第207回: 身辺雑記(2006.10.02)

朝夕、めっきり涼しくなってきました。風邪などひかぬようにしなければ、と自戒しはじめた昨今です。今回は久しぶりに身辺雑記を書いておきましょう。

■祝・金井喜久子生誕100年■
先日、Eメールで次のコンサートのご案内をいただきました。作曲者の名前で検索していたら拙HPにいきあたったそうです。興味ぶかそうなコンサートなので皆さんにもお知らせしておきましょう。

催事名: すばらしき沖縄コンサート 「ワシマトゥユマリル ウチユニガラ」
      〜金井喜久子・矢野克子、音・詞の世界〜
日時: 2006年10月8日(日) 午後5時00分開演(午後4時30分開場)
会場: 自由学園・明日館講堂(東京都豊島区西池袋)
アクセス:
http://www.linkclub.or.jp/~hiro335/a_map/tokyo_23.html 
      より「周辺地図」を参照。
出演: 高良仁美/佐渡山豊/田中眞紀子
入場料: 3500円【前売り 3000円】
問合せ:電話 03-5974-1333(琉球センター・どぅたっち 担当:島袋陽子さん)


今年は、作曲家金井喜久子の生誕100年に当たります。宮古島に生まれた金井の記念の年にちなんで、図書の出版やCDのリリースなどが行なわれました。記念のコンサートも然りで、今回ご紹介するコンサートのほかにも検索エンジンで探してみると、いくつか見出すことができました。名古屋で一つ終了し、11月には宮古島であるようです。東京ではどうなのだろうかと思っていた矢先のご案内でしたので、きっと伺うことになるでしょう。
ところで、金井喜久子の生年が1906年ではなく1911年になっている図書やサイトがいくつかあります。正確な事情は知らないのですが、おそらく比較的さいきん正しい生年が確認されて流布され始めたのだろうと想像しています。ちなみに没年は1986年。

このコンサートには、金井の全ピアノ作品を今年リリースした高良仁美さん、沖縄のシンガーソングライターの佐渡山豊さん、ジャズピアニストの田中眞紀子さんが出演されますが、プログラムの詳細は残念ながらわかりません。私は、ほとんどの場合プログラムを知って出かける方なのですが、今回ばかりは金井喜久子作品が聴ける場ということで了解し、足を運ぶつもりです。コンサート名のサブタイトルに名前が挙がっている矢野克子は、生誕101年を迎える詩人だそうで金井とのコラボレーションで世に送られた作品が聴けることでしょう。きっと、沖縄の雰囲気を満喫できる場になるのでしょうね。

聴きに行けたら、詳しいプログラムを記録しておく意味からも感想をアップしたいと思っています。興味がある方は、問合せしてみてはいかがでしょうか。

■リンク集から外したサイトたち■
話題はガラリと変わって拙HPのリンク集のことになります。

従来は少しずつですが、増やす方向にありました。それが、ここのところ、いくつか閉鎖されたりして、今回3つのサイトを外させていただくことにしました。それが何か、あとでわからなくならないように記録しておくことにします。

「新・I教授の家」・・・2年ほどの休眠期間を経て、今年の8月に復活したばかりの礒山雅先生のサイトでしたが、1ヵ月ほど続けられて、改めてひとまずの閉鎖を宣言されました。そして、すでにサーバからも削除されていますので、私のリンク集からも外させていただきます。また、再開する可能性もあるかもしれませんが、その日を焦らず気長にお待ちしようと思います。

「Ottohorn」・・・ホルン奏者藤田乙比古さんのサイトでした。ことに、忙しい仕事の合間をぬって更新されるブログは内容がぎっしり詰まって、しかも頻繁にアップされていました。私にとっては、もっとも愛読していたサイトのひとつでした。コンテンツもブログのみならず、参考になるものが多く、そちらもときどき拝読していました。現在は、従来のサーバにあったサイトは閉鎖され、別のサーバでブログのみ展開されています。なのですが、すぐにリンクを張らせていただくことはせずに、しばらく様子見をさせていただきます。

「作曲家(?)宮澤一人のホームページ」・・・ご自身のサイトをアップしていたサーバになんらかの原因があるのかもしれないのですが、約1年ほど休眠状態です。多忙でそのままになっているのかもしれませんが、このサイトでしか読めない辛口の文章は懐かしいです。このサイトも焦らずに待つことにしましょう。

HPの維持管理というのも、容易なことではありませんね。私は健康に留意しながら、細く長く続けたいと念じています。
【2006年10月2日】


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