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プロセス紹介ブログ
60年代に建てられた団地をSOHOに!…長岡京竹の台団地リフォームプロジェクトT団地SOHO
※特記なき限り
写真は撮影)岡田大次郎 |
建物エピソード
●きっかけ
建て主Sさんは私の家「高槻のスキップフロアハウス」をご覧になって、吉永建築デザインスタジオにご自宅である団地のリノベーションの設計を依頼されました。
●なぜ吉永建築デザインスタジオに設計を依頼したか?
「吉永さんは暮らしと人との関わりあいとか、自分の考え方に近い人だった。空間を面白おかしくだけど機能的に考えている。建築家にありがちな“どやーっ”て匂いがしない。この人だったら頼めるかなと思ったんです。(Sさん談)」
●Sさんの希望
「僕は僕の仕事の仕方を考えたときに、建築雑誌に紹介されているようなクリエイターの事務所を見ても、それじゃないと思うんですよ。シンプルで使いやすくて、サロン的にみんなが集まって、好き勝手にしゃべってもらえる場にしたいのです。クライアントさんに足を運んでもらえるような場所にしたいというのがあったので、それをリクエストしました。(Sさん談)」
●団地住民の評判
団地内の方々からは“へぇ〜ここまでできるんだねぇ”“同じ団地と思えないねぇ”という感嘆の声をいただきました。
●塗装はセルフビルド
建て主Sさんとわたしでクリア仕上げの木部に蜜蝋ワックスを塗りました。"コスト云々以前に自分で塗ってみたい"というSさんのご希望で施主施工というかたちをとりました。
●工事はロハスが得意な工務店に
ロハスな住宅が得意な工務店に工事をお願いしました。自然系の素材ではいろいろアドバイスをもらえました。大工さん工事ラストの日、帰り際に“また、一緒に仕事しましょう”と声をかけられたのがうれしかったです。
●チャフウォールの威力
Sさんからは"いやほんま、リフォームしてよかったですわー。"とうれしい言葉をいただきました。特に梅雨時期のじめじめ感がなくなったそうです。吸湿性のある塗装(チャフウォール)と木をふんだんに使ったことが効いているのでしょう。
●猫にぴったりコルクタイル
Sさんが猫を買い始めたのは最近のこと。床のコルクタイルはそのために選んだわけではないのですが、適度にクッションがあり、適度につめが引っかかる。それでいてつめ跡が残りにくい…と図らすも猫と暮らすにはぴったりのチョイスとなりました。
●暮らしぶり
「僕の場合、びっくりするぐらい前と生活が変わらないんですよ。なんか良い意味で変わらない。リフォームすると何か変わった、と言いますが、変わることが本当にベストなのかと思います。大事なところは変わらないけど、我慢していたところが我慢しなくてよいリフォームとか、そういう意識をもってリフォームすると良いかもしれないですね。(Sさん談)」
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完成後の様子




撮影)吉永建築デザインスタジオ
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