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Art of the treble〜sounds’Library (JAPAN)

Henri SchipperHenri Schipper





LP    Geloof, hoop en liefde (fontana STEREO 6391027)

Kant 1:
1.Ken jij de waarheid? (Beyond the sunset)
2.De ark van Noach
3.Nu is het duister (Out of the darkness into the light)
4.In alle landen (Crying in the chapel)
5.Als christus de Heer

Kant 2:
1.Geloof, hoop en liefde (Faith of our Father)
2.De navolging van Christus
3.Kijk naar omhoog (Abiding love)
4.Altijd alleen (Follow the lamb)
5.Mensen op de aarde (The greenfield)

 あ、伴奏のリズムで・・・ほとんどアメリカ西部の雰囲気。これって明るくないバンジョーっぽい。ソプラノはとっても強い。強くて硬い。クラシックだと踏んで入手した盤だったが・・・違うなあ、これ。カバーも、声とネクタイ(デザインが斬新だ)と曲が全く、ミスマッチなので、風景写真の方のが欲しかったんだけれど。
 しっかし。喉が強い子だ。潔いほど硬い硬い青いソプラノに驚く。耳に痛いほどの超硬質ソプラノは、軽音楽風の選曲が実にもったいない。初めて聴く曲ばかりだけれど、加山雄三あたりに歌わせたい雰囲気の旋律を歌っている。伴奏とバックコーラスがプロっぽいので、それなりのソリストくんなんだろうが詳細は不明。これらの曲が彼のオリジナルなのかも不明。タイトルを見ると軽音楽ではなくて宗教曲らしいのだが。1面、最後の曲になると、宗教曲らしさを感じて、これはマル。
 アルバムのタイトルにもなっている1.Geloof, hoop en liefde (Faith of our Father)。ハープシコードとトランペットとの協演。本当にただただ声質に驚く。比較するとトランペットの音の方が相当に柔らかく聞えてくる不思議。果てしなく高く出るソプラノは驚異だが、この子がどんなシーンで活躍したソプラノなのか想像できない。好きな声だが、疲れているときには向かないし、癒し系ではない。一番好きだと思った曲は、5.Mensen op de aarde (The greenfield) たぶん、故郷とか自国を歌ったものではないかと思うけれど、高いソプラノが切なく聞えたし、歌い手の気持ちがこもっているように聞えて圧巻だった。やはり、この曲に相応しいアルバムカバーと言ったらPHILIPS盤の青い川、緑の川岸、尖塔の教会の風景の方だろうなあ。(by Hetsuji) 2007/06/10 up 
LP    Ik wil zingen van mijn Heiland (Philips PHILIPS STEREO 6401 054)

Kant 1:
1.Ik wil zingen van mijn Heiland
2.Grote God, wij loven U
3.Welk een vriend is onze Jezus
4.De Heer is mijn Herder
5.Daar zijn geen grenzen aan Jezus' macht
6.Glorie, glorie, halleluja

Kant 2:
1.Jezus heeft je lief
2.Vergeef mij, O Heer
3.Er is een goede tijding(I love to tell a story)
4.De liefde
5.Immer dichter aan uw zij
6.Zeg hat aan de mensen(Land of hope and glory)

 正面の、モ〜ッとしたカメラ目線が、なあ・・・。もうちょっとカバー写真に力を入れて欲しかったかも。なんだか手に取りたくないカバーではあった。この写真は完全に制作者が悪い。もっと良い写真が撮れるだろうが。
 ソロは、と言うと相変わらず気持ち良く声がカーッと出ている。歌っていて本人もさぞかし気持ち良いことだろう。声に変化が無いので、採録は、上の録音月日とズレはそれほど無いと思われる。(カバー写真撮影なんかは、同日だろうし)声は出ている。確かに。・・・でも、それだけだなあ。出ないソリストよりはずっと良いんだけれど。この盤では、子ども時代に音楽の教科書に載っていた曲や他のCHOIRでも聴く曲が取り上げられていて、曲を知っている点では聴きやすい。やはり伴奏がプロっぽいのでそれなりの扱いを受けている少年であることもわかる。適度に表現力も少年なりにある。プロ意識も感じる。でもなんだか「天性の声」と「勢い」で歌っているような・・・。印象が、ここに来て、ハインチェみたいな。ロベルティーノみたいな。マイケルJrみたいな。何処か自己流の歌い方。・・・クラシックの発声ではなさそう。そこが聴いていて辛い。「喉」を開放して歌って欲しいような。ここまで聴いてきて、(上手なんだけれど)聴いている私の気持ちが委縮してしまった。演奏に開放感が無い。(by Hetsuji) 2007/06/10 up 

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