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Art of the treble〜sounds’Library (JAPAN)

Paul PaffenPaul Paffen





LP

1974

 

 
Golden Voice Across the Valley (CWG 9253 STEREO) 1974
Piano Accompaniment LESLIE MIERS

SIDE ONE
1.TO MUSIC (Franz Schubert)
2.AUSTRALIA, MY COUNTRY (William G. James)
3.WHERE IS LOVE?
WHO WILL BUY (Lionel Bart)
4.AVE MARIA (Franz Schubert)
5.WHERE E'ER YOU WALK (Handel)
SIDE TWO
1.SERENADE (Franz Schubert)
2.DANNY BOY - Old Irish Air (Fred E. Weatherly)
3.THE LORD'S PRAYER (Albert Hay Malotte)
4.IF I WERE A RICH MAN (Jerry Bock)
5.LINDEN LEA (R. Vaughan Williams)
5.I THOUGHT I HEARD A MAGPIE CALL (Alfred Hill)

日曜日には教会でも歌っていたようですが、聖歌隊員の演奏ではないです。どちらかというと大人的にオペラティックな表現で歌われています。ただし、声が幼くて硬い。青い青い声が大人的な歌いまわしで演技するわけです。好みの問題ですが、子ども的にストレートな表現で聴きかかったと思います。おそらく賢い少年だったのでしょう。訓練をバッチリ自分のものにしている感じでした。お父上がバンドマスターだったらしくきっと周囲に恵まれたのですね。私が良いなあと思った曲は自然にメロディが流れる 3.THE LORD'S PRAYER (Albert Hay Malotte)でした 。
それにしても惜しいです。(個人的な好みで言っていますが)普通に聖歌隊で歌っていて欲しかったなあ。聖歌隊員的な演奏でPaulくんのシューベルトやロンドンデリーを聴きたかったな〜。ですが、この演技力、4.IF I WERE A RICH MAN (Jerry Bock)での「ため息」など最高なので、Paulくんのパフォーマンスは大喝采を浴びたことでしょう。国粋的な1−2もウケたことでしょう。
声と歌い方が合わないような気はしましたが、この盤からは、周囲の大人の期待に常に応えた優等生くんの満ち足りた少年時代が聴こえてくるようです。おそらく彼の故郷で、アルバムカバーに一番のパル君であるミニチュアポメラニアンのぺブル君と一緒におさまっているのも「幸せ」感が醸し出されて素敵です。カバー裏にPaul君かもしれない丁寧なサインがありました。これもまた、私にとっての大きな幸せです。(by Hetsuji)2013/07/01 mon up
     
     
     
     
     

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(お返事は出来ないと思います)