お手軽度☆☆☆
●ビー玉 ●ルーター ●ダイヤモンド砥石 ●紙やすり
本格的な篆刻は別の機会に譲って、遊び感覚ではんこを作成してみましょう。
昔からの飲み物”ラムネ”などでお馴染みのビーダマですが、最近はペットボトルの
ラムネにも入っています。そのほか金魚鉢に入れたり花瓶に入れたり、
部屋のアクセントとしてカラフルなビーダマもよく見かけます。
クラフト店にもいろいろな大きさや色のビーダマが売っていますので、
これではんこを作成してみましょう。
○ビーダマを紙やすりで削ります。
見本:1

100番の荒めの紙やすりでビーダマの4分の1くらいを削り、700番くらいの
紙やすりではんこの表面を整えます。最初は力を入れてガリガリ削りますが
仕上げはゆっくりと平らにしていきます。(約15分)
○ウサギの模様を描いてみました。
見本:2

ちょっと見にくくてすみません。
かわいいうさぎの顔と”Y/H”のイニシャルを入れてみました。
はんこをおした時左右逆になることにご注意ください。
これは「白文」(線の部分を削る)にするつもりです。
○ダイヤモンド砥石で削ります。
先端部:1.6*5ミリ
工作用ルーター(電気ドリルよりも高速回転します。)にダイヤモンド砥石を付けて
線の部分を削ってみました。工作用ルーターは簡単なものでしたら3000円位、
先端につけるダイヤモンド砥石は1500円くらいです。

削れたら歯ブラシなどできれいにしてから、おしてみましょう。 いかがですか?
便利な道具があるもんで10分くらいで削れてしまいました。
少し線が浅くても十分白い線がでます。
●今度は朱文のはんこです。同じようにビーダマを紙やすりで削り、
お好きな模様をデザインします。
見本:3

まず削った部分の縁の輪郭を丸く描き、その中に今度は”かわいいカエル”と
イニシャルを入れました。 今度は線の部分を残して周りを削っていきます。
○さあはんこを削ってみましょう。
見本:4

荒彫りの状態です。なんとなくカエルの顔とイニシャルが現われてきました。
○仕上げてみましょう。
見本:5

全体の線を細くして不要な部分を削り取りました。
この画像ではよく見えませんが、削る途中でカエルの鼻を加えています。
○おしてみましょう。

ビーダマはんこのできあがり。以外に簡単に削れるものです。
ただ、朱文の場合削る部分が多いので白文よりちょっと時間がかかります。
左は偶然現われた”鼻”を付けたもの。やっぱり邪魔なので削り取ったのが右です。
こちらの方がすっきりしていいですよね?
これも偶然ですが、左目がウィンクしてるように仕上がりました。
ぜひ ”
印鑑ART”でも遊んでってください。