第208回: Mixi(ミクシィ)に登録して (2006年10月25日)

さいきん話題のSNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)。その中でも有名なものでMixi(ミクシィ)というのがあります。完全招待制の会員によるネットワークで自分にあったコミュニティをみつけたり、自分の日記を発信したり、けっこういろいろな機能が備わっています。

で、この10月の半ばを過ぎた頃、私をミクシィに招待してくれる方が現れ、めでたく登録を果たしました。拙HPがあるではないかと仰る方もしらっしゃるかもしれませんが、日常生活を送るなかでちょっと気になることがら、たとえば旬のネタならば、日本シリーズの感想など、たしかにここに書いてもいいのですけれど、こうしたちょっとしたことがらはSNSを活用し、もう少し自分なりに時間を使って準備してから発信するものはこのHPを活用していくといった使い分けも可能になるわけです。

こう書くと、なにかSNSを自分のHPよりも一段低く見て書いているように思われるかもしれませんが、決してそういうわけではないのです。

登録して早々にこんなことがありました。まず、登録する際には自分で自分のニックネームを設定する仕組みがあります。私も4文字の、あるニックネームをつけました。すると紹介してくれた方も「いいですね」と言って下さり、また友人として登録したある人からは、自分もそれが好きだとメールをいただきました。手始めはそんなところからスタートしましたが、私が日記の中で贔屓のチーム名を書いたところ、ある友人から「私もですよ」。友人といっても、子どもの頃からの友人と違って、大人になって機会を得て、同じ会に出席するようになった場合などは細かい趣味などまで知らないこともあるものです。そんなこんなが、こういう場では、あっという間に距離が縮まるのですね。驚きました。そして、こういうことが続いている限りSNSはいいものだと思えてくるのです。

さらに、少しずつ参加するコミュニティを増やしてきたのですが、関心があるテーマの最新情報がパソコンの前にいながらにして分かるというのも、いいですね(ただし完全というわけではないですけれど)。たとえば美術館、博物館、そして展覧会に関するコミュニティがあるのですが、ひんぱんに情報が更新されて、自分が行ってみたいと思っている展覧会の混み具合や感想などを知ることができました。いつもの私は、休日にゆっくり朝寝坊をしてブランチをとってからゆっくり腰を上げて出かけることが多いのですが、そんなことをしていては、会場に着いてから入館するまでに行列待ちしたりするかもしれない展覧会があるのです。井戸端会議のような気軽さで、ちょっと知りたいことがらがわかることがある、そんな居場所をみつけて喜んでいる今日この頃です。


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