湖水地方2

The Lake District


バスツアーで最初に行った湖。
この辺りからフェリーに乗って、レイククルーズに出発!

 2回目の湖水地方はアイルランドからの旅だった。朝の5時過ぎに起きて空港に向かい、飛行機に乗ってマンチェスターへ。そこから湖水地方までの直行電車に乗った。
 全部で8泊9日、そのうち4泊はアイルランドという短い旅だったにもかかわらず、2年続けてウインダミアに行くことにした私たち。その目的は、ウインダミア駅近くにあるジョン・カーショーさんのポタリーを訪れることだった。
 また、あのポタリーに行きたい!、と言い出してからのAkikoさんの行動力はすごかった! マンチェスターからウインダミアに直行電車が出ているようだから、アイルランドからヒースローじゃなくてマンチェスターに飛びましょう。カーショーさんに手紙を書いたら、私たちが行くときはちゃんと店をあける予定だって言ってました!、と次から次へと行動を起こした。
 1時ごろにB&Bに着いて、やれやれ、ちょっと一息つくかー、と思った矢先、B&Bのオーナーのおばさんが「あなたたち、バスツアーに参加しない?」と言い出した。1:30からのツアーで、出発まで30分しかない。
 私としては、せっかく来たんだし、できればまだ訪れたことのない景色をながめてみたい。でも、今回の旅のメインはポタリーである。「どうする?」と、Akikoさんに尋ねてみた。「ポタリーにはあとで行けばいいんだから、行きましょうか」。
 ざっとバスツアーに行く準備をして、まだ10分ぐらい時間があったので、とりあえず、カーショーさんのポタリーに足を運んでみると、「2時までお昼に出ています」という張り紙。ポタリーは明朝にしようか、と、ツアーバスに飛び乗った。



 バスツアーの始まりはレイククルーズ。
 いいお天気で、フェリーに乗っての湖周遊は、最高、気持ちよかったー!!








バスツアーの最中にみつけたラブリーなホテル。
FISH HOTELという名前も何だかかわいい。


こんな景色は、車がなくてはお目にかかれない。
バスツアーに参加して、ホント、よかったぁー。

 バスツアーは、レイククルーズで始まった。そして、またバスに乗り、今度は、ナショナルトラストが管理するCasterigg Stone Circleへ。Casterigg Stone Circleは、新石器時代のストーンサークルの1つだといわれている。33個の石が、広い野原に点々と散らばって建っていて、何やら小ぶりのストーンヘンジのようだった。

ナショナルトラストに管理されているCastlerigg Stone Circle。
ストーンヘンジほど大掛かりではないが、ちょっと不思議な光景だ。

 翌日は、駅に荷物を預けたあと、念願のカーショーさんのポタリーへ出かけた。カーショーさんの話を聞きながら、作業場まで見せていただいて、私たちは大満足。きつい日程だったけど、再び訪れて本当によかった。
 カーショーさんの作品は、アンブルサイドのお店にも置いてあるという。どうやら、昨年、私が1枚のエッチングを買ったお店らしい。できれば、また、あのお店に行きたいなー、と思っていた私たちは、カーショーさんの勧めもあり、ロンドン行きの電車に乗るまでの数時間を利用して、再びアンブルサイドを訪れることにした。一度気に入ると、新しい場所を開拓したいと思いつつも、どうしてもリピーターになってしまう私たちであった。
 湖水地方には、かの詩人、ワーズワースが住んでいた家があるという。まだまだ訪れてみたい場所もたくさんある。この次の機会にはぜひ・・と思ってはいるのだが、なかなか果たせないでいる。
 

 


1回目の湖水地方

(2001.9.29、2003.2.19最終更新)
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