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Art of the treble〜sounds’Library (JAPAN)

Jantje SmitJantje Smit





CD    Jantje Smit・Ich Sing Das Lied Fur Dich Allein (Mercury 536 371-2) 1997

1.Ich Sing Das Lied Fur Dich Allein
2.Rasputin          
3.Zu Hause          
4.Und Dieser Traun War Wunderschon
5.Lieber Opa 
6.Hallo Stern          
7.Ich Bin Gern Daheim           
8.Katharine           
9.Komm Wieder hein Zu Mir           
10.Das Humba-Humba Lied           
11.Oh Mama Mia           
12.Danny Boy

カバー写真が可愛い。声に適度な湿度と声量と憂いがあって聴きやすい歌声。ただし、選曲が一辺倒。みな、同じ曲に聞こえる。似たような曲想ばかりなので、起伏無く、1枚のCDがだらだらと終わってしまう。声そのものに魅力があって、歌唱力もあるのだから、定番のクリスマス曲を聴いてみたい気がした。(by Hetsuji) 2003/03/16 up 
 CD  Jantje Smit / Jeder braucht ein bisschen Gluck (CD 324 412) (C)&(P) 1999

1.Santa Madonna.....3:22       
2.Jeder braucht ein bisschen Gluck.....3:29       
3.O Sole Mio.....3:18       
4.Und diese Rosen sind fur Dich, liebe Mamatschi.....3:33
5.Oh Mama Mia.....3:52        
6.Schon ist die Welt.....4:10        
7.My Butterfly.....4:17       
8.Sommer zieht in's Land.....3:04        
9.Lieber Opa.....4:11       
10.So ein Marchen-Traum.....3:51       
11.Santa Lucia.....2:33       
12.Adieu, auf Wiederseh'n.....4:12

  CDカバーの写真の表情が可愛い。いかだで遊んでいる写真も子どもっぽくて可愛い。ドイツ少年というよりもイタリア少年的。歌声もなんとなくイタリア。今回の選曲は、雰囲気がイタリアしていて彼の声とピッタリ。非常に聴きやすい安定感豊穣感に満ちた声が聴いていて気持ち良い。圧巻は「 3.O Sole Mio.....3:18」。今まで何人かの歌を聴いたが、最高音での修飾音が技術を感じさせないほど潔い。だけど、 (C)&(P) 1999ってどんな意味なんだろう?  1997年盤での「5.Oh Mama Mia.....3:52」と同じ音源がここにも収録されているのだ。そう思って確かめると「9.Lieber Opa.....4:11」も同じタイトルの曲が1997年盤に収録されていた。なんなんだろう?
  全体的に、かなり元気。何より健康的な歌声。しかもあくまでも「少年」の歌声で、楽しそうで生命力に溢れている。そして、大人びた歌い回しは一切しないところが、この子の美点だと思う。   (by Hetsuji) 2003/03/16 up 
CD     Ein bisschen Liebe / Jantje Smit (CD 324 545) (C)&(P) 2000

1.EIN BISSCHEN LIEBE.....3:38        
2.ICH ZEIG' DIR DIE BERGE (Duett mit Oswald Sattler)*.....3:20       
3.VON KORINTH BIS NACH PIRAUS.....3:42
4.BIN ICH DAFUR NOCH VIEL ZU JUNG.....4:17      
5.EIN SONNTAG AM MEER.....4:20       
6.TAG LIEBE OMA.....4:01        
7.UND IN VENEDIG.....3:39        
8.DIESES MADCHEN.....2:25        
9.SANTA MARE.....3:33        
10.LA PALOMA.....3:01       
11.KLEINER VOGEL.....3:43        
12.NATHALIE.....3:52        
13.PATRONA BAVARIAE.....2:34

 Jantje Smit / Jeder braucht ein bisschen Gluck (CD 324 412) (C)&(P) 1999と、似ているようで、声のトーンが微妙に落ち着き、かつ歌声にスピード感が加わって、その分だけ、声から受ける印象がほんの少し今を生きている男の子っぽくなった。POPスター街道まっしぐらという感じ。語感がシャープだ。CDカバーからも子ども子どもした雰囲気が抜けた。教室では男の子からも女の子からも好かれそうなごくごく普通の雰囲気の子。にしても構成上のアクセント的に男声とのデュエットが1曲あるところなんぞ、こちらもマイケル・ジュニアのCDみたい。ドイツ語で歌ってはいるが、私の耳には、イタリアの歌的にしか聞こえてこないのが不思議だ。或いは、スペインとか、とにかく南国系。それがまぶしさだけの光だけではなく、声に影を含んで歌われている。故に声に哀愁を感じてしまう。お気に入りは語りかけるように歌われている「4.BIN ICH DAFUR NOCH VIEL ZU JUNG.....4:17」メロディを知っているような気がする「6.TAG LIEBE OMA.....4:01」。ついでに言うと、「9.SANTA MARE.....3:33 」は「アロハ・オエ」。彼の歌の多くが、ドイツの国の歌に聞こえてこないのは曲のリズムや装飾音の弦楽器が原因かもしれない。或いは外国の曲を集めたCDなのかもしれない。このCDでの圧巻は「10.LA PALOMA.....3:01」か? 生意気なほど小粋な表現力ではある。でも全体的な印象としては似たような感じの曲を集めた如くに、構成の起伏が足りないような気がする。アンチ・クラシック系を聞きたい向きには、1曲1曲が旋律的にも魅力があるのでお薦めなのだが、私はクラシックというか、普通の?BSの定番曲を渋くて声量たっぷりの彼のアルトで聴いてみたかった。 (by Hetsuji) 2003/03/23 up 
CD     Jantje Smit / SING UND LACH MIT MIR (CD 324 770) (C)&(P) 2001

1.SING UND LACH NOCHMAL MIT MIR.....3:41      
2.UND DANN WIRD AUCH FUR DICH DIE SONNE SCHEINEN.....3:57        
3.ICH STEH AUF BLONDINEN.....2:59       
4.WAR ES EIN TRAUM.....3:59        
5.ICH KANN DIE TRANEN VON DIR NICHT VERGESSEN.....3:21       
6.ESPANA OLE.....3:41        
7.IN DER NACHT SCHAU ICH OFT ZU DEN STERNEN.....3:32       
8.DIE INSEL DORT HINTER DEN TRAUMEN.....4:07    
9.BEIM TRAUBENFEST IN BARDOLINO.....4:01      
10.BLUE SUMMER BLUE.....3:35       
11.SO KANN ES WEITERGEHN.....3:41        
12.EIN ABSCHIED.....4:08

う〜ん・・・ここまで来ちゃうと、もう、お顔がお兄ちゃんで、CDカバー写真は私の守備範囲から外れてしまう。声も前作から更に低くなって、「哀愁のアルト」。声は・・・魅力あるなあ、相変わらず。ギリギリのアルトで、変化して行く生涯ただ一度の瞬間瞬間の声を、むしろ利用してバンバン歌っている。ただ、何度も書くけれど、曲想が全曲ともに似ている。このCDも。思わず、プロデューサーの名を確認したりして。構成が平坦すぎる。これが売るための「路線」と言われればそれまでなのだけれど、この声をこの路線だけで終わらせてしまうのはもったいない、と思うのは私だけ? 昔、ハインチェはいろいろ歌えたのにね。せめて変声前のマイケル・ジャクソンが歌ったような歌を数曲でも歌ってくれたら良かったのに。まあ、実は、POP系と言われればHetsujiにはメジャーはアメリカイギリスで、ドイツはあんまり馴染みがないだけなのかもしれない。曲の魅力と言うよりも声の色彩を味わうなら「3.ICH STEH AUF BLONDINEN.....2:59」か? 元気で魅力的な男の子の、アルトの低さそのものを堪能できる。逆に、しみじみと歌の世界に浸るなら「12.EIN ABSCHIED.....4:08」がお薦め。  (by Hetsuji) 2003/03/30 up 
 CD    Jantje Smit BELLA MARIA (Maxi-CD KOCH UNIVERSAL 347 887)

1.BELLA MARIA.....3:24
2.DU UND ICH UND DIE SOMMERSONNE.....3:22

ついに、たくましい青(少)年に成長した。声も変声して、きれいに低い。実に健康的に育ったものだなあ、と親心で感激? 彼が歌い続けてきた歌の世界は、むしろ、このCDでの声に似合っている。合唱の訓練を受けたわけではないだろうけれど、ハーレム少年合唱団やドラケンスバーグ少年合唱団を従えてソロできそうな声質に聞こえる。理想的に変声したと思うので、声に合った良い曲を得て、大ヒットさせることを祈っています。   (by Hetsuji) 2003/03/30 up 

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(お返事は出来ないと思います)