コバドンガ王立聖地の少年聖歌隊は、1951年、オビエド大司教ラウスリカ・トラルバ師が署名した勅令によって創設され、当時の院長エミリアーノ・デ・ラ・ウエルガ氏の技術的協力を得て発足した。創設当初から、少年聖歌隊は聖地の典礼への奉仕と、アストゥリアス社会への音楽的貢献を両立させることを目指してきた。
少年聖歌隊は、平和と勤勉の島であり、そこに暮らす子どもたちは、年齢に応じた学業に加えて、ソルフェージュ、声楽、ヴァイオリン、シンフォニック・フルート、チェロ、ピアノを学んでいる。美しい自然の中で育ち、聖母への歌を自らの賛歌とし、オランディ山へ登り、清らかなエノル湖の水辺に親しむ60人の子どもたちは、幼い悪戯や子どもらしい振る舞いを損なうことなく、早くから歌い手としての責任を担っている。2026.05.16ライナーノーツより
| CD | ![]() 録音時期:1998〜1999年(高確度) (I Collection) |
Escolanía de Covadonga – Navidad コバドンガ少年聖歌隊 ― クリスマス Principado de Asturias アストゥリアス州 Presentación: D. Emiliano de la Huerta, Abad de Covadonga 序文:エミリアーノ・デ・ラ・ウエルタ師(コバドンガ修道院長) Despedida: D. Emiliano de la Huerta 終幕挨拶:エミリアーノ・デ・ラ・ウエルタ師 Director: Leoncio Diéguez Marcos 指揮:レオンシオ・ディエゲス・マルコス Diseño carátula: Ramón R. Cuevas ジャケットデザイン:ラモン・R・クエバス 1. Adeste Fideles – Reding 世界的に有名なクリスマス賛歌。荘厳で典礼的。 2. Noche de Paz – Adapt. Diéguez 「きよしこの夜」のスペイン語版。ディエゲスによる合唱向け編曲。 3. Hodie Apparuit – O. Laso ラテン語の典礼聖歌。「今日、救い主が現れた」。 4. Barcarola – Mozart モーツァルトの旋律を少年合唱用に編曲した舟歌。 5. Campanas de Nochebuena – R. Benedicto スペインのクリスマス鐘をテーマにした明るい曲。 6. En Belén Tocan a Fuego – R. Benedicto ベツレヘムで火事を知らせる鐘を歌う古典ヴィリャンシーコ。 7. Ator Mutil – J. Guridi バスク地方の名曲。民族色が強く、合唱映えする。 8. Fun, Fun, Fun – F. Civil スペインの代表的クリスマス民謡。軽快で子ども向け。 9. Villancico Cordobés – F. Civil アンダルシア地方コルドバの伝統的ヴィリャンシーコ。 10. Esta Noche Caballeros – B. Lauret 宴席を思わせる陽気な民謡系クリスマス曲。 11. No Hay Tal Andar – L. Diéguez アンダルシアの民謡を基にしたリズミカルな曲。 12. Villancico Popular Andaluz – J. M. Alcacer アンダルシア地方の民衆歌を合唱用に編曲したもの。 このアルバムは、コバドンガ修道院の宗教的・文化的使命の発信、アストゥリアス州を代表する少年聖歌隊の芸術的成果の提示、スペイン各地のクリスマス伝統(ヴィリャンシーコ)の紹介と保存、典礼曲と民謡を通じて、クリスマスの精神と喜びを表現することを意図して制作されたようだ。(by Copilot 2026.05.16 SAT up) 最初に鐘の音が入っているため、プログラムは1曲ずつズレている。こじんじまりした団体(少人数編制)のように聴こえる。そしてソプラノが女声っぽくもある。ソリスト君たちが何気に頑張っているのがいじらしく愛らしい。スペイン各地の民衆歌等、初めて聴く曲も多かった。 (by Hetsuji 2026.05.16 SAT up) |
| CD |
![]() 録音時期:1990年〜1994年頃(高確度) (I Collection) |
Escolanía de Covadonga コバドンガ少年聖歌隊 Polifonía del Canto Popular Asturiano アストゥリアス民衆歌謡のポリフォニー Principado de Asturiasアストゥリアス州(アストゥリアス公国) 1. La Virgen de Covadonga — J. Jordán コバドンガの聖母を讃える代表的なアストゥリアス宗教歌。荘厳でありながら民謡的旋律を持つ。 2. No le daba el Sol — L. Diéguez ディエゲスによるオリジナル編曲。哀愁を帯びたアストゥリアス地方の恋歌をポリフォニー化。 3. Canción triste — L. Diéguez 「悲しい歌」という題名通り短調で静かな抒情性を持つ作品。 4. Cabraliega — J. Jordán アストゥリアスの山岳地帯「カブラル」周辺の民謡を素材にした活発な曲。 5. Paloma Revoladora — J. Jordán 「旋回する鳩」という題名の通り軽快で舞曲的なリズムが特徴。 6. A orillas de una fuente — B. Lauret 泉のほとりを舞台にした恋歌。柔らかい旋律線が少年合唱に適している。 7. Esta noche caballeros — B. Lauret 宴席・夜会を思わせる陽気な民謡。合唱の掛け合いが魅力。 8. No te peines — G. Barrón アストゥリアスの有名な恋歌。「髪をとかさないで」という象徴的なフレーズが印象的。 9. Aldeíta mía — P. Bilbao 「私の小さな村」への郷愁を歌う作品。素朴で温かい旋律。 10. Remendé — L. Bedmar アストゥリアスの舞曲系民謡。リズムが強く、合唱の躍動感が際立つ。 11. Pastor en el Monte — R. de la Peña 山岳地帯の羊飼いを描く民謡。自然描写的で静かな美しさを持つ。 このアルバムは、アストゥリアス民衆歌謡をポリフォニーとして芸術的に提示すること、コバドンガ少年聖歌隊を地域文化の象徴として位置づけること、民謡を少年合唱のために再構築し、教育的・芸術的成果として示すこと、アストゥリアスの宗教・自然・生活・感情を音楽で描く“地域文化の総合表現”を行うことを意図して作成されたようだ。(by Copilot 2026.05.16 SAT up) 私にとってスペインは、陰影が強いイメージがあるが、抒情性が高く、また感情表現も豊かなような気がする。ライナーノーツに少年のUP写真があったりするので、ソリストくんかなとも思うけれど、その記載はない。個人にとっては人生のせっかくの記念のCDなのにもったいない気がする。ソプラノくんもアルトくんも魅力的。初めて聴くメロディとともに、曲のタイトルも想像力を掻き立てられる。多用されているソロも、聖歌隊の合唱の音色も、選曲に似合っていると思った。(by Hetsuji 2026.05.16 SAT up) |