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Art of the treble〜sounds’Library (JAPAN)

St.Bartholomew's Church Choir,DublinSt.Bartholomew's Church Choir,Dublin





 CD

1998
SING PRAISES(SDG Records)1998.11.5 ダブリンにて録音/St Bartholomew's Church Choir,Dublin/Directed by Malcolm Wisener

1.How Lovely Are Thy Dwellings Fair(J.Brahms).....6:00
2.Psalm 121(Plainsong tone VIII).....2:05
3.Ascribe Unto the Lord(S.S.Wesley).....14:15
4.Soul Of My Saviour(William Maher).....2:41
5.Listen, Sweet Dove(G.Ives).....3:12
6.Jesu, Joy of Man's Desiring(J.S.Bach).....2:39
7.O Vos Omnes(P.Casals).....4:10
8.This is the Record of John(O.Gibbons).....4:23
9.Panis Angelicus(C.Franck).....3:25
10.Sicut Cervus(G.P.da Palaestrina).....3:07
11.Ave Maria(A.Bruckner).....2:52
12.Cantique de Jean Racine(G.Faure).....6:06
13.Crucifixus(A.Lotti).....3:02
14.O Thou, the Central Orb(C.Wood).....4:32
15.Jesu, Gentlest Saviour(Vipond Barry).....2:52 
16.Nunc Dimittis in A(C.V.Stanford).....5:47

聖バーソロミュー教会は1867年に創設されたダブリンの教区教会で、ヨーロッパの教会としてはそんなに歴史はないが、まずまずの古さではある。 聖歌隊も教会の創立と共に設置されたそうだが、これまでにイギリス公演を数回とダブリンのコンサートホールで歌ったぐらいと、音楽活動はわりと限られた範囲で行われているようだ。このCDは同聖歌隊による初かつ今のところ唯一のアルバムで、「ヨーロッパの教会音楽を歌う」というコンセプト。ウェズレーのAscribe unto the LordやギボンズのThis is the record of Johnなど選曲がめちゃくちゃ自分の好みで、期待を込めて聴くと、演奏の方は素人めいていると言うと言い過ぎだが、私の思うところの「普通」まであと一歩。ハーモニーにばらつきがあり、高音も含め訓練されきれていない。でも頑張っているという印象は受けるし、聞き苦しいというほどではない。しかも後半部に行くほど「普通」。パレストリーナやウッドなどで中間音が静か目にひゅーっと伸びるところなどはなかなかきれいだし、15曲のBarryは英国国教会の賛美歌調なのだがよい感じ。穏やかな曲はわりとお得意か。  (by Emu) 2004/07/18 up 

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