第188回 : ロボモップ(2004年10月20日)

私自身のことですが、年齢を加えるにしたがって楽をしたがる性向が強くなってきたようです。自然なことのように思いながらも、いいことなのかどうか。

さて、さぼると家の中が汚くなるし、こまめにやるのは面倒くさいし・・・。まあ、ちょっとぐらいホコリが溜まった中で暮らしていても、そう簡単に身体を壊しはしないだろうと自分に言い聞かせながら一日延ばしにするのが掃除(← あくまでも私の場合ですけど)。ただ、そうは言ってもフローリングは細かいゴミが目につきやすく(畳やカーペットだって目立たないだけでしょうけれど)、ときどきそうしたゴミが目に入って気になるのも事実です。

しばらく前のこと、テレビでショッピング専門の局を見ていたら登場したのが「ロボモップ」なる代物。掃除機などのように、自分で掃除器具をもって部屋のあちこちのゴミを取る(吸わせる)必要はなく、単にスイッチを入れてフローリングの上に置いてやれば、人間の意思に関係なく簡単な掃除をかわってやってくれるスグレモノなのです。ただ、意外と疑い深い私は、さらにインターネットでこの商品について探し、運良く池袋で販売している店があることを突き止めて、実物を見ました。「そうか」と納得したところで購入しました。

姿かたちをお見せしましょう。


ついでに(というと怒られるかもしれませんが)、ロボモップについて紹介されたサイトは

http://www.robomop.jp/

をご覧ください。ノルウェーで開発された商品で、どこでも手に入るというわけではないようです。上記サイトには、取り扱いショップの一覧もついています。

どうやって使うかですが、まんなかに球体がありますね、これに充電するのです。次いで、それについているスイッチを押すとブルブルと振動し始めますから、本体のまんなかに置いて手を離します。すると自動的にフローリングの上を掃除し始め、室内の障害物にぶつかると向きを変えるという寸法です。フローリングのほかにタイルやリノリウムは大丈夫、でも畳は滑ってしまうだけでゴミを取ってくれません。濡れたところや、部屋の四隅なども(丸い形をしてるのですから当然ですけれど)ダメです。ダストシートが汚れたら、新しいものに替えます。

軽くて音が静かですから、使う時間を選ばないのもいいところです。ただ、人間の意志に関係なく動くために、ここは掃除をしたか、あそこはまだか、とついついロボモップの動きをじっと目で追ってしまうのですね。何のために、スイッチを押すだけで自分の手を離して掃除をさせているのかわからなくなり、われながら呆れてしまうこともありますね。でも、私はこのロボモップに合格点を与えて愛用し始めました。いっそう怠け者になるでしょうか(笑)?


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