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Art of the treble〜sounds’Library (JAPAN)

THE CHILDREN'S CHOIR OF ELBOSCOTHE CHILDREN'S CHOIR OF ELBOSCO





CD    Angelis (HISPA VOX/7243 8 35767 2 2)produced by ELBOSCO, (P)(C)1995

1. Nirvana           
2. A King Of Birds          
3. Nebo          
4. Spend A Happy Day           
5. Zom          
6. Soul Lives Forever          
7. Angelis          
8. Children Of Light          
9. Life Is One          
10. Ego Quos Amo           
11. Opera Verbem          
12. Blind Man          
13. In Excelsis

エル・エスコリアル修道院に学ぶ生徒たちによるボーイ・ソプラノを生かしたスピリチュアル・サウンド…らしい。1番"Nirvana"は宝塚歌劇団の「黄金のファラオ」やヒーリング系CDにも使われているようで、原曲はパッヘルベルの「カノン」。洋楽っぽいヴォーカルが入ったり機械のグジャグジャした伴奏がずっと続くので、癒し系とは思えないけど、コーラスがメインの曲は何でだか魅力的。別のアルバム"ANGELS"がモーツァルトやシューベルトのピアノ伴奏曲も含んでいるのに比べると、シンセサイザー処理のリベラチックな雰囲気が強い。リベラを更に荒削りしたような地声のままのコーラスで、淡々と歌っているがこれが結構イケる。素っ気ないくらい飾り気がない少年声が気持ちいい。かすれて子供っぽい声になる高音より自然な中音域が魅力的。覚えやすいメロディもヘッド・フォン越しでなく開放的に聞いたほうがいいみたい。5番"Zom"のベースはショパンだけど(だったと思う)、えらくノリのいい曲に成り代わっていてる。10番"Ego Quos Amo"は太鼓風の音がポコポコ入るアフリカンミュージックみたいでドラケンスが歌ってくれたら楽しいかも、と思ってしまう。それにしても、お堅いイメージのある修道院がよくぞこんなプロジェクトに参加したもんだ。普段修道院でどんな風に歌っているんだろう。これを聞く限りではズバ抜けて上手な集団ではなさそうだが、ちょっと新鮮なサウンドだった。 (by Nao) 2003/11/16 up 
CD    ANGELS-THE CHILDREN'S CHOIR OF ELBOSCO(Angel CDC 7243 8 54096 2 2) (P)Original Recordings by EMI-Odeon, S.A.Madrid(ESPANA)1995. (C)1997 Angel Records.

1.Intro          
2.Nirvana [Chant]          
3.La Violeta          
4.Una-Hermosa Doncella          
5.La Flauta Magica          
6.Nana          
7.Ahi Que Quest Occi Miei          
8.Nirvana (Eternal)          
9.Krintizi          
10.This Little Babe          
11.El Santo          
12.El Atardecer          
13.Pannis Angelicus          
14.Ecce Pannis          
15.Ave Maris Stella          
16.Nirvana (Reprise)          
17.Intro [Repeat]          
18.Nirvana [Infinity]

演奏団体がTHE CHILDREN'S CHOIR OF ELBOSCO って書いてあるんだけれど、曲によって、録音レベルも音の雰囲気も違うので寄せ集めなのかな? 少女が混じっているような混じっていないような。男の子だけのような気もする。こういう歌のスタイルを New Age とWindows Media Player では表示される。CD作成の発想(音)は、リベラやboys air choirと似ている。もっとストレートなリベラって感じの歌声です。途中でとぎれる「1.Intro」には不思議だけれど「2.Nirvana [Chant]」あたりはリベラ的でリベラよりずっと気持ちが良いです。こちらはスペインのジャニーズ・ジュニアか? とにかく、さわやか。天から降り注ぐ歌声をイメージしているようだけれど、作りすぎてはいないところが聞きやすい。ものすごく上手・・・とは言えないところが親しみやすい。個々の声にヤスリかけをしていないために、リンリンときれいに鳴るちょっと不揃いの鈴状態の声。響きながらもしっとりとした音の適度な湿度もGood!!! 変声後の若い声が入っているのもGood!!! 素材の曲はお馴染みの古さだが、アレンジがpopなのも聞きやすい要因か。上手下手はちょっと横に置いて、 luminosa が苦手な向きにもこちらは受け入れやすい音作りになっている。ニルヴァーナって「涅槃」じゃなかったっけ?確かに涅槃の如く気持ちが良い曲だなあ。(by Hetsuji) 2002/04/21 up 

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