印鑑と印刀
雅印・はんこ・篆刻解説

印刀と篆刻刀について


       長さ15センチ*巾5ミリ
         てん刻刀・印刀
石の素材には彫刻刀やカッターナイフでは彫れません。
必ず印刀(篆刻刀)をご用意ください。”平タガネ”を使っていた時もありますし、
そんなに悪くもありませんでしたが、やはり専門のてん刻刀が必要でしょう。
もしお持ちでしたら、十分先を尖らせて試してみてください。
 お奨めは道刃物工業の「超硬合金篆刻刀」(平型5mm)で、
半年使っても研ぐ必要が無いくらいです。
(メーカーさんによると、ダイヤモンド砥石でしか研げないようですが。)
「鋼」製品とは全く異なる切れ味、耐久性です。

             印刀
刃の部分が真っ直ぐなものや斜めのものがありますが、初めてお使いでしたら、
上図「左」のような平刀が良いでしょう。

              印刀先
こちらは横から見た先端部ですが、左の研ぎ方が一般的のようです。
大きさはお好みですが、少し大きめの方が手の中で安定します。
なお、刃先は紙が簡単に切れるくらいに、紙やすりで研ぎます。


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