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Art of the treble〜sounds’Library (JAPAN)

ニール・リードNEIL REID





EP    ママに捧げる詩(キングレコード株式会社 TOP-1691 )1972年2月/Misic Director:Ivor Raymonde

A面
ママに捧げる詩・・・・・Mother of Mine(3:57)
B面
詩が書けたら・・・・・If I could Write a Song( 2:46)
 
EP     DECCA(F 13264)

MOTHER OF MINE
IF I COULD WRITE A SONG 
EP     DECCA(F 13264)

MOTHER OF MINE
IF I COULD WRITE A SONG 
EP      DECCA(F 13300)

THAT'S WHAT I WANT TO BE
IF WISHES WERE SHIPS
EP      OLD GOLD(OG 9538)

SIDE ONE:NIEL REID
MOTHER OF MINE
SIDE TWO:DANA
ALL KINDS OF EVERYTHING 
LP    NEIL REID(DECCA SKL 5122) 1972

SIDE 1:
1.You're the cream in my coffee
2.On the sunny side of the street
3.Peg O' my heart
4.Ye Banks and Braes
5.Happy Heart
6.When I'm sixty-four
7.Look for the silver lining
8.If I could write a song

SIDE 2:
1.When I take my sugar to tea
2.My Mother's eyes
3.I'm gonna knock on your door
4.The sweetheart tree
5.One little world called love
6.How small we are, how little we know
7.Ten guitars
8.Mother of mine

「8.Mother of mine」が71年12月3日にリリースされて以来、イギリスではヒットし、少年の歌が100万枚以上の売り上げを記録するのは、1920年代の"Ernest Lough"の"Oh for the wings of a dove"以来のことなんだそうです。その人気にあやかって売るために急いで作られた盤(?)は、軽いノリのジャズ&ポップスバージョン。ニール君の声は特にきれいでは無いし、低音がキビシイし、高音はちょっと苦しい。選曲を間違ったと思います。大人みたいには歌えないって。(←意地悪発言)「4.The sweetheart tree」はきれいな旋律。イガイガしない声で聴きなおしたいなあ。そうなんだ、ニール・リードの声は彼の音域の半分から下がイガイガするのだ。あ、上もイガイガしている・・・。そしてときどき鼻にかかって演歌になっている。一生懸命歌っているのはわかるんだけれど、繰り返して聴きたいかなあ・・・う〜ん・・・。曲に拠るなあ。ほとんどが無理して歌っている感じだなあ。無難にはこなしているけれど。選曲ミスは否めない。当時の注目度bPの「声」という新鮮な素材を、鮮度にのみ、こだわったために料理し損ねた盤? 「8.Mother of mine」も唸っていて演歌っぽいのが気になるけれど、これは素材を上手く料理した曲だと思います。誰の持ち歌か知りませんが、ジミー・オズモンドのアルバムにも載っている曲もあるので、当時の売れ筋歌を並べたのかもしれません。私だったらもう少し違う曲を選ぶんですが。彼の声の個性が選曲を難しくしているのかもしれません。それにしても下の日本盤の解説者の江川雄一氏の文には、曲名や団体名にミスがあって興醒めします。(by Hetsuji) 2007/06/30 up 
LP    NEIL REID (SLC 404)ママに捧げる詩/ニール・リード

SIDE 1:
1.コーヒーの中のクリーム
2.サニー・サイド・オブ・ザ・ストリート
3.ペック・オー・マイ・ハート
4.川岸と丘
5.ハッピー・ハート
6.ホエン・アイム・シックスティ・フォー
7.幸福を求めて
8.歌が書けたら

SIDE 2:
1.お茶に砂糖
2.ママの瞳
3.恋の売り込み
4.スイート・ハート・ツリー
5.小さなことば
6.ハウ・スモール・ハウ・リトル
7.テン・ギターズ
8.ママに捧げる詩 
LP     NEIL REID'S Smile(LONDON SLC 461):ママに捧げる詩/ニール・リード(SLC 461)発売元・キングレコード株式会社)

SIDE 1

1.スマイル
2.ふしぎな木
3.虹のかなたに
4.栄光のスコットランド
5.ブレス・ジス・ハウス
6.ビューティフル・ベイビー
7.しあわせの舟
8.サイド・バイ・サイド
SIDE 2
1.ブルー・スター
2.楽しき家路
3.セイルボート
4.僕と彼女のために
5.ダンディーへの道
6.ウィズ・ア・リトル・ラブ
7.君のやさしい微笑
8.君ほほえめば

 ニールの2枚目のアルバム。音域のある部分がイガイガするのは相変わらずだが、今回は旋律を聴かせる選曲で、さすが2枚目ともなると、歌い手の個性を見つけたようだ。歌いやすいと見えて本人も気持ち良く歌っているのが伝わってくる。ジャズ・ポップスとクラシックが微妙に(絶妙には届かないが)ブレンドされていて、楽しく聞き流せる作りになっている。これで喉に力が入らなかったら、もっと気持ち良く聴けるんだけれど。・・・一本調子で歌われてアルバムも2枚目の裏、ともなると飽きてきた。子どもは子どもじゃ。表現力はないなあ。声を張り上げて一生懸命歌っているだけでは、聴き続けるのはムズカシイ。「7.君のやさしい微笑」なんかも旋律はハッとするほどに美しいのだが。余裕で作った2枚目だが、聞き流せる分、印象は薄い。でも、どちらと聞かれたら、1枚目よりも2枚目の方に軍配。(by Hetsuji) 2007/06/30 up
LP    I'LL WALK WITH GOD NEIL REID (DECCA S SKL 5145)

SIDE 1
1.I'LL WALK WITH GOD
2.HE BOUGHT MY SOUL AT CALVARY
3.YOU'LL NEVER WALK ALONE
4.GUARDIAN ANGELS
5.IN THE GARDEN
6.JUST A CLOSER WALK WITH THEE
7.ABIDE WITH ME
8.JERUSALEM
SIDE 2
1.BY COOL SILOAMS
2.THE LORD'S PRAYER
3.(There'll be) PEACE IN THE VALLEY
4.A PERFECT DAY
5.BEAUTIFUL ISLE OF SOMEWHERE
6.GLORY GLORY HALLELUJAH
7.OLD RUGGED CROSS
8.AT THE END OF THE DAY

ついに出てきた宗教系盤。ボーイ・ソプラノは、最終的に宗教系で勝負、ですね。・・・ヘタな素人盤とは比べものにはならないんだけれど、歌えてはいるんだけれど、・・・宗教曲が歌謡曲に聞える。・・・それが良いか悪いかは聴く人次第。アルバムカバー写真は意味ありげにカソック(?ロブ?)だし、私はガラッとカラーを変えて、技巧的に教会聖歌隊的な歌い上げをしてくるかと期待していたので、
 ・・・(当然だと言えば当然だけれど)鼻にネットリとかかって甘っぽいハインチェ風のニール・リード節で、正直、飽きた。ただし、あくまでもこれは聴く側の問題。声は出てニール・リードは譜面を再現しているんだと思う。盛り上がるところは盛り上げているし。そこがあざとく聞えるかな。たぶん。関係ないけれど「6.JUST A CLOSER WALK WITH THEE」は007の死ぬのは奴らだ!、でお葬式の場面に印象的に使われていました。今更ながら、アレンジが上手かったな〜と思い返したりして。ジャズアレンジも効きそうな曲はニール・リードの歌い方でも聞き流せるけれど、バリバリの宗教曲系は、どうしても(あんまり上手くなくても)聖歌隊少年の方が、退屈しないで聴けるのは何故? 曲には曲に相応しい歌い方があるのかもしれなかったりして・・・。aやeの音が鼻にかかるのが気になって仕方なかった。(by Hetsuji) 2007/07/01 up 

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(お返事は出来ないと思います)