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Art of the treble〜sounds’Library (JAPAN)

アシュレー・ホワイトASHLEY WHITE





LP    On Wings of Song (Kiwi/TRL 021)
ASHLEY WHITE, Conductor:Dorothy Buchanan, P.1982

SIDE 1
1.Juchheidi, Juchheido(German folk song)        2.Beautiful Isle of Somewhere(Fearis)        3.Rose of Tralee(Glover)       
4.Silent Worship(Handel)       
5.O for the wings of a dove(Mendelssohn)        
6.Lullaby(Brahms)        
7.Believe me if all those endearing young charms(Moore)

SIDE 2
1.23rd Psalm, Crimond(Grant)        
2.Peace Song(Buchanan)        
3.On wings of song(Mendelssohn)        
4.Panis Angelicus(Franck)        
5.A brown bird singing(Wood)       
6.Ave Maria(Schubert)

アシュレー・ホワイトはニュージーランドのクライストチャーチで学び、「アマールと夜の訪問者」「小さな煙突掃除」等のオペラに出演、20以上のコンテストの勝者でもあったりと、活躍の軌跡を残している。彼はイギリスのトレブルと言っても通用する、ストレートで綺麗な声をしている。見かけ幼いけど、声も可愛らしくやさしい。最初の"Juchheidi, Juchheido"は、ハイジがアルプスの山からスキップして来そうな歌で、いきなり違和感。鳴り物入りの能書きは大げさなんじゃないの?と思ってしまうが、2曲目以降のノン・ヴィブラートの音色の柔らかさにホッとする。レコードだから、聞けるのかも。トレブルの定番+アルファの構成だが、この"アルファ"の曲がとてもいい。メンデスルゾーンやフランクなどはさんざん聞いているので、まあソツなく歌っているという印象。"Believe me if all those endearing young charms"(スコットランドのつりがね草)が収録されているのがうれしい。"Rose of Tralee"・"A brown bird singing"は、THE BETTER LAND を彷彿とするような曲。こういう曲を少年声で歌ってくれるのって、たまらなく好き。"Peace Song"は指揮者Dorothy Buchananの作品で、可愛らしさから一転、中音域で憂いをもって歌われる。伴奏が全編通じてバラエティに富んでおり、オルガン・ピアノの他、フルート・バイオリン・クラリネットや効果的音を用い、手を掛け凝って創られている。 (by Nao) 2003/05/18 up 
     
     
     
     
     

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