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Art of the treble〜sounds’Library (JAPAN)

MARCEL BEEKMANMARCEL BEEKMAN





EP

1982 
  Marcel (non RECORDS 107)

MIJN PAPPIE
AVE MARIA

 このカバーを見たときに、まさか Beekman が、ボーイ・ソプラノの前、若いときに録音を残しているとは思いませんでした。プレ・クラシックっぽい素直な歌い方ですが、声がものっすごくlovelyなんです。思わず幸せ感が満ちてきてしまいました。 AVE MARIAをアテに選曲も大丈夫だろうと仕入れたのですが、曲はどうもクラシックではないものの、演奏のかわいらしさにただただノックダウンさせられてしまいました。今はカッコイイおじ様に変貌を遂げた Beekman にも、このような時代があったのですね〜。JONGENSSOPRAAN 以前のこの演奏は、とても幸運な拾い物でした。 (by Hetsuji) 2013/03/01 fri up
LP    MARCEL BEEKMAN-JONGENSSOPRAAN (STB 220 217)
3 SEPT.1969/ 1969年9月3日 生れ?
Jan Zwanepol-orgel

Kant 1
1.PANIS ANGELICUS C.Franck
2.a.JESU DU BIST MEIN J.S.Bach
b.SEELENBRAUTIGAM J.S.Bach
3.GEBET Ferd.Hiller
4.HERR, O MEIN GOTT A.Dvorak
5.AGNUS DEI W.A.Mozart
6.KEIN HALMLEIN W.Baumgartner
7.O, DU MEIN TROSTUND SUSSES HOFFEN J.W.Franck

Kant 2
1.HET GEBED arr.A.Kroek tekst ds. H.F.Meijer
2.VAN U ZIJN ALLE DINGEN Ned.Herv.bundel
3.HEILIG, HEILIG, HEILIG Ned.Herv.bundel
4.ACH BLIJF MET UW GENADE Ned.Herv.bundel
5.NEEM MIJN LEVEN Ned.Herv.bundel
6.ELK UUR ELK O GENBLIK Joh.de Heer nr.80
7.VATER UNSER C.Krebs

 ずっと聴いてみたいと思いながらも、なかなか手に入らなかったし、入ったあとも、聴くまでに時間がかかった盤。(理由→カバー写真。写真で見る限り、年長に見え、故に、変声が始まって以後の旬を過ぎた録音かと誤解していたため聴く気が起きなかった。)
 聴いてびっくり! 旬をとらえた理想的なボーイソプラノ時代の声が採録されてありました。高音域はふわ〜っと柔らかく拡がるし、それ以外はクリアヴォイス。ストッパーのたくさんついた壁一面のオルガン(パイプは見えず)の音量に埋もれることなく、安定したソプラノが聞こえてくる。(オルガンに似合う声というのも珍しい。)全ての曲がオルガン伴奏で歌われるため、レコード全体の印象としては変化に乏しい一面もあるが、Leo Meyer とは又違う、しなやか青竹系B-Sの、素材そのものの良さを感じる録音だと思う。欲を言えば、私にとって理想的なB-S故に、バックに大コーラスを従えたかったし、男声とのデュエットも聴いてみたかったし、もっとメジャーなクリスマス・アルバムなんかも欲しかった。が、あくまでも欲。今は渋いおじさまに変貌した彼、テノールとして活躍中みたいなので、アレッドの如く、現在の彼とBS時代の彼とのデュエットも聴いてみたいなあ。それから、別BS盤もあって、カバーはそっちの方がHetsuji好みなので、別盤も欲しいところ。
 歌い方には作為を感じるような演技がなく、美しい彼の声、そのものを聴かせる選曲で、「ボーイソプラノ」の「音色」を十二分に堪能できる。          (by Hetsuji) 2006/08/4(Friday)up 
LP    MARCEL BEEKMAN, JONGENSSOPRAAN (VISTA VRS 1550)

Kant 1
1.Dat ons loflied vrolijk rijze
2.Kinderlijk vertrouwen
3.Daar juicht een toon
4.Heer, ik hoor van rijke zegen
5.Ga niet alleen door't leven
6.Ik zie een poort wijd open staan
7.Daar ruist langs de wolken
8.Blijf bij mij, Heer

Kant 2
9.Er gaat door alle landen
10.Scheepke onder Jesus' hoede
11.Neem,Heer,mijn beide handen
12.Veilig in Jezuz' armen
13.Als g'in nood gezeten
14.Waarheen pelgrims
15.De Heer is mijn Herder
16.Wat de toekomst brengen moge

写真の青少年からは想像できないクリスタル・クリア・ヴォイスで地元の教会で歌われているような賛美歌?(小品)を集めた曲集。一人の子どもが歌い続けるだけなので、聴いている身には、平坦と言えば平坦な印象だが、なにより彼のクリスタル・ヴォイスが超貴重。彼の声は収集される価値がある。カバー写真の美しくも豊かで平穏な自然の中で、神に感謝して、生活しましょう・・・路線。ん〜、教会で歌われる歌だと思う。裏面には歌詞もある。これは特にトレブルファンでもない普通の人々(オランダ人)にもお薦め。家事をしながら読書しながら聴くだけでも良いし、小さい子どもを膝に乗せて歌詞カードを見ながら一緒に歌うも良し。そういう雰囲気の1枚です。(by Hetsuji) 2007/06/17 up 

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(お返事は出来ないと思います)