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Art of the treble〜sounds’Library (JAPAN)

JACQUES BELANGERJACQUES BELANGER





LP    Maman...(Trans Canada TF-310)

FACE-1
1.MAMAN LA PLUS BELLE DU MONDE
2.BANJO BOY
3.REVIENS A SORRENTE
4.OH MON PAPA
5.NE FAIS JAMAIS PLEURER TA MERE
6.MON BATEAU BLANC

FACE-2
1.MAMAN
2.BERCE PAR LA HOULE
3.LES CHEVAUX DE BOIS
4.SI TOUS LES OISEAUX
5.LA BALADE DES BALADINS
6.GRANADA

コレも又、看板(アルバムカバー写真)に偽り有り!の盤。写真だけ見ると体型的にも、このJacques君、おちついてゆったりした柔らかいアルト系少年を彷彿させる。ところが、この盤は、ピークに向かって勢いある(まだまだ出るゾの)鋼鉄金属系超合金ソプラノ。ルネ・シマールから一切のソフトさを抜いた感じ。ちょうどイタリアではロベルティーノがブレイクしたあとなので、その線を狙った企画かな? とにかく声が果てしなく出ているけれど、ロベルティーノと違って、このJacques君の歌からは、1/f揺らぎが出ていないみたい。それが単発で終わった?理由かもしれない。この先まだまだ歌えた声だから。ロベルティーノも歌った「1.MAMAN」は、ここでは編曲がちょっと違って、よりJacques君の超合金ソプラノを強調した作りになっている。スゴイとは思うけれど、ずっと聴いていたいかどうかは別問題。あまりに楽々声が出るので、声が出ることに酔ってしまって、ハートが足りないのう。この個性なら、情緒で訴えるよりも技術に走った方が良かったような気がする。叫んでいるセリフの声が本当に若い。彼の声の特長を一番活かしたのは、「6.GRANADA」。声の幼さがイマイチだが、ビブラートのかからない剣のようなソプラノとその声量が圧巻だった。老Hetsuji耳には、ちと痛い金属ソプラノであったが。(by Hetsuji) 2007/06/30 up 
LP    Maman...(Trans Canada TGR-1059)

FACE-1
1.MAMAN LA PLUS BELLE DU MONDE
2.LE BATEAU BLANC
3.BERCE PAR LA HOULE
4.SI TOUS LES OISEAUX


FACE-2
1.LA BALADE DES BALADINS
2.GRANADA
3.NE FAIS JAMAIS PLEURER TA MERE
4.MAMAN
 
 たぶん、上のLPと録音は同じ。が、4年前に聴いた折の演奏を忘れているため、この盤の声はオソロシク若い。鋼鉄の声も打ちたて、みたいに光っている。なまじ、上のLPでソリスト君の姿を見ちゃっているからなあ。相変わらず声の出ていること。金属的なルネ・シマール。金属的なシャンソン。・・・ハインチェにも似ているかな。声に任せて歌っているところなんか。

(by Hetsuji) 2011/02/20 up 

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(お返事は出来ないと思います)