シスタープリンセス2・リアルタイムレポート
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11 「ハイレグ」 マイシス白雪〜非血縁エンド


俺が今抱いている感情を、より的確に伝えるためには、
まず、白雪という妹について語らなければならなりません。

……と思っていたら、タイムリーに『みるひーゆ』さんが、
シスプリ日記内にて言及されておりました。
うむむ、まさしく白雪のステキポインツが網羅されております。


どのように良いのかを一言で表すなら、「じわり」とでも言うのが適切でしょうか。
白雪というキャラは、突飛なようでいてその実、全妹内で最も奥深い内面を持っているのです。


純粋で無邪気な愛情。140cmという身長。
にも関わらず、抱く妄想はおろか、行動そのものですら、
かなり具体的な域にまで達しているという矛盾。
「大好きなにいさまといつまでもいっしょにいたい」という、幼く純粋な願望と、
「身も心もささげてしまいたい」という、咲耶に劣らぬほどの具体性を持った欲求とが、
全く相殺されることなく同時に白雪の内面には存在しているのです。


ああ、言葉だけではうまく説明できそうもない。

本当は、一目見るだけで分かるはずなんだ。
一度目の当たりにしただけでその姿が網膜に焼きついてしまった、
チャイナ服白雪を見れば、その全てが伝わると思うのです。
とても可愛いというだけじゃない。
しかし、非常にえちぃである、というだけで済ませられるものでもない。

あと、白雪が料理を食べてもらう際に「……どうですの?」と尋ねてくるときの立ち絵。
俺はこれを見て、ちょっと表情が硬すぎるんじゃないかなーと、
その他の立ち絵の豊かな表情と見比べて、ついつい思っていたりしました。
つまり。
この時点で俺はまだ、白雪の奥深さに対する理解が足りていなかったことになります。
四年に渡る萌えを経て、まだ足りぬというのか――!

中盤〜ラストの旅行に至るまでの、一連のお買い物イベント。
ここから紡がれる白雪の物語は、本当に幸せで、それでいて切ない。

――深い。
なんて深いんだ、白雪という妹は。
離れ離れになったころの思い出や、クライマックスの旅行では、
そのあたりの白雪の気持ちがこれでもかというほど切に伝わってきて、
とても心を打たれました。


――加えて。


・兄を先にお風呂に入れておいて、
 後から一緒の湯船に入りに来る。

  (当然水着など着けず。タオルすらない――!


・旅行初日の夜、そろそろ寝ようかという兄の寝床へ、
 「今日はこのまま……二人っきりで寝るんですのよね★」
 と迫る。
(おそろいのパジャマとパンツであることを強調しつつ!)


・あまつさえ、凄く大人びた表情でしなだれかかってくる。
 「にいさま……お願い」

   (↑声だけで欲情してしまいそうなほどに艶っぽい声で


 <その際の選択肢>

  「ぐっと我慢する」 「雰囲気にまかせる」 


ああ、マジだ。
新婚という言葉に、ただ夢のように憧れているだけじゃなかった。
より具体的な思考と行動に基づいた発言だったのだ。
「新婚さんみたい」なんて、生易しい言葉で片付けられる行為じゃない――!

新婚夫婦が行うことを――
すべて。
そっくり。
そのまま実行しているではないか!


もっと早く気がつくべきだったのだ。
新婚さん、という言葉に憧れるだけの女の子が、ペアのパジャマを着たがる、というのはわかる。
ペアのまくらを欲しがる、というのもわかる。
ペアの箸を使いたがる、というのも、まあわかる。
――しかし。

ペアのパンツを穿きたがるというのは、
もはや普通の憧れと呼べる範囲を大きく逸脱しているということに。
 ここでいう「パンツ」とは、いわゆるボトムズ全般を指した言葉ではなく、
     正真正銘下着としてのパンツです





ああ。あああ。

うああああああああああああ。












     白雪
     「今度は照れないで……。
      姫からするんですの……」











――ブッ。(←YU-SHOW氏の中で、決定的な「何か」が切れました)




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