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Art of the treble〜sounds’Library (JAPAN)

Max RieblMax Riebl





CD  Little Sir William (Tadpole Music / TAD 0607)
Featuring Max Riebl (Boy Soprano), accompanied by Rosie Riebl and Mira Jakopanetz
April 2007

1.Die Forelle (Schubert)
2.Heidenroslein (Schubert)
3.Der Sandmann (Schumann)
4.Zigeunerliedchen 2 (Schumann)
5.Zigeunerliedchen 1 (Schumann)
6.Fruhlingslied (Schumann)
7.Schneeglockchen (Schumann)
8.Fruhlingsgruss (Schumann)
9.Der Nussbaum (Schumann)
10.Geh! du sagst mir eine Fabel (Mozart)
11.Das Veilchen (Mozart)
12.Five Eyes (Gibbs)
13.Silver (Gibbs)
14.El Capitan-General (Brumby)
15.A Gray Day (Brumby)
16.Little Sir William (arr. Britten)
17.Sweet Polly Oliver (arr. Britten)
18.The Salley Gardens (Britten)
19.Oliver Cromwell (arr. Britten)
20.New Year carol (arr. Britten)
21.The Birds (Britten)
22.Corpus Christi Carol (Britten)

正統派ボーイ・ソプラノって、彼のようなタイプを指すのだろう。ノーマルでクセのない、清々しいまろやかな声。曲想毎に順応する表現力。う〜ん、好みデス。Max Rieblはオーストラリア出身でウィーンの音楽学校でも学び、マックス・ツェンチッチのママの指導も受けている。WSKに入っていたら、バリバリのトップ・ソリストだったはず。っつーか、ちょっと入団してみて欲しかったねー。1〜11番なんてWSKのレパートリーに近いし、10番の「バスティアンとバスティエンヌ」のアリアを聞くと、さらに妄想は炸裂する。惜しいのはピアノ伴奏が歌との相乗効果に至っていない事。伴奏の1人は彼のお姉ちゃんなので、思うところもありましょうが、歌が気に入ってしまっただけに欲がもたげるんだなぁ。それは措いても、Gibbsの曲はハリーも歌っていたし、豪の作曲家の曲も初めて聞けたし、ブリテンは馴染みあるしで、バランスの良い選曲からMax Rieblの歌い手としての魅力がたっぷり楽しめる。(by Nao) 2007/06/11 up 

聴いてビックリのソリストでした。1955年から63年頃のウィーン少年合唱団黄金期のソリストみたいな声質、表現力。レコード時代のソリストみたいでした。WSKが3部構成時代のステージに出てきたソリストの演奏を、そのまま採録したような存在感。ボーイ・ソプラノのお手本みたいなCDでした。
 ただピアノ伴奏が、伴奏の意味を表現しきれていなくて、一所懸命すぎてff音が音楽をチョーぶちこわし。歌も伴奏も同じくらいにかわいくおヘタだったら、まあまあ気にならなかったかもしれないですが、なにしろ、歌が抜きんでていますから。
 別々に録音しているなら、歌の部分だけ取り出して聴きたいかも、とか思いました。伴奏って、ソロを活かすためには本当に大切です。ソリストが良ければ良いほどに、伴奏には気を遣うべきだと思います。伴奏を聴きたくないがために歌まで聴きたくないとしたら、本末転倒ですから。 (by Hetsuji)2016/10/14 RRI UP 

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