インターネット「超」活用法 / 野口悠紀雄
講談社, 1999, B6, 237p.



外見
http://www.noguchi.co.jp/
この図書の表紙に、タイトルや著者名とならんで記されているURLです。書店でこの図書を見たときは、正直なところ、ここ につなげば本書の第2部・インターネットの情報源がすぐにバッチリわかるだろうから、目次を見て中を少し拾い読みすればそれでいいやと思ったものです。
しかし、そう甘くはありませんでした。巻末の袋とじ付録がミソで・・・

内容
二部構成で、第1部が「ネットワークが作る新しい社会」、第2部が「インターネット情報源」です。
第1部では、情報は世界中からいくらでも集まることを、ニュース、知的生産に必要とされる情報、趣味の情報などから示しています。/さらに、情報を探すときに「検索エンジン」だけでは限界があり「ガイド」が必要となることを記し、本書第2部の「インターネット情報源」の存在が明らかになります。/また情報発信の重要性も説かれています。
第2部は、役立ちサイト集。ただしURLは書かれていません。ホームページ「野口悠紀雄Online」に接続しなさいというわけです。巻末に"野口悠紀雄Online[インターネット情報源]完全版アクセス・ナンバー"という袋とじ付録があり、ミシン目にそって切らないと「あなたのアクセス・ナンバー」がわからないのです。私だって癪に障りましたから上からも下からも、袋とじの中身を覗きましたが(エヘヘ・・・)、無駄な抵抗でした。

メモ
◆情報に国境はなくなったことが、再確認できました。ふだんやっていることなのですが、私の使い方は、そのごく一部。文章で書かれてみると「そうだったなあ〜」と改めて実感します。
◆インターネット情報源の大切さは実感できます。この小関のホームページには、リンク集がありません。いずれトライしようと思っていましたから「野口悠紀雄Online[インターネット情報源]完全版」は参考になります。趣味や生活情報、図書館、辞書など有益なものが含まれていますから[もう一つ、Ariadneという人文系のリンク集が参考になりそうです]。
読みやすい本でした。
◎――読了:1999年7月7日(水)――【1999年7月10日記】



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