新大阪の駅の柱にこんなポスターが。西日本さん、泣かせますねえ。こだま639号が現存する数少ない0系こだまのうちの1編成。

 特徴的なお顔をいろいろな角度で。性能とか小難しいことは抜きにして、昭和の頃の工業デザインは人間の感性にフィットするような気がします。もちろん懐古趣味もあろうかとは思いますが、例えば未開の地の人に0系とN700系の写真を見せてどちらが良いかを訊ねれば、間違いなく前者だと答えるでしょう。

 新大阪駅では撮影者が多く、警備員も出ていました。人が多いし防護柵もあるので写真を撮るのにあまり良い環境ではありませんでしたが、幸いのぞみの通過待ちで停車する時間が他駅で結構あるので、写真を撮るのに苦労しませんでした。

 2列シートなので非常に広々です。きれいにメンテナンスされていますが、ところどころ今では見られないアナログな箇所が残っています。
 写真を撮る人はいても実際に乗る人はさほどおらず、一応指定席にしたのですが自由席でも普通に座れました。

 トイレの写真を撮るときは周りに人がいないか、非常に気を遣います(笑)。何となく記録として撮っておきたくなるんですよね。さり気なく往時の写真が飾られているところに、JRの0系への愛を感じます。

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