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Art of the treble〜sounds’Library (JAPAN)

The Medina Music School Boys Choir





CD    The Medina Music School Boys Choir
WHAT A WONDERFUL WORLD (Songs From The World Tour)


1.What a Wonderful World
2.Ticiba
3.Madrigals pie cetram svecem
4.April is my Mistress' face
5.Chi la gagliarda
6.Je ne fus jamais si aise
7.Zigeunerleben
8.Tshotsholosa
9.Gabi, agabi
10.Siyahamba
11.Kur tad tu nu biji?
12.Man jaiet ciganos
13.Ai, nama mamina
14.Alegres pregonan
15.White Christmas
16.Jingle Bells
17.Praise His Holy Name
18.Clap Yo' Hands

What a Wonderful Worldと聞けばそれだけでCDを買ってしまうほど、この曲が大好き。しかも、このCDは、少年合唱盤。買わない手はない。で、Emuさん経由で入手。お目当ての曲で幕開け。・・・あまりに芸術的で、別な曲かと思ってしまった・・・。訓練された声がきれいにストレートに伸びて重なって行く。ソロも良いけれど、合唱そのものが、開放感にあふれ、聞いていて心地よい。ソプラノくんたちの声がちょっと幼くて金属系に傾くこともあるのはご愛嬌として・・上手なことに変わりがない。
 副タイトルに「ワールド・ツアーからの歌」とあるように各地のアンコールで歌った曲っぽい、気楽で歌いなれた曲が選曲されている。伴奏がピアノというのもコンサートの雰囲気が出ていてよろしい。コンサートに飢えている地方在住者の気持ちをくすぐるなあ。「流浪の民」なんか、WSKを思い出したりして。むろん、変声後の声が入る分、コーラスが厚いですが。
 特筆すべきは、「ショショロザ」を始め、おそらくアフリカ系名曲が複数曲取り上げられていること。全体的に、テンポゆっくりめで、丁寧な演奏を聞かせるChoirだが、この特長が、アフリカ系曲では、ちょっと違和感を持ってしまった。ドラケンスバーグ少年合唱団の、生命にあふれ輝く合唱を既に聴いてしまっているので、そこだけはどうしてもかなわないかな、と。うるわしいハーモニーではありましたが。とにかく完璧上手な合唱団。でも、感じたのは、ドラケンスバーグ少年合唱団の一流所合唱団への浸透力というか影響力。世界的には、ドラケンスバーグ少年合唱団を知らないファンも多いだろうけれど、指導者レベルでは意識されているんだろうな、と感じさせられたCDだった。(by Hetsuji) 2009/6/28 up 

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(お返事は出来ないと思います)