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Art of the treble~sounds’Library (JAPAN)

Jeljer te WiesJeljer te Wies





CD    Mysterium (Boyssound Records)

1.Who can express (Samuel Sebastian Wesley)
2.It is a thing most wonderful (John Ireland)
3.O Mysterium ineffabile (Jean francois Lallouette)
4.Tell me, Lovely Shepherd (William Boyce)
5.He Knows the time (Felix Mendelssohn Bartholdy)
6.I will lift up mine eyes (Colin Mawby)
7.O rest in the Lord (Felix Mendelssohn Bartholdy
8.Ave Maria (César Franck)
9.To Music (Franz Schubert)
10.Dedication (Robert Schumann)
11.Ave Maria (Carl Czerny9
12.Farewell, Ye limped springs (George Friedrich Handel)
13.But thou didst not leave (George Frideric Handel)
14.How beautiful are the feet (George Frideric Handel)
15.Bist du bei mir (Johann Sebastian Bach)
16.The Lord is my Shepherd (Colin Mawby)

 夢見る少年的様相のカバー写真に惑わされてはいけません。声のイメージは眼鏡をかけた裏表紙の方の写真です。幼い声が飛び出してくるのかと身構えていると、写真よりは大人びたアルトっぽい声でフェイントをかけられてしまいます。
 Zaandamでのコンサートのおりの写真がブックレットに掲載されているのですが、カッコイイ少年に変貌していましてCDの声とイメージがピッタリでした。オペラでも活躍したようで、魔笛の写真などは年代的には表紙写真の頃の魔笛の衣装の写真も掲載されていました。
 Jeljerくんはソリストを排出しかつソロCDもリリースする団員くんの多い? ファン心を刺激する企画CDの多いRoden Boys Choir 所属みたいなので、歌声&歌い方ともに、模範的な団員くんなのでしょう。とはいえ、上手に歌える団員くんが全てソロCDを出せる訳でもないでしょうから、売りは、安定感でしょうか。合唱団のCDで2002年2003年頃からトレブル・ソロを受け持っていたので、合唱団のCDから2002年のソロを聴いたら、もうちょっとクリアなソプラノでした。このCDを出したのが2004年ですが、声は変わっていて、過ごしやすい全面曇り空って感じですかね。声を濁りが薄ーく包んでいるように聴こえます。だから曇り空の声。薄い灰色の透明感といったところ。ソツのない演奏なので安心して聴くことができます。ボーイ・ソプラノとして成熟し安定しているので、大人の中でプロとして需要があったのだと思います。16番目の曲は、声のテイストが違います。他の曲よりも録音の時期がはやかったのかもしれません。(by Hetsuji)2016/09/19 MON UP
     

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(お返事は出来ないと思います)