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Art of the treble〜sounds’Library (JAPAN)

グロスター大聖堂聖歌隊Gloucester Cathedral Choir
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 LP  Gloucestershire Wassail - Carols For Christmas (Abbey/MVP807)Gloucester Cathedral Choir/Directed By John Sanders

Side One
1.Welcome Yule (Sanders)
2.Lullay My Liking (Holst)
3.Gloucestershire Wassail (Vaughan Williams)
4.Here Is The Little Door (Howells)
5.O Magnum Mysterium (Gabrieli)
6.Jesus Christ The Apple Tree (Poston)
7.Hark! The Herald Angels Sing (Mendelssohn)

Side Two
1.O Come All Ye Faithful (arr Sanders)
2.Watts' Cradle Song (Sumsion)
3.All Sons Of Adam (Anon.)
4.Torches (Joubert)
5.In The Bleak Midwinter (Holst)
6.Psallite Unigenito (Praetorius)
7.There Is No Rose (Joubert)
8.Here we come a-wassailing

treble solo: Richard Garstang (2), Daniel Pritchett(5)

カバーに惹かれて買ってしまうレコードがあるが、これはそんな一つ。隊員たちのバランスよい散らばり具合がよい。雪だるまもポイント。あざといと言われようが、サマになっているからよいのである。ホント、上手い構図。先般グロスターを訪れた際、ああ、ここがあの中庭ね、としみじみ感激していた。
中身は、端正な正統派イギリス系。明るいは派手すぎず、しかしほがらかに、そして静かな曲も美しく聞かせてくれる。間合いもいいのだろう。In the Bleak Midwinterなどともすれば間延びしてしまうようなゆったりとした曲も、ソロと合唱がまろやかなトーンで歌われ、叙情豊か。アルバムタイトルにもなっているA面3曲目のWassailは私が好きなクリスマスキャロルの一つだが「グロスター州の」と冠がつくように、この合唱団の地ゆかりのメロディーをヴォーン・ウィリアムズがアレンジしている。楽しげな雰囲気に、彼らの愛着が垣間見えるようだ。なお、ここの聖歌隊はオルガンの響きもいい。グロスター大聖堂のオルガン独奏なるアルバムをよく見かけるのも納得。(by Emu) 2008/12/21 up

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