOUIRO NO TENCHI

 カバー写真の通り、日本に縁がありそうな曲が主に収録されています。男の子から、少年期、そしてアイドル期。不思議な日本語のタイトルも異国情緒に溢れています。ちょっと違うような気もしますが、カナダの方にはそのように聞こえるんですね。この頃のルネくんは、女の子よりもカワイイかも。(by Hetsuji) 2016/12/14 WED UP
 CD
P.1996
  A toutes les mamans RENE SIMARD (PGC-CD-9310)P.1996

1.MAMAN CHERIE
2.UNE MAMAN C'EST TOI
3.COEUR DE MAMAN
4.MAMAN
5.MA MERE EST UN ANGE
6.ANGE DE MON BERCEAU
7.MAMAN LAISSE-MOI SORTIR CE SOIR
8.NE COUPEZ PAS LES ROSES
9.NON NE PLEURE PAS

「ママに捧げる詩」「ママン」「僕のママは天使」「ママ、恋かしら」「ミドリ色の屋根」等々、母子をモチーフにした曲を集めたCD。男の子の声で聴いてみたい曲ばかり、と思います。編曲が原曲とは微妙に違うのです(ゆったりめで歌い上げる感じ)が、ルネくんに似合っているかもしれません。ときにゆっくり過ぎ、と感じる曲もありましたが。
面白いのは「ママ、恋かしら」(萩尾望都先生の「ハローイングランド」に出てきた9歳の女の子が歌っていた曲)。ルネくん、ものっすごい唸り方でプロっぽく歌っていました。
他の盤と重複している曲もありましたが、音源は違うような気がします。聴いた感じは、オシャレでした。(by Hetsuji)2013/06/01 sat up
 LP

  去年の夏・ルネ(SOLL 151) 

SIDE A
1.去年の夏
2.僕の国においで
3.美しい星LAISSEZ-NOUS AU MOINS LE SOLEIL
4.この旗の下で
5.サヨナラ少年時代
6.君のすべてがほしい
SIDE B
1.ミドリ色の屋根
2.鳥L'OISEAU
3.雨上がりのデイト
4.内気なマリー
5.普通の子供UN ENFANT COMME LES AUTRES
6.君にあげる子守歌

・・・かわいいなあ、ルネ君。当時のルネファンHetsujiは「ミドリ色の屋根」「ルネの魅力のすべて」の2枚のLPの後で、EPは何枚か買っていたものの、下がり始めた声を聴いたときにやはりショックでした。
今、あらためて曲を聴いてみると、変声後のアイドル路線を模索した節がある・・・。でもってルネ君は、けなげにも一所懸命その周囲の期待に声で応えているんですよね。低くなり始めても高音は出ていたみたいだし、作り事っぽい幼い恋愛の歌で大切な時期を過ごしたことが勿体なかったかも。彼、本っ当~に真面目に歌っているんですよね。LP聴いた後で感じました。作詞者に岩谷時子氏の名もありました。子どもの恋でも良いけれど、ルネが歌うなら、もっと書き様があったかも、と・・・。じゃなかったら、1枚くらい、静かな感じのシャンソンをカバーして欲しかったかも。(by Hetsuji) 2014/02/01 SAT UP
 CD
P.1996
  RENE SIMARD en concert (PGC-CD-9308) P.1996

1.INTRO
2.BOKUNO KUNIE OIDE
3.TOUTE LA PLUTE TOMBE SUR MOI
4.L'OISEAU
5.LA MER
6.NE COUPEZ PAS LES ROSES
7.YOYO
8.UN ENFANT COMME LES AUTRES
9.HAIKYO NO HATO
10.CHIISANA INOCHI
11.MIDORI IRO NO YANE

(SONY SOLL 96)のCD盤。
(by Hetsuji)2013/06/01 sat up 
LP    ルネ・ファースト ライヴ アルバム/ルネの魅力のすべて (SONY SOLL 96) 1974年9月 渋谷公会堂

Side A:
1.オーヴァチュア       
2.僕の国へおいで       
3.雨にぬれても TOUTE LA PLUIE       
4.鳥  L'OISEAU        
5.ラ・メール LA MER
6.ヌ・クペ・パ・レ・ローゼズ NE COUPEZ PAS LES ROSES

Side B:
1.ヨー・ヨー YO-YO       
2.アン・アンファン・コム・レ・ゾートル UN ENFANT COMME LES AUTRES       
3.廃墟の鳩       
4.小さな生命       
5.ミドリ色の屋根

これだけはsounds'Libraryに相応しくないなあ、とは思っていたLP。でも聴き直してみたら面白かった。ほとんどアイドルのノリで作られていて、曲と曲の合間のルネのおしゃべりも収録されているし、「生」であることの緊迫感や会場の雰囲気も伝わってきたりして、コンサートに参加している気分に浸れる。子どもとはいえ、「バラを切らないで」などフランス語で歌われる曲は今聴いてもすべて、すっごく粋。「鳥」や「ラ・メール」「普通の子ども」は当時のルネの代表曲かもしれないけれど、日本でのコンサート故にタイガース(知ってる?)の「廃墟の鳩」が聴けるのも拾いものである。その際の単語を1つ間違えて覚えているのはご愛敬。そしてコンサートが進んでいって、当時、日本で大ヒットした「小さな生命」あたりから、聴いていた女の子たちのボルテージも更に更にかなり上がっていって拍手と悲鳴の音量がどっこいどっこいになり、ラストの「ミドリ色の屋根」では前奏からして常に悲鳴のような女の子たちの絶叫や「ルネーッ」の声付き。それが又、曲にバッチリ合っているのだ。歌声に少女たちの悲鳴が似合うなんていうのは、やはり、ボーイ・ソプラノではなくて、アイドルなんだろうなあ。私にとっては、アイドルではなくて、あくまでもボーイ・ソプラノなんだけれど。 (by Hetsuji) 2003/04/27 up
CD
P.1996   
   LES DIMANCHES APRES-MIDI (PGC-CD-9306)

1.LES DIMANCHES APRES-MIDI
2.C'EST POUR MON PAPA ET MOI
3.MON NE PLEURE PAS
4.YOYO
5.LE VIEUX BATEAU
6.MIDORI IRO NO YANE
7.L'ANE ET LA POUPEE
8.L'ETE EST LA
9.MERCI POUR TOUT
10.FAUT PAS S'EN FAIRE AVEC CA

最初の曲は、日本でのファーストアルバム「ミドリ色の屋根」と同じ音源ですが、YOYO等、曲によっては音源が違うようです。又、日本語の曲もここではおフランス語で歌っていて、これはこれで魅力的です。日本国内のアルバムにはもしかしたら収録されていない曲も含まれているようですし、いかに多くの曲を録音したかがうかがわれます。ホントに売れていたことの証明ですね。曲によって表現を変えていますし、プロであることを楽しんだのだと思います。「8.L'ETE EST LA」での叫び具合なんか喉を心配してしまうほど。彼、「普通の子ども」ではなかったですね。 (by Hetsuji)2013/06/01 sat up
CD
P.1996 
  PASCALE (PGC-CD-9304) 

1.PASCALE
2.BEN
3.POURQUOI VIEILLIR
4.L'ORPHELIN
5.LE GOUT DE CHANTER
6.LAISSEZ-NOUS AU MOINS LE SOLEIL
7.TIC QUE TIC QUE TAC
8.LE VIEUZ BATEAU
9.L'ANE ET LA POUPEE
10.POURQUOI LA GUERRE?

 PASCALEって、左の女の子でしょうか? Lの後にEが付くのが女の子の名前で男の子の場合はEは付かないと昔好きだった友だちのフランス人の女の子PASCALEが教えてくれました。なので、個人的にもPASCALEは大好きな名前なのデス。
 このアルバムカバー写真のルネくん、幼げにカワイイ。TIC QUE TIC QUE TACとか収録曲も可愛らしい感じがします。BENもあるし・・・聴きたかったな~。アハハですが、聴く前に人にCDを貸して、盤だけ戻ってきませんでした。なので、感想は盤が届いたら、です。ハイ。(by Hetsuji)2013/06/01 sat up
CD
P.1996 
  Mes Noels d'Enfant Rene Simard(PGC-CD-997)P.1996

1.Ave Maria
2.J'ai vu Maman embrasser le Pere Noel
3.Petit Papa Noel
4.Douce Nuit
5.Les enfants oublies
6.Vive le vent
7.Triste Noel
8.Noel Blanc
9.L'enfant au tambour
10.Il est ne le divin enfant
11.Ca berger
12.Adestes Fideles
13.Mon beau sapin
14.Minuit Chretien
15.Les vieilles maisons
16.Le Bonhomme hiver
17.Noel des enfants (with Nathalie)
18.Voila que revient le Pere Noel
19.Un enfant pas comme les autres (Jesus)
20.Ave Maria (Version ITALIENNE)
21.The first Noel
22.White Christmas(Version JAPONAISE)
23.Joyeux Noel
24.Campanas navidenas (Version ESPAGNOLE)
25.Les anges dans nos campagnes

  (NBL-503)と混声合唱団との共演のLPと妹ナタリーちゃんとの共演という3枚以上の盤から作成されたかなりお得な?クリスマス盤だと思います。メインは変声前のルネくんですが、微妙にテイストの違う声を聴くことができます。おすすめは、聴き入ってしまった19.Un enfant pas comme les autres (Jesus) でしょうか。イタリア語のアヴェ・マリアも心がこもっている歌声でステキです。それから変声後の若い声で幼い声のナタリーちゃんと共演した時の声も魅力。とんでもなく高い金属音ソプラノも今となっては愛おしい。ゴールデン・ベストに収録されなかった曲にも名曲がたくさんあるんです。ルネくんの超高音を活かすような編曲がなされていて。軽やかなピアノやバックコーラスもルネくんを引き立てます。「ママがサンタにキスをした」だけはマイケルに負けるけれど、変声前の3年、ルネくんは大きく輝いたボーイソプラノでした。最初、この盤を聴き始めには、周囲が録音を急ぎ過ぎているような気もしたのですが、終盤にさしかかり、今は、急いでくれて本当に良かったと思います。今年の12月にはこの盤を必ずじっくりと聴きなおしたいと思います。一所懸命、歌うことに向かったソプラノ時代のルネくんを感じることができる素晴らしい1枚ですから。(by Hetsuji)2013/06/01 sat up
LP     AVE MARIA RENE SIMARD (NBL-503)

FACE 1:
1.AVE MARIA        
2.J'AI VU MAMAN EMBRASSER LE PERE NOEL ママがサンタにキスをした        
3.PETIT PAPA NOEL        
4.DOUCE NUIT きよしこの夜        
5.LES ENFANTS OUBLIES

FACE 2:
1.VIVE LE VENT ジングル・ベル        
2.TRISTE NOEL        
3.NOEL BLANC ホワイトクリスマス 
4.L'ENFANT AU TAMBOUR リトルドラマーボーイ
5.MINUIT CHRETIEN おぉホーリーナイト

粘り気たっぷりの鼻にかかる声。喉に力の入る唸り節。一声聴いただけで、ああ、ルネ・シマールの世界。ルネのLPはまともにコレクションすると40枚以上存在するらしいが、sounds'LibraryにはこのLPが相応しいような気がして選んだ。聖なるノエルというよりは、暖炉の火が燃える暖かい居間で、家族と楽しく過ごすクリスマス。晴れやかな話し声や、幸せに満ちた子どもたちの笑い声と一緒に聞こえてくるような歌。大曲?も軽~く歌いこなしている。気軽に聞き流せるのだが、実は楽々出ている声の「高さ」に今更ながら驚く。(by Hetsuji) 2001/12/23 up 

sounds’Library
 sounds.library@gmail.com

(お返事は出来ないと思います)