ダブリンの街中で見かけたふたり。
とっても素敵なので、載せさせてもらいました。
本人がこの写真、みつけたら驚いちゃうだろうな・・。
「退屈で死にそうだ・・」。言ったかどうだか忘れたが、ダブリンに留学した知人が、つまんないから遊びに来てくれーと、ラブコールをくれたのは本当だ。
じゃぁってんで、前の年に一緒に旅したAkikoさんと、アイルランドに行くことになったのだけれど、この旅行は、ちとハードだった。
17:20ごろまで会社で仕事をして、21:55発のエールフランスでまずパリへ。パリには30分早く着いたのに、3時間以上も乗り継ぎで待たされたあげくに出発が遅れ、ヒースロー到着が遅れたせいでダブリン行きのチェックインに間に合わず、まだそこに飛行機はいるというのに乗せてもらえず、荷物だけがアイルランドに行ってしまった。
夏の盛りだったので、飛行機はフル状態。結局、2時間以上もヒースローで足止めをくらったあと、ようやく2機あとのダブリン行きに乗せてもらった。荷物がどんなことになっているのか、とても心配だったのだが、運のいいことに、私の隣りに座ったのは飛行機会社のスタッフのラリーだった。ダブリンに着いてから、荷物はこっちだよ、と教えてくれ、市内に出るにはいちばんバスが安いから、と一緒にバスに乗り込んだ。乗り継ぎに失敗したロスタイムが、これでかなり埋め合わされてなーって感じだったけど、なんだか友とふたり、彼につきあって、空港でギネスを2杯、市内でもジントニックを飲む羽目になり、元の木阿弥って感じでもあり・・。でも、何はともあれ、無事、市内まで連れてきていただいて、ラリーさん、ありがとー、と言わねばなるまい。
1日目
東京→ヒースロー→ダブリン
この日は、MakikoさんにIrish Italian Restaurant(こりゃなんじゃ?)に連れて行ってもらい、夕食。店を出たときには夜の9時半を回っていたが、夏なので、まだけっこう明るかった。
さまざまなハプニングに見舞われたこともあり、シャワーも浴びずにバタンキュー。ベッドに入った途端、翌朝の8時半まで爆睡モード!
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ダブリン市内には、上段左や中段左のような、わけがわからない(?)けど、アートっぽい彫刻がたくさんあった。上段右は「ユリシーズ」で有名なジェイムス・ジョイスの像。
街には、下段左のような、かわいらしいパフォーマーたちも見受けられた。
留学していた友いわく、「ダブリンってさぁ、どっか行くにも、歩くかタクシーに乗るしかないのよ。いっつも、タクシーに乗るわけにも行かないから、歩くことになるのよ。もう、毎日、歩いてばっかよ」。 で、私の素朴な質問。「でもさ、電車とかバスとかあるんじゃないの?」。「あるにはあるけど、バスはさぁ、長距離ばっかなのよ。だから市内は歩くしかないわけ」。
というわけで、ダブリンでは、ひたすら歩いた記憶がある。
2日目
ダブリン→ゴールウェイ
ゆっくりくつろぎたい、という友の希望もあって、アイルランドでは、ちょっと高めの(?)ホテルに泊まった。2日目の朝は、初めてのIrish
Breakfastをオーダーしたが、欲張りすぎたせいか食べ切れず、昼食も食べられないほどだった。でも、ほら、とってもおいしそうでしょ?
この日はまず、ホテルを出て公園をちょっと歩いてから、トリニティカレッジに行き、図書館を見学。由緒ある古い図書館だけあって、ノスタルジーをそそるような、心地よい昔の本のにおいがした。ショップ好きの私は、ここでも、ライブラリーショップにはまってしまい、いくつかアクセサリーを購入した。ケルトのアクセサリーって、なんだかとってもおしゃれなんですよー。
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トリニティー・カレッジは、1592年に設立された。現存する最も古い建物はOld Libraryで、1712から1732の間に、Thomas Burghのデザインに基づいてつくられたという。
トリニティ・カレッジから帰ったあと、ホテルの近くにあった公園をブラブラ。1:50ごろ、のんびりしたいというAkikoさんを残して、バスでゴールウエイに向かった。3時間半ぐらいの道のり。翌日、アラン島に行くのが目的だった。ゴールウエイ行きのバスはかなり混んでいて、増発されたのか、予定よりも10分早く、1:50ごろ出発した。
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左:ゴールウエイ名物のCladdagh Ringのレリーフ。Claddagh Ringは、平和と友情のシンボルであるという;中央:キースという名前のパブ。2Fから1Fが見渡せるシャレた造りになっている。私はここで、アイリッシュコーヒーとジンライムを飲んだ: 右:日が沈んだあとのゴールウエイ。たくさんの白鳥がいる。
(2001.10.29作成、2003.7.9更新)