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Art of the treble〜sounds’Library (JAPAN)

リヨン少年合唱団LES PETITS CHANTEURS DE LYON





CD   自主制作輸入盤
仏自主制作盤★リヨン少年合唱団/EN CONCERT

2005109/P&C1997
リヨン、シャペル・サント・エレーヌで録音

ジャン=フランソワ・デュシャン(指揮)

ソリスト:
ヤシン・バランファット,マチュー・バラス,ジュリアン・ベール,ブノワ・テヴノン


1.アレッサンドロ・スカルラッティ(1660-1725)/エクスルターテ・デオ(神に向かいて高らかに歌え)
2.ガブリエル・フォーレ(1845-1924)/ラシーヌの雅歌op.11
3.ロドヴィコ・グロッシ・ダ・ヴィアダーナ(1560-1627)/エクスルターテ・ユスティ(神に従う者よ、喜び歌え)
4.トマス・ルイス・デ・ヴィクトリア(1548-1611)/ポプレ・メウス(わが民よ)
5.エクトル・ベルリオーズ(1803-1869)/朝の祈りH.112,op.19-4
6.アントン・ブルックナー(1824-1896)/ロクス・イステop.23(この所は神が造り給うた)
7.カミーユ・サン=サーンス(1835-1921)/アヴェ・ヴェルム
8.ニコラ・ベルニエ(1664-1734)/オ・ムンディ・ドミナ(ああ、この世の女王よ)
9.パル・エステルハージ(1635-1713)/イェス・ドゥルチェド(イエス、心の甘美さ)
10.ジャン・ヴィラール=ジル(1895-1982)(Harmonisation:アラン・ラングレ)/3つの鐘
11.作詞:シャルル・トレネ(1913-2001)&作曲:レオ・ショーリャック(1913-1977)/優しきフランス
12.ヴィック・ネース(1936-2013)/アヴィニョンの橋の上で
13.ジャン=フィリップ・ラモー(1683-1764)(ジョセフ・ノワイヨン編)/夜の讃歌
14.作詞:ジャン・カルメス&曲:チェコスロヴァキアの歌(HarmonisationB.ポコルニー)/テチェ・ヴォダ・テチェ
15.黒人霊歌(Harmonisation:エティエンヌ・ダニエル)/神の御もとに(もうすぐ終わる)




レーベル:仏リヨン少年合唱団自主制作輸入盤
規格盤号:品番なし
形態:1枚普通ケース
製造:仏蘭西盤(仏蘭西プレス)
 
 CD

1995
  LES PETITS CHANTEURS DE LYON (MEDD 121)指揮者:Jean-Francois Duchanmp/1995年

1.Cloches de la Primatiale Saint-Jean,   
2〜7.Messe en si bemol majeur KV 275(W.A. MOZART),     
8.Ave Maria(G.BOUZIGNAC),   
9.Ave Verum(W.A. MOZART),   
10.Mafnificat(C.Ph.E.BACH),   
11.Pueri Contoinite(J.R.V.HERBECK),   
12.Mon Bien-aime(M.GODARD),   
13.Le Cantique de Racine(G.FAURE),
14.Procession(F.VERCKEN),   
15.Alleluia(G.H.HAENDEL), 
16.Cloches de la Primatiale Saint-Jean

2〜7のモーツアルト・ミサでは、柔らかなアンサンブルにリヨンの軽やかな歌声が心地よく乗っている。ソロはおっとりめでさりげない感じだ。ドイツ系のような歯切れのよさはないが、フランス的な柔らかさや温かみが、モーツアルトを魅力的に聴かせている。また、そんな音色がバイオリンはじめ弦楽器にとても良く映える。ライブ録音のため(最後に観衆の拍手が録音されている)、部分的には高音が出きっていなかったり、ソロがミスをしたりといったところもあるが、会場の臨場感が伝わってくるのがよい。収録されているのが宗教曲だからという理由からではなく、彼らの歌声には全般的に宗教的な土台が色濃く感じられる。(by Rise) 2000/10/15 up 
 CD

1994
  Lucernaire - Francois Vercken ( PAVANE ADW 7331) - OFFICE DU CORPS ET DU SANG DU CHRIST - 指揮者:Jean-Francois Duchanmp1994 年

1. Prosession d'entree des lumieres         2.Verset d'introduction        
3.Hymne< Vers Toi, Seigneur, monte notre Hymne>   
4.Psaume 109        
5.Premier interlude instrumental
6.Psaume 110        
7.Deuxieme interlude instrumental
8.Proclamation de I'Evangile(Jean 6, 51-58)        
9.Antienne gregoeienne et verset du Psaume 80     
10.Litanies d'intercession;<Pour ton carps, pour ton sang>        
11.<Notre Pere>         
12.Oraison         
13.Acclamation finale
 CD

1992
  IL EST LE NE DIVIN ENFANT/LES PETITS CHANTEURS DE LYON (SM 12 21.38/STUDIO SM) 1992年

1.IL EST LE NE DIVIN ENFANT,    
2.NATIVITE,    
3.UN ENFANT NOUS EST NE,   
4.NOEL POITEVIN,    
5.MARCHE DES POIS,    
6.DORS MA CHERIE,    
7.LES ANGES DANS NOS COMPAGES,    
8.LA LUNE EST LEVEE,    
9.L'ENFANT QUI VIENT DE NSTRE,   
10.PEULE FIDELE,    
11.LE TRSINEAU A GRELOTS,    
12.VOICI L'ENFANT NOUS EST NE,    
13.VENTZ,DIVIN MESSIE

 フランスのクリスマス曲集。フランスのキャロルは,厳かというより、ほのぼのと優しいメロディーが多いのが特徴的だ。男声混声型のリヨン少年合唱団の演奏は、以前の録音に比べ、少年声がずいぶんと成長した感じである。2.「NATIVITE」、3.「UN ENFANT」7.「LES ANGES DANS NOS COMPAGES」での少年ソロも良い。解説書によると、指揮者は、パリ「木の十字架少年合唱団」の元指導者のようだが、「UN ENFANT」のソリストの重唱などは、パリ木の影響が強く感じられる。「NATIVITE」のアルトソロは、パリ木よりも柔らかくくせがない。合唱も純潔で柔らかい。曲によっては高音がもう少し高めに出きって欲しい部分も残るが、柔らかく奥行きのある響きが耳に優しい。(by Rise) 2000/10/08 up 
 CD

1983
  SOLI DEO GLORIA-MUSIQUE SACREE POUR LA LITURGIE/LES PETITS CHANTEURS DE RYON(SM 12 16.04)1983年

1. Sonnerie de I'horloge astronomique,
2. Procession:Ut queant laxis,
3. L'Enfant qui vient de naitre,
4. Gaudet Chorus Coelestium,
5. Es ist ein Ros' entsprungen,
6. Puer natus,
7. In monte Oliveti,
8. Popule meus,
9. O vos omnes,
10. Exulate Deo,
11. O Filii et Filiae,
12. Thou knowest, Load, the Secrets of our Hearts,
13. Quatre petits prieres de Saint Francois d' Assise,
14. Agnus Dei,
15. O Sacrum Convivium,
16. Psaume 101,
17. Ave Maria,
18. Ave Regina caelorum,
19. Cantate Domino,
20. Recession:Ut queant laxis

 少年声と男声から成る混声型合唱団である。タイトルを直訳すると「典礼のための聖なる音楽」といったところ。
 そのタイトルどおり,内容は,1.「教会の鐘の音」に続き,2.「行列聖歌(入場)」から始まって3〜6までが「ノエルの音楽」,残りは,キリスト受難曲,復活祭の音楽…といった「宗教曲」が順々に歌われ,最後に20.行列聖歌(退場)という構成になっている。教会でのライブ録音のような雰囲気が漂うこの盤は,芸術としての宗教音楽を楽しむというよりも,極自然な信仰心をかきたてる素朴で神秘的な温もりがある。少年達が遊びながら歌う時のような自然な発声を活かした音色で歌われる彼らの歌は,日本で言うと,幼い子供が歌う「祭り囃子」とか,「かごめかごめ」とか,古くから伝えられている旋律と言葉が絡み合ったような音楽が持つ雰囲気に似ている。
 わらべうたを歌うような児童合唱団は,ウィーン少年合唱団のような団体が日本で持てはやされるようになって以来,淘汰されてきたが,この盤の歌声を聴いていると,不思議と,茜雲とか,石蹴りとか,そういう世界が懐かしくなってしまう。独特の明るさのある子供らしい歌声というのはフランス系の音色に共通する個性というか利点でもあると思うが,日本語のように母音をたくさん使用する国の子供達が,母音の響きを大切にしている彼らのような音色に学ぶべき部分は大きいのではと思った。 (by Rise)1999up 

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 sounds.library@gmail.com

(お返事は出来ないと思います)