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Art of the treble〜sounds’Library (JAPAN)

LES PETITS CHANTEURS DE LA NATURE





LP    LES PETITS CHANTEURS DE LA NATURE CLUB 4H DE VIMONT, LAVAL(TC.A.83)
Directeur de la chorale:M.REAL CHENEVERT,prof
PIERRE LEBLANC, soliste

FACE 1:
1.Hymne 4H
2.Valderi Valdera
3.Va mon gars
4.Qui, Qui, Qui
5.J'ai tant danse

FACE 2:
1.Le Reveil de la Nature
2.Le Chalet Bleu
3.Le Petit Voilier
4.Evangeline
5.Ohe

  4Hってボーイ・スカウトみたいなもの? 児童育成か何かで集めたこどもたちか? にしては、上手だけれど。声はCHOIRの予備クラスのごとく幼い。&選曲も「愉快に歩けば」等々、実に健康的。幼い声の元気な合唱をバックのソリストPIERRE LEBLANC君のみ、東欧の少女ソリスト(或いは上手だった頃の日本の少女ソリスト)みたいで、このちびちゃんCHOIR(そういうふうに聞こえる)の中では、おねえさん的に激しく浮いている感じ。アルバムカバーの3人組はそれなりの年齢に写っているけれど、裏カバーのメンバーを見ると、大半が日本的にいうと小学校中学年以下の年齢。声の幼さは仕方ないか・・・。
 親ならこの合唱は可愛いんだろうなあ。素直で、生き生きして、子ども子どもして。
 又、ソリストくん話題に戻るけれど、声が本当に少女的。やわらかくてやさしくて でも男の子っぽくはない。だから大きいお兄さんのソリストくんの写真にはなかなか結びつかない声なのだ。
 ・・・問題は選曲。あまりに幼いので聴いていて「楽しむ」まで行けない演奏なんだもの。せめて選曲に「聴く」楽しみがあったらねえ。団員くんの関係者じゃないから、私。それに、来日したPETIT CHANTEURES DE LAVAL だと思って入手したんだけれど別CHOIRでした。  (by Hetsuji) 2006/07/07(Friday)up 
LP     CHANTS DE NOEL / LES PETITS CHANTEURS DE LA NATURE CLUB 4H DE VIMONT, LAVAL(TC-A92)
Directeur de la chorale:M.REAL CHENEVERT,prof

FACE 1:
1.Noel blanc soliste:Jacques Aylestock
2.Nos vieilles Maisonssoliste:Rene Decourval
3.Le p'tit renne au nez rougesoliste:Michel Desjardins
4.Nouvelle agreablesoliste:Jean Lavoie
5.Minuit chretiensoliste:Rene Decourval

FACE 2:
1.Bonhomme de neige soliste:Jacques Aylestock
2.Adeste Fidelessoliste:Georges Lepine
3.Dans cette etable soliste:Jacques Aylestock
4.Petit papa Noel soliste:Jacques Aylestock
5.En cette nuit soliste:Roger Despres

 もしかして、これってソロ集なんだ。カナダも、イギリス、オランダに続いて、ソリスト王国かもしれない。気軽にソリスト集盤を作っちゃうから。A83盤よりも採録された音はクリア。ソリストくんたちもこの盤ではA83盤ソリスト君よりかなり幼めの声で背景の合唱と調和している。それなりに上手。幼い声だけれど、洗練されているので、地元カナダの小学校のクリスマスパーティで大活躍しそうな盤ではある。カバーに6人の写真。盤のソリストも6人なので、この子たちがソリストくんか?「普通」の姿で撮影しているところに生活感がある。
 演奏は、声は出ているが、可愛すぎて、宗教的な?深さは伝わってこない。「オー・ホーリー・ナイト」なんかはそれなりの演奏だったら私は泣けるんだけれど、・・・可愛すぎ・・・で終わっちゃったなあ、やはり。合唱団員の多くが私の耳には若すぎるんだと思う。このCHOIRを聴いて感じたけれど、声の質というかトーンに聴き手の好みがあると思うので、聴かせるときには演奏の上手下手以前に、構成団員君たちの年齢もかなり重要な要素になるんじゃないかなあ。パリ木もかなりの高音域CHOIRだ(だった)が、あちらは熟成している。こちらは発酵まえの素材で勝負の生な赤ちゃん声のCHOIR。TV等で中継される公的なイベントのレセプションとかオープニングとかでアクセントとして演奏したら、目立ってアピールしそうな声のCHOIRかもしれない。
 さて6人のソリストくんの中では、Jacques Aylestockくんの声が一番スッキリ・クリアな印象。この子は、正真正銘のソロ盤を作ってもいる。 (by Hetsuji) 2006/07/14(Friday)up

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