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Art of the treble~sounds’Library (JAPAN)

PREBEN TORNTOFTPREBEN TORNTOFT


 CD

1951-1953
  Danske Sange
Optagelser fra 1951-1953 (DANACORD 347) 1990

1.Nu titte til hinanden (C.E.F. Weyse/B.S. Ingemann)
2.I Østen stiger solen op (Weyse/Ingemann)
3.Jeg ved en lærkerede (Carl Nielsen/H. Bergstedt)
4.Sænk kun dit hoved (Carl Nielsen/J. Jørgensen)
5.I skovens dybe stille ro (Folkemelodi/H.C. Andersen)
6.Stille hjerte, sol går ned (Th. Laub/J. Aakjær)
7.Jeg er havren (A. Agerby/J. Aakjær)
8.Ole sad på en knold og sang (A. Toft/J. Aakjær)
9.Moders navn er en himmelsk lyd (Rung/Grundtvig)
10.Altid frejdig når du går (Weyse/Chr. Richardt)
11.Jeg bærer med smil min byrde (Carl Nielsen/J. Aakjær)
12.Underlige aftenlufte (Carl Nielsen/A. Oehlenschläger)
13.Irmelin Rose (Carl Nielsen/I.P. Jacobsen)
14.Det er hvidt derude (Th. Laub/St. St. Blicher)
15.Sikken voldsom trængsel og alarm (P. Faber)
16.Højt fra træets grønne top (E. Horman/P. Faber)
17.Caro mio ben (T. Giordano)
18.Recitativ og arie fra 'Xerxes' (G.F. Händel)
19.There's a long trail (Zo Elliot/Stoddard King)
20.A perfect day (Carrie Jacobs)

 こちらは1990年リリース版です。私はその頃に購入した模様。ですが、聴くのが億劫に感じられて今になってしまいました。
 PREBENくんが、変声によってキャリアを閉じたのが1953年で60年以上も昔のことです。このCDがリリースされた1990年と言えば、私は、リアルにChoirに夢中になっていた頃の余波がまだあった頃なので、その頃に聴いたとしても、Preben君の美点を素直に受け止めることが出来なかったかもしれません。
 採録された音が、どうしても貧しくて、せっかくの演奏を寂しく感じてしまうのです。でも、声は端正で、折り目正しい模範的な男の子の演奏です。高い声もきれいです。なので、Preben君の歌を聴いていると、次第に採録の状態は気にならなくなっていきます。
 長期間の録音が収録されているため、可愛らしかった声が、大人びた声に変化していて、ボーイ・ソプラノのはかなさや、(変かもしれないですが)素晴らしさを感じさせてくれます。声が変わり始めて安定した頃の音色はなんとも言えず美しいものですね。
 聴きなれない曲も多かったのですが、当時、愛された曲なのでしょう。又、今でもボーイ・ソプラノ・ソリストたちが取り上げる曲も歌っていますが、表現の仕方は時代時代で微妙に違うように思います。
 採録の技術的な面では、現代と勝負するのはキビシイかもしれないですが、トレブル・ソリストとしては、今聴いても、輝きを放っていると思います。往年のソリストたちを現代の技術でレコーディングしなおすことができたらどんなにか素晴らしいことか、と感じさせてくれるCDでした。  (by Hetsuji)2016/10/11 TUE UP

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(お返事は出来ないと思います)