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Art of the treble〜sounds’Library (JAPAN)

Michael ThompsonMichael Thompson





CD    SONGS OF PRAISE:Halifax Choral Society (NAXOS 8.553876) Recorded in Huddersfield Town Hall, Yorkshire, on 22nd and 29th June, 1996 Michael Thompson, Treble : Darius Battiwalla, Organ : Halifax Choral Society : John Pryce-Jones
我が祈りを聞きたまえ〜名讃美歌集

1.Let all the world in every corner sing (Vaughan Williams) 天地こぞりて歌え     
2.Praise my soul(Goss)たたえよ、王なるわれらの神を   
3.Ave verum corpus(Mozart)      
4.O thou the central orb(Wood)おお汝、中心の天体    
5.Immortal invisible(St Denio, trad.Welsh)人の目には   
6.Hear my prayer(Mendelssohn)我が祈りを聞きたまえ Michael Thompson, Treble      
7.God so loved the world(Stainer)主は人の世を深く愛された
8.Come down O love divine(Vaughan Williams) 来れ聖なる愛よ      
9.Sonata in G:First Movement(Elgar)(オルガン独奏)  
10.Give unto the Lord(Elgar)主に与えよ       
11.Dear Lord and Father of mankind(Parry)親愛なる主よ、人の父       
12.God is Gone Up(Finzi)神は勝利の叫びと共に      
13.O Lorde, the maker of al thing(Joubert)おお主よ、万物の創造主       
14.Praise to the holiest(Tune:Richmond by Thomas Heweis)神への賛美       
15.Evening Hymn(Balfour Gardiner)夕べの讃美歌     
16.I was glad(Parry)我喜べり

  このCDを私はマイケル・トンプソンのCDとして紹介しているが、実際にはハリファクス合唱協会による演奏のCDである。協会のCDのタイトルに少年の歌った曲と彼の名前が大きく出たのは、少年が協会主催のTop Treble Competiton で優勝したからで、どうもこれはそのご褒美の録音らしい。協会の歌声は帯では「素朴な合唱」との説明書きがあったが、年代は判らないままでも、男女ともに若々しい素直な歌声に聞こえた。(私には男女混声の合唱に聞こえた)
  トンプソン少年の声は、細い繊細なガラスのソプラノ。成熟には遠い声だが、青さが魅力で、協会の合唱には相性の良い声色だ。8歳くらいからあちこちで歌っていたらしいが、イギリス少年のその素養というか下地には到底かなわないものを感じる。トレブルの世界は、イギリス恐るべし!である。大人の合唱をバックに10分を越える曲を難なく歌えてしまうのだから。そして、録音もOKなのだから。スター・トレブルは、この広大なすそ野から出現するのだろう。
  合唱協会の歌声は精神が清冽な感じがする。イギリスの合唱に感じる美しさは、表面的な音の美しさだけにとどまらず、何か魂的な奥深いものからも来ているように思うのは気の迷いだろうか?(by Hetsuji) 2001/11/04 up 

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