第2回 : 日本の大学図書館リンク集(1999年10月17日)

私が普段からよくお世話になっているホームページの一つに国内の大学図書館のリンク集があります。個別の大学がそれぞれ知恵を絞り、個性ゆたかなものになっていて、見ていて楽しくなることもあります。ほんの何年か前は、Telnetで蔵書検索を用意していた図書館も多かったのですが、少しずつWWWで検索できるように改良される傾向があるように思われます。WWWのほうが、やはり使い勝手はよく、ありがたいですね。
これらのホームページを毎回検索エンジンで探すでのは、たまりません。こうした時に、一つのまとまりで集められたホームページのリンク集は便利です。今回は二つご紹介しましょう。

(1) 日本国内の大学図書館関係WWWサーバ
http://www.libra.titech.ac.jp/libraries_Japan.html

これ、この分野の老舗なんです。ですから私は常日頃、愛用させていただいています。新規に登録した図書館が冒頭の部分にドドーンと出ているのもいいです。私の使い方のクセから言うと、そのあと地域をクリックして、個別の大学図書館を探し、さらにクリックすることが多いです。でも、冒頭部分に、図書館名の五十音順からも探せる仕組みがありますから、そちらから入ってもいいですね。
ところで、キミは仕事柄、このリンク集があればいいだろうけれど、もう少し国会図書館だとか、公共図書館といった幅広い日本の図書館を取り上げたリンク集はないのか? と思っているあなた。そう、あるんです。それが・・・

(2) 日本の図書館
http://www.tulips.tsukuba.ac.jp/other/japan.html

国会図書館、学術情報センター、国立公文書館、国文学研究資料館などをはじめとして、なんと音楽図書館協議会もリストに載っているではありませんか。
「日本の図書館」というタイトルをもつリンク集ですが、この正体は、実は筑波大学図書館が運営する筑波大学電子図書館の中にあるリンク集、「世界の図書館」の一部なのです。
ですから、日本の図書館のリンクが終わると世界各国の国名がズラリと並んでいます。

ちなみに、「アメリカ」をクリックしてみましょう。
http://www.tulips.tsukuba.ac.jp/other/america.html

どうですか? 議会図書館(LC)から始まって、ズラリと図書館名がならんでいるではないですか!
これも使わない手はありません。

個別図書館のホームページを見ていくと、蔵書検索だけでなく、利用案内、開閉館カレンダー、ニュース、リンク集などなどたくさんの項目が用意されていることが多く、見逃せません。
また蔵書検索をすると、貸出中かどうかまでわかる館もあります。たいへんありがたい情報です。貸出中とわかっていて、わざわざ出かける人はいませんからね。
でも、こうした情報を提供するには、日々、きちんとホームページを更新しているに違いないと思うのです。


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