篆刻の印材
印鑑・はんこ・篆刻解説

石印材について


 産出する中国原産の石印材は品質がかなり劣化しており、
    通常は>柘植印材になります。

 近年モンゴル産印材が注目されています。
   かなり良質で信頼できる石印材頒布サイト・
     石印材・「篆刻工房 希夷斎」

 ・篆刻にする石印材は主に「青田石(せいでんせき)」、「巴林石(ばりんせき)」を
使用します。 柔らかい石なので、やさしい雰囲気がでます。       
 ・「寿山石(じゅざんせき)」は、バリバリとした線を刻す時にむいています。
 ・「鶏血石(けいけつせき)」は、その字のとおり鮮やかな朱色が大変美しい印材です。

石印材
印材
でも、(他の印材でも同じですが)良質なものは大変高価で手に入りにくく、その材質も
置物にしかならない硬い物が多くてあまりはんこ向きではないようです。(樹脂製の偽物も)
最近では入手困難で、朱色部が少なく”鶏血”ならぬ”貧血”といったところでしょうか。
 とは言うものの店主は”貧血”の大ファンで、目にとまるとつい買ってしまいます。
他の印材は・・・。
・「寿山彩凍石」 寿山石の系列の赤茶色ですが欠けにくく、
            緻密な石質で細工製は良いです。
・「巴林彩凍石」 程よい硬さで欠けにくく切れ味も申し分ありません。
           細工もし易く様々な色と模様があり、
           質の良いものは透明感があり、美しい印材です。
・「芙蓉彩凍石」 黄色っぽい茶色が多いですが、柔らかめでやや物足りません。


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