第168回 ： 身辺雑記〜引越し（2003年5月1日）

5月を迎えました。若葉が色鮮やかで気持ちのよい季節となりました。拙ＨＰの更新を3日ほどお休みさせていただくつもりが、なんと5日もあいだが開いてしまいました。来てくださった皆さん、失礼しました。

実は、4月28日（月）に引越しました。引越しは実に31年ぶりになります。30年もの歳月が重なると、いやでも荷物は増大し、棚や箪笥など、本来の収納スペース以外の場所に多くの雑物がありました。そうしたスペースのなかに、自分にとって貴重なものが数多く混じっている空間で、私は長年暮らしてきたことになります（「引越し」を意識したのは40歳台のときでしたが、なかなか簡単に実現できずにきました）。

ちょうど満50歳を迎えた次の日でしたか、「いいかも」と思える物件の分譲が始まり、販売センターに足を運びました。で数日後、売買契約を交わし、もろもろの手続きや備品の数々を手配するといった、これまでの私には不得手なことがらをこなし、いまこうしてパソコンの前に座っているというわけです。まさしく齢50にしての決断でした。

今年の拙ＨＰは、こうした引越し準備の影響をもろに受けましたから、自分で更新していてもなにかパンチが足りないといおうか、『音楽之友』の記事の要約にばかり頼った進捗情況でした（しかも、数ページの記事であっても複数の回数に分けて更新することが増えました）。今年の後半は、これまでの情況を改善して、ある程度ＨＰの更新内容をもう少し多彩なものにして、戦時中の音楽雑誌の記事一覧を１種類増やしたり、他のコンテンツの登場回数を増やせるようにしたいと考えています。

などと書きながら、いまの私の部屋をぐるりと見渡すと、本棚やラックにモノが置かれ（途中までですが）、反対側には段ボール箱の山がまだ残っています。大切なＰＣは先につないだのですが、オーディオはまだ、といった具合です。引越し荷物の大半は、業者の方が収納までやってくださったのですが、どうしても最後は顧客側が判断してやらなくてはいけない部分が残ってしまったのですね。少しずつ段ボール箱を減らしていかなくては。

まあ、少しずつペースを取り戻していくつもりですから、気長にお付き合いくださいね。
では、今回はこの辺で。


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