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Art of the treble〜sounds’Library (JAPAN)

川綱治加来Chikara Kawatsuna





CD    71年、世界が泣いた歌 母に捧げる歌 〜mother of mine〜 川網治加来 (NQCL-1006)

1:Vocal 川網治加来
2:Vocal & Chorus 成城学園初等学校合唱部
3:Without Vocal

 この川網治加来さんは、東宝ミュージカル「エリザベート」で少年ルドルフを演じたと書いてあったので、エリザベートに通い詰めた某友人は生歌声をたくさん聴いたんだろうな、と思いながら聴きました。
 川網さんは、合唱団員ではなくて役者さんの歌、ですね。立派に演歌していました。と感じました。舞台で映えそうな切ない声の表現力もGOOD!
 71年に世界が泣いたほうのオリジナルは、少年の歌が100万枚以上の売り上げを記録するのは、1920年代の"Ernest Lough"の"Oh for the wings of a dove"以来、の大ヒット。というしろもの、です。
 オリジナルのニールくんも、唸っていて演歌っぽかったので、この曲はそういう素材なんでしょう。サラッとした出来上がりにはならない曲なんでしょうね。

 このCDでは、川網さんのソロとともに、成城学園初等学校合唱部の合唱による曲も収録されています。・・・こちらも、非常に魅力的。小学校の合唱部というと、子どもっぽくシャープなソプラノ(金管系)に傾いた音質を想像しがちでしたが、ここの合唱部は、上品に音が落ち着いていて、渋い。上手ですねぇ。この音、好きです。希望は、心持ち ちょこっとだけ、トーンが明るかったらなぁ。成城学園初等学校合唱部で「学校坂道」を聴いてみたい。何を歌っても、魅力的な曲になりそうなタイプの合唱を聴かせる合唱部だと感じました。期待、大、です。(by Hetsuji) 2010/06/06 up

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